那須塩原市 |
ヨシ沼 |
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採集日:2017.06.03 | ウオッちず | で位置確認 |
ヨシ沼に到着(那須塩原市),13:08-13:09
1枚目:前回ここを訪れたのは11年前(2006.05.05)だ。
さすがに色々と様子が変わっていた。なにより前回はなかった案内板があった(注)。
そして,そこには「ヨシ沼園地」の名前があった。
2枚目:車内から「ヨシ沼園地」の案内板を望遠撮影。
注:ネットには,2015年に撮影した,これとは異なるデザインの案内板があった。
それはかなり古びた様子のものだ。ということは,2015年より前に「ヨシ沼園地」の案内板が設置されたものの,
古くなったので2015年以降に現在のものに変更されたと推察される。これは少なくとも2代目ということだ。
ヨシ沼園地の入口(那須塩原市),13:25
1〜3枚目:パノラマ撮影。
駐車場の左にバリアフリーの木道がある。木道は,入ってすぐ右に折れている。
この頃,前方からはたくさんの
エゾハルゼミ(Terpnosia nigricosta,セミ科 ハルゼミ属)
の鳴き声が聞こえていた。
この後,訪れた大沼公園も同様。今がシーズンのようだ。
2006年05月の様子(2006.05.05,10:39撮影)。
この時はタクシーを利用した。前方に写っているのがそのタクシー。
大沼から戻る途中で立寄った。
ヨシ沼へ(那須塩原市),13:26
入ってすぐ右に折れる。前方に見える階段は北側にある富士山(新湯富士)への登山道?かも知れない。
木道はかなり痛んでいる。そのためかあちこち補修されている。
この辺は木道の板と平行して細長いすべり止めが追加されていた。
もしかすると,木道じたいは11年前と同じものかも。少なくとも造りはまったく同じだ。
通常,木道が更新される場合,多少とも構造に変化があるものだが,それがないところを見ると,
11年前と同じものが補修されて使われ続けている可能性が高い。
階段の先の様子(那須塩原市),13:26
案内図(13:09撮影)だと,ここから左へ進んだ位置に登山口があるように描いてある。
この階段はこの辺の山の手入れをするための作業用の道かも。
ヨシ沼へ(那須塩原市),13:26-13:27
1枚目:この辺の木道にもさきほどの滑り止めが取り付けられていた。
2枚目:大きなシダ。
先週(2017.05.28),大峰山登山道にもたくさん育っていた
オシダ(Dryopteris crassirhizoma,オシダ科 オシダ属)
のようだ。
ヤマドリゼンマイ(Osmundastrum cinnamomea var. fokiensis,ゼンマイ科 ゼンマイ属)
の可能性もあるが,この後,訪れた大沼では,まだこれほど大きくは育っていなかった(後出)。
2017年05月の様子(2017.05.28,11:41撮影)。
ヨシ沼へ(那須塩原市),13:27
1,2枚目:パノラマ撮影。
2枚目:木道の脇では
オシダ(Dryopteris crassirhizoma,オシダ科 オシダ属)
がたくさんあった。
この風景も前回の大峰山登山道と同じだ。
ヨシ沼へ(那須塩原市),13:28
前方で右から来る木道が合流しているが,あれはヨシ沼の周回路だ。
この後,その周回路を時計回りに回ってあそこへ戻った(後述)。
左に新しそうな道標(標識)がある(那須塩原市),13:29
同じものが園地のあちこちにあった。
11年前は無かった(当然か)。
いつ頃,整備されたかは現在のところ不明。
ヨシ沼へ(那須塩原市),13:29
左の標識には「ヨシ沼周回コース」と記されている。
ヨシ沼の北縁を東へ(那須塩原市),13:29
1〜3枚目:パノラマ撮影。
右が木々に遮られてわかりにくいが,すでにヨシ沼沿いの周回路に入っていた。
1枚目:木々の配置は11年前(下段)とほとんど同じだ。
2006年05月の様子(2006.05.05,10:41撮影)。
ヨシ沼の北縁を東へ(那須塩原市),13:30
1〜3枚目:湿原が見渡せる場所で再度パノラマ撮影。
4枚目:現在地を確認。
2006年05月の様子(2006.05.05,xx:xx撮影)。
ヨシ沼の北縁を東へ(那須塩原市),13:30
開花直前の
レンゲツツジ(Rhododendron japonicum,ツツジ科 ツツジ属)
