Holopenium 細胞は曲がらない;細胞壁は滑らか
01 02
50 μm 100 μm 150 μm; x 400Contributors of these images
1; C. libellula, 2; C. navicula,
Euclosterium 細胞はやや曲がる;細胞壁は滑らか
01 02 03 0405 06 07 08 細胞はやや曲がる;細胞壁には細点がある
09細胞はやや曲がる;細胞壁には細かな縦筋がある
10 11 12 13細胞は強く曲がる;細胞壁は滑らか
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50 μm 100 μm 150 μm; x 400Contributors of these images
1-3; C. aciculare, 4; C. toxon, 5; C. gracile, 6; C. acutum v. acutum,
7; C. lanceolatum, 8; C. lunula (x 200), 9; C. praelongum,
10; C. kuetzingii (x 200), 11; C. setaceum (x 640), 12; C. turgidum, 13; C. acerosum,
14; C. ehrenbergii, 15; C. moniliferum, 16; C. ralfsii, 17; C. leibleinii,
18; C. acutum v. variabile,
門:葉緑体中にクロロフィル a, bを含み,光合成によりα-1, 4グルカンを主成分とするデンプン をつくり,葉緑体内に蓄える。緑色植物門には,種子植物,シダ植物,コケ植物など陸上にいる いわゆる「植物」の他に,ここで紹介する原生生物として生活するものもいる。
綱:******
目:
科: 単細胞またはゆるく結合した糸状体。 細胞壁は2片以上。細孔あり。外層には種々の模様がある。
属:細胞は細長く湾曲して三日月形となる。細胞の断面は円形。 細胞壁は平滑,もしくは縦の条線が走る。葉緑体には稜があり,これは中軸から放射状に 出るため断面は星形となる。ピレノイドは1列に並ぶか,不規則に散在する。 接合胞子は球状または方形,表面は平滑。
ミカヅキモを単離培養してわかったこと: プラスチックシャーレで培養すると,細胞の末端部でシャーレの底にしっかりと付着するタイプ (C. moniliferum, C. lunula等) と逆に細胞の周囲に粘着物質を分泌し,そのため,底にはその粘着物質を介して弱く付着するタイプ (C. acerosum等)がある。C. acerosumではその粘着物質を分泌しながら底をゆっくりと移動する様子も 観察された。(ただし,C. acerosumは現在のところ,プラスチックシャーレで長期間培養すると途中で弱って しまう)(月井,2001.3.28)
Holopenium 細胞は曲がらない;細胞壁は滑らか C. libellula Focke var. libellula: C. navuculaに似るがより大きい; 長さ170-(216-224)-450 μm, 幅30-(42-48)-52 μm; L/W = 5-8; 葉緑体には8-12の稜がある; 半細胞あたり3-5個のピレノイドがある (日本淡水藻図鑑, 1977).
var. intermedium (Roy et Bisset) G. S. West: var. libellulaより小さい; 長さ75-(123-174) μm, 幅15-(20-32)-36 μm; 半細胞あたり3-4個のピレノイドがある (日本淡水藻図鑑, 1977).C. navicula (Brébisson)Lütkemüller: 細胞は曲がらず,紡錘形ないしボート形; 長さ24-(35-84)-93 μm, 幅8-(11-20)-22 μm; L/W = 3-4; 葉緑体は1個で半細胞あたり1 or 2のピレノイドを含む (日本淡水藻図鑑, 1977). Euclosterium 細胞が曲がる C. abruptum ****** C. aciculare T. West: 長さ390-(430-580)-800 μm, 幅4-(5-7)-8 μm, L/W = 73-135; 細胞は非常に長く, やや曲がる, 両端は尖る; 細胞壁は透明でバンドはない (日本淡水藻図鑑, 1977). C. acerosum (Schrank) Ehrenberg var. acerosum: 長さ250-(396-576)-790 μm, 幅25-(33-84) μm; 細胞は大きくやや曲がる, 両端は尖る; ピレノイドは半細胞あたり7-15個 (日本淡水藻図鑑, 1977). C. attenuatum ****** C. baillyanum ****** C. braunii ****** C. calosporum ****** C. cynthia ****** C. dianae ****** C. ehrenbergii ****** C. gracile ****** C. infractum ****** C. kuetzingii ****** C. laterale ****** C. leibleinii ****** C. lunula (Müller) Nitzsch var. lunula: 長さ250-(430-552)-1000 μm, 幅47-(73-89)-120 μm; 細胞は大きく,曲がらない; 細胞壁は滑らか; たくさんの葉緑体とピレノイドを含む (日本淡水藻図鑑, 1977).
var. biconvexum Schmidle: 長さ(455)-603 μm, 幅(85)-97-126 μm; 細胞はわずかに曲がる (日本淡水藻図鑑, 1977).C. moniliferum (Bory) Ehrenberg var. moniliferum: 長さ170-(235-384)-450 μm, 幅28-(36-60)-72 μm; L/W = 6-8; 細胞はやや曲がる程度; 両端は緩やかな円弧を描く; 細胞壁は透明で滑らか; 葉緑体は約4つのラミナを持ち,ピレノイドは一列に並ぶ (日本淡水藻図鑑, 1977). C. nematodes ****** C. praelogum ****** C. ralfsii Brébisson var. ralfsii: 長さ300-(375)-610 μm, 幅 (30)-40-62 μm; L/W = 6-9; 細胞は紡錘形でやや曲がる, 中央部が脹らみ両端が尖る; 細胞壁は褐色味をおび, その表面には10 μm幅に 7-9本程度の稜がある, ピレノイドは6-9が一列に並ぶ (日本淡水藻図鑑, 1977).
var. gracilius (Maskell) Krieger: var. ralfsiiよりも小さく幅も狭い, 長さ140-(240)-242 μm, 幅11-(14)-25 μm; (日本淡水藻図鑑, 1977).C. setaceum ****** C. striolatum ****** C. subulatum ****** C. toxon W. West: 長さ163-(190-350) μm, 幅8-(8.4-13)-20 μm; L/W = 25-33; 細胞はやや曲がり, 両端はゆるやかな円弧を描く (ほとんど角張っている); 細胞壁は透明で滑らか; ピレノイドは5-7個が一列に並ぶ (日本淡水藻図鑑, 1977). C. tumidum ****** C. turgidum ****** C. venus ******
Species (synonyms)
References