西浅井町 |
山門水源の森
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採集日:2008.06.30 | ウオッちず | で位置確認 |
隣にあった(西浅井町),10:36-10:37
1枚目:どうもおかしいと思いつつ,さきほど見た人家の近くまで坂を下ったところ(南下),,。
2枚目:その手前に,このような脇道があった。
鎖で車止めがしてあるが,前方になにやら看板らしいものが見えた。
さきほどの場所よりは見込みがありそうだ。とにかく入ってみた。
山門水源の森・総合案内板(西浅井町),10:37
1枚目:車止めを越えて中に入ると,画面右端にあるように,屋根付きの案内板が見えた。
2,3枚目:「山門水源の森 総合案内板」とある。どうやらここが山門水源の森へ通じる道のようだ。
3枚目:これから向うのは案内図にある山門湿原。
そのためには途中にある尾根を越えなければならないが。
ここに自転車を置いていくのは心もとないので,
前回(2008.6.15)同様,
自転車を抱えて尾根を越えるつもり。
ここからの標高差はおよそ80mで,これも前回とほぼ同じだ(注)。
注:ただし,湿原に到達するには尾根を越えた後,今度は30〜40mほど降りなければならない。
ここと湿原の間を往復すると,累積標高差110〜120mを昇り降りすることになる。
しかも途中の径路は雨で滑りやすくなっていたので,ややきつかった。
山門水源の森,山門湿原へ(西浅井町),10:37
総合案内板を過ぎて緩い坂を上がっていく。
山門水源の森,やまかど・森の楽舎(西浅井町),10:38-10:39
1枚目:ほどなく前方に建物が見えてきた。
ここはさきほどの総合案内図には描かれていない。比較的新しい施設のようだ(2004.3竣工,詳しくは後述)。
2枚目:案内板の奥にあるのは公衆トイレ。
3,4枚目:道の先には四阿が。
そして,右側には「やまかど・森の楽舎」という看板がかかげてある建物があった。
どうやらビジターセンターのような場所らしい。ただし,この時は無人。
山門水源の森,山門湿原へ(西浅井町),10:40
2枚ともピンぼけ。とにかく薄暗いのだ。
1枚目:トイレの脇を通ってさらに奥へ。
2枚目:トイレ近くで沢に架かる小さな橋を渡るが,
この隣に「やまかど・森の楽舎」の脇に広がる小さな池(ないし湿地)がある。
この後,山門湿原から戻った際に,ここで採集を行なった(後述)。
山門水源の森,山門湿原へ(西浅井町),10:42-10:45
橋を渡った後は結構急な山道となる。
自転車を小脇に抱えたのではバランスが悪く,歩きづらいので,
今回は,自転車を仰向けにして左肩で担ぐことにした。
こうすると重心が安定するし,片手が自由になるので,咄嗟の時にも危険を回避できる可能性が高くなる。
画面では滑りやすそうに見えるが,雨で湿ってはいるものの,比較的ザラザラした土質のため,滑る危険はそれほどでもない。
山門水源の森,山門湿原へ(西浅井町),10:46
1枚目:少し昇ったところで左に折れる。
2〜4枚目:左折した近くに育っていたシダ。これは??()。
山門水源の森,山門湿原へ(西浅井町),10:47-10:51
1枚目:今度は右に折れる(国土地理院の地図通り)。
2〜4枚目:傾斜が急なところは階段になっている。
ただし,だいぶ歩かれているためか,段と段の間も斜面で,かつV字状に抉られている。
山門水源の森,山門湿原・アカガシの森分岐が見えてきた(西浅井町),10:52
「森の楽舎」から昇り始めて約12分後。前方に案内板が見えてきた。
あそこが山門湿原・アカガシの森分岐。
山門水源の森,山門湿原・アカガシの森分岐(西浅井町),10:52
分岐に立つ標柱(1枚目),道標&看板?(2枚目)。ここは左へ。
1枚目:標柱には「山門湿原ミツガシワ等生育地保護区 滋賀県」とある。
2枚目:道標は「← 山門湿原 0.7Km,アカガシの森 0.6Km →」となっている。
山門水源の森,山門湿原へ(西浅井町),10:53-11:00
分岐の後は下り坂。結構急な坂でほとんどが階段になっている。
落ち葉が積もり雨で湿っているので,ややすべり易い。
自転車を肩に担ぎつつ,慎重に一歩づつ降りていく。
一見明るそうに写っているが,これはデジカメが自動で明るさを補正しているため。
実際はかなり薄暗い。そのため,以下3枚ともすべてピンぼけ。
山門水源の森,山門湿原へ(西浅井町),11:01
1〜3枚目:パノラマ撮影。
階段を降り切ると,前方で左に折れるが,その柵の先が明るかった。どうやらあの辺から先が湿原らしい。
山門水源の森,山門湿原へ(西浅井町),11:01
小さな沢に架かる小さな橋を渡る。
山門水源の森,この辺からが山門湿原(西浅井町),11:02
1,2枚目:パノラマ撮影。その先で少し右にカーブすると,林沿いの道となり,右手が開けてくる。
山門水源の森,山門湿原(西浅井町),11:02-11:03
1〜3枚目:パノラマ撮影。ここが山門湿原であることを示す看板があった(2枚目)。
2枚目:看板には「次の世代に残したいこの湿原,・・・」とある。
しかし,道は湿原よりやや高い位置にある。湿原は柵越しに遠くから眺めるだけ。
しかも湿原は草茫茫で,果たしてここにミツガシワがあるのかどうかは不明。
先に出てきた案内図には,池塘らしきものも描いてあったが,どこを見渡しても見えるのは草ばかり(樹木も目立つ)。
山門水源の森,山門湿原(西浅井町),11:04
1〜3枚目:パノラマ撮影。
少し進んでも状況はまったく変わらない。
案内図等によれば,道は湿原からやや離れた位置を通るだけで湿原内に入る道はおろか,近付くことすらできないようだ。
地図ではこの辺が一番湿原に接近しているように描いてあるので,ここがこのようでは他も推して知るべし。
ということで,この辺で採集を諦め引き返すことにした。
やれやれ重い自転車を担いできた甲斐なし。
山門水源の森,元へ戻る(西浅井町),11:05
近くに育っていたシダ。これはオシャグジデンダ(Polypodium fauriei)?
Part II: | 山門湿原 → 西口 2008.06.30, 11:10 - 11:32 |