があった。しかし,一部は蕾みの状態で萎んでしまっているものもある。
なにかよからぬことがあったのかも知れない。
ヨシ沼の北東端まで来た(那須塩原市),13:31
1,2枚目:パノラマ撮影。
前回(下段1枚目)は,左の木道の端に設置してあった「ヨシ沼でみられる動植物」というタイトルの案内板が,
右に移動してあった(2枚目)。
2枚目:現在は右の木道もバリアフリーに変わっているが,
11年前(下段3枚目)は,通常の木道(ただし2本セット)のままだった。
この後,右側もバリアフリーに改修されたのだろう。
3枚目:現在地を確認。歩いた径路がわからないので,途中からGPSの記録をとることにした。
2006年05月の様子(2006.05.05,xx:xx撮影)。
1枚目:木道の先を横断する遊歩道が写っている。右へ進むと大沼駐車場(後出)近くに出るようだ。
そこから富士山(新富士)への登山道も伸びている模様。
「ヨシ沼でみられる動植物」というタイトルの案内板(那須塩原市),13:31
こうしてみると,11年前と同じもののようだ。違いは,現在は木枠に塗装が施されているくらい。
一般的には屋外に設置してあるこのような案内図は,11年もたてば,傷ついたり色褪せるものだが,
この案内板はそのような劣化がほとんど起きていない。これは素晴らしい。
2006年05月の様子(2006.05.05,xx:xx撮影)。
右に折れてヨシ沼の東縁を南へ進む(那須塩原市),13:31
前回(下段)は,この近くで採集したが,たくさんの雪解け水が流れていたため,原生生物はほとんどいなかった。
前回はここで引き返した。
2006年05月の様子(2006.05.05,xx:xx撮影)。
ヨシ沼の東縁を南へ(那須塩原市),13:31-13:32
1,2枚目:途中採集できそうな水たまりがあった。辺は
ミツガシワ(Menyanthes trifoliata,ミツガシワ科 or リンドウ科 ミツガシワ属)
がたくさん生えている。ただし,まだどれも小さい。
花はこれから咲くのだろうか。
2枚目:ここで採集(ヨシ沼-01)。
導電率,pHの測定もしたかったが,木道はやや高い位置にあるので,ピペットで水を吸い取るのがやっとで,
導電率,pHの測定は無理だった。
ヨシ沼の東縁を南へ(那須塩原市),13:33
1〜4枚目:東縁を通る木道を少し進んだところでヨシ沼をパノラマ撮影。
5枚目:現在地を確認。
ヨシ沼の東縁を南へ(那須塩原市),13:33
ふたたび
レンゲツツジ(Rhododendron japonicum,ツツジ科 ツツジ属)
が現れた。これも蕾みが多いが,一部はきれいに咲いている。
前方で右に折れ,西〜北西へ向きが変わる(那須塩原市),13:34
ここは右へ,西に向きが変わる(那須塩原市),13:34-13:35
1,2枚目:パノラマ撮影。
1枚目:こちらはヨシ沼を離れて行くコース。
2枚目:こちらへ進む。
Y字路の手前(那須塩原市),13:35
1枚目:木の近くに水深のある水たまりがあった。
2枚目:ここなら導電率,pHの測定ができそうだ。
Y字路の手前(那須塩原市),13:.36, 13:37, 13:38
1枚目:まずはここで採集(ヨシ沼-02)。
黒っぽい腐食質が入ってきた。水じたいはさらりとしている。藻塊はおろか,水垢もほとんどない。
これでは原生生物は期待できない。ここは日影だから?
2枚目:導電率は 16 μS/cm(16.7℃)。かなり低い。高地の湿原にある池塘と同じだ。
原生生物が生息する条件としては悪くないが,,,。ただし,水温も低めだ。ここは標高1000m以上あり,実際,涼しすぎるほどの風が吹いていた。
3枚目:pH は 6.65。
ヨシ沼 西縁を北西へ(那須塩原市),13:39
1〜3枚目:右に広がる湿原をパノラマ撮影(北〜東)。
1,2枚目:前方に見えるのは,富士山(新湯富士)。
ここから見ると富士山らしくは見えない。
この後訪れる大沼からだとそれらしく見える(後出)。
ヨシ沼 西縁を北西へ(那須塩原市),13:40
これは
オオシラビソ(アオモリトドマツ,Abies mariesii,マツ科 モミ属)
??
周回路の分岐まで戻った(那須塩原市),13:40
前方を左折して,駐車場まで戻る。
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