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50 μm 100 μm 150 μm; x 400Contributors of these images
1-2; Chaetosphaeridium (?, x 200, x 400),
コレオケーテ属とケートスフェリディウム属はともに明瞭な剛毛をもち、遊走子の微細構造がたがいに よく似ている。しかし、コレオケーテ属はシャジクモ目と同様、細胞質分裂の際に、陸上植物の隔膜形成体 (phragmoplast)やプラスモデスム(原形質連絡)に似たものが現れるが、ケートスフェリディウムでは 不明である。また、両属ともに、シャジクモ目と同様、卵生殖(動かない卵子と鞭毛をもつ精子をつくる生殖) をおこなう点で、造卵器をつくる陸上植物に似ている。ただし、ケートスフェリディウムでは、他と違って 卵は受精のあいだ親の体内にとどまらない。このため、ケートスフェリディウムは他よりは有胚植物から遠縁 の可能性がある。(Graham「陸上植物の起源」1996より)
Subdivisions
コレオカエテ目 Coleochaetales (コレオケーテ目) |
ケートスフェリディウム属 Chaetosphaeridium 4種 |
globosum |
コレオケーテ属 Coleochaete 約15種 |
nitellarum, orbicularis, pulvinata, scutata |
References