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1-2; Rhabdomonas incurva, 3; Rhabdomonas sp.,
門/綱:運動性単細胞の藻類。葉緑体をもたず浸透性または摂食性の従属栄養を営むものもいる。 鞭毛は細胞前端部の消化道から1〜3本出ていて1本は片羽型(1列の側毛)。
中間期の核内で染色体が凝縮したまま。変形運動(ユーグレナ運動)をする。
緑色種は、道管基部付近に眼点をもつ。また、眼点に近接した鞭毛上に感光点(flagellar swelling, paraflagellar body)がある。 ペリクル(細胞表層の膜状外被)はラセン状に走る多数の帯状部(strips)で構成されており、 各々の接着部分が線条(striae)として観察される。 多くは葉緑体が三重膜からなる。クロロフィルa, b、β-カロチン、diadinoxanthin、 diatoxanthin、heteroxanthinなどのキサントフィルを含む。
縦分裂で増殖し、有性生殖は知られていない。 多くは自由遊泳性で単体だが、パルメラ状の集落をつくるもの(Colacium)もある。Trachelomonas はロリカとよばれる外殻をもつ。大部分は淡水性だが、一部海産のものもいる。
目:鞭毛は1本あるいは2本。無色で眼点がない。 遊泳時は鞭毛全体が動く。静止時はまっすぐに伸びたまま。 ベリクルは強固で変形しない。 貯胞(reservoirs)の道管(canal)は硬い支持膜をもつ。すべて淡水性。属: 遊泳時,前方へ伸びる鞭毛は全体が動く; 細胞体は円筒形, 無色で変形しない, 眼点はない; パラミロン粒と油滴が多い, 淡水性 (Illustrated Guide, 1985).
R. incurva 細胞体はバナナ形で縦方向に稜がある; 鞭毛は細胞体とほぼ同じ長さ; 長さ 15-25 μm, 幅 7-8 μm (Hall, 1923), 長さ 13-15 μm, 幅 5-7 μm (Hollande, 1952); standing water (Kudo, 1966). R. costata 細胞は円筒形で曲がっている, 長さ 25-30 μm, 幅 7-10 μm, 前方へ伸びる鞭毛は長さ 10-20 μm; 貯胞のそばに大きなゴルジ体がある; 尾部に油的がある (Illstrated Guide, 1985).
Species
References