長野市(旧戸隠村)/信濃町
大ダルミ湿原
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採集日:2009.06.07 ウオッちず で位置確認

大ダルミ湿原,さらに踏み跡を少し進む(長野市),12:37
1,2枚目:さらに少し進んでから左右をパノラマ撮影。 この辺の踏み跡は不明瞭だが,後出するように,この先にも踏み跡が続いていた。

大ダルミ湿原(長野市),12:38
上段の3枚目,手前右の池塘で採集(大ダルミ湿原-5)
観察された生物: 渦鞭毛虫の一種, ディフルギア( Difflugia sp.), フロントニア(Frontonia acuminata), Chlorobotrys, 珪藻各種, ボツリオコッカス( Botryococcus sudetica), ヒザオリ(Mougeotia), ミカヅキモ( Closterium idiosporum), ホシガタモ( Staurastrum orbiculareS. simonyi), イボマタモ( Euastrum cuneatum), ハタヒモ(Netrium digitus), タテブエモ(Penium polymorphum), ネジモ(Spirotaenia condensata), Bambusina brebissonii, ワムシ, イタチムシ, クロオコッカス(Chroococcus turgidus),

大ダルミ湿原,踏み跡がはっきりしなくなったので,ここまでとする(長野市),12:38-12:39
1〜4枚目:さらに進むと,上記のように,はっきりした踏み跡が現れた。 しかし,その先はふたたび踏み跡が不明瞭になっていた。前方にも池塘らしき場所があちこちにあるように見える。 が,これ以上,先に進むのは気がひけたのでこの辺で戻ることにした。
戻る前にこの周辺の池塘でも採集しておくことにした。 まずは,手前右の池塘へ。

大ダルミ湿原,湿原の中心部付近の池塘(長野市),12:39
右側の池塘で採集(大ダルミ湿原-6)
観察された生物: ディフルギア( Difflugia oblonga), フロントニア(Frontonia acuminata), ミドリゾウリムシ(P. bursaria), 共生藻を持つチラキディウム(Thylakidium), 共生藻を持つプラチオフリア(Platyophrya similis), Chlorobotrys, 珪藻各種, ボツリオコッカス( Botryococcus sudetica), ヒザオリ(Mougeotia), カメガシラモ( Tetmemorus granulatus), ホシガタモ( S. orbiculareS. simonyiStaurastrum sp.), イボマタモ( Euastrum cuneatum), ハタヒモ(Netrium digitus, 2 types), タテブエモ(Penium polymorphum), ネジモ(Spirotaenia condensata), Bambusina brebissonii, クロオコッカス( Chroococcus turgidus), スティゴネマ(Stigonema), ソコミジンコ, クマムシ,

大ダルミ湿原(長野市),12:40
ちかくにはチングルマGeum pentapetalum)が群生していた。

大ダルミ湿原,左側の池塘(長野市),12:41
今度は左側へ。ここの池塘は不定形。

大ダルミ湿原,そこで採集(長野市),12:41
1枚目:池端に育つのはホタルイの仲間? 2枚目:その近くで採集(大ダルミ湿原-7)。 トロリとした薄緑色の水垢が入った。
観察された生物: 渦鞭毛虫の一種, ディフルギア( Difflugia bacillifera), レンバディオン(Lembadion lucens), Chrysostephanosphaera globlifera, 珪藻各種, ヒザオリ(Mougeotia), ミカヅキモ( Closterium idiosporum), カメガシラモ( Tetmemorus laevis), ツヅミモ( Cosmarium sp.), ホシガタモ( Staurastrum hystrixStaurastrum sp.), フタボシモ(Cylindrocystis), ハタヒモ(Netrium digitus, 2 types), タテブエモ(Penium polymorphum), Bambusina brebissonii, クロオコッカス( Chroococcus turgidus), ミジンコ, クマムシ, センチュウ, ワムシ,

大ダルミ湿原,少し先にある池塘(長野市/信濃町),12:42
1〜3枚目:戻る前に再度,踏み跡の先に広がる池塘をパノラマ撮影。 ここは湿原の中央部付近。

大ダルミ湿原,ここでも採集(長野市/信濃町),12:42
若干欲が出て手前右の池塘でも採集(大ダルミ湿原-8)
観察された生物: ディフルギア( Difflugia bacillifera), ミドリゾウリムシ(Paramecium bursaria), キルトロフォシス(Cyrtolophosis), Chlorobotrys, 珪藻各種, ボツリオコッカス( Botryococcus braunii), ミクロスポラ(Microspora), ヒザオリ2種(Mougeotia), ミカヅキモ( Closterium idiosporum), カメガシラモ( Tetmemorus laevis), ツヅミモ( Cosmarium cucurbita), ホシガタモ( Staurastrum orbiculareS. simonyi), イボマタモ( Euastrum cuneatum), フタボシモ(Cylindrocystis), タテブエモ(Penium polymorphum), クロオコッカス( Chroococcus turgidus), シネココッカス(Synechococcus), イタチムシ, センチュウ, クマムシ, ワムシ,

大ダルミ湿原,戻る前にパノラマ撮影(長野市/信濃町),12:43
1〜3枚目:今度で本当に最後,ということで戻る前に前方(湿原の北側)をパノラマ撮影。 空が曇っているので背景は白色。
2,3枚目:前方に看板のようなものがかすかに見える。 あそこは湿原の北端を通る登山道からの入口?(後で気づいた,目が悪いので撮影時には気づかなかった)

大ダルミ湿原,入口方向(長野市/信濃町),12:43
上と同じ位置で振り返って入口方向を撮影。

大ダルミ湿原,踏み跡を辿って元へ戻る(長野市/信濃町),12:43-12:44
2枚目:ここは草が枯れて泥炭層が顔を出しつつある。

大ダルミ湿原(長野市),12:44
しかし,一部では, 泥炭層が露出した場所でモウセンゴケDrosera rotundifolia)が育っていた。 残念ながらすべてピンぼけ。 このままいけば湿原が回復するのかも知れない。あるいは,これは一時的なものでいずれは裸地化が進むのかも。

大ダルミ湿原分岐まで戻る,前方で左折(長野市),12:46

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