那須塩原駅〜関谷北交差点〜がま石トンネル〜もみじライン〜ヨシ沼園地〜大沼公園 (10:25 - 14:16)
Part I: | 那須塩原駅〜関谷北交差点(那須塩原市) 2017.06.03, 10:25 - 12:35 |
Part II: | がま石トンネル〜もみじライン(那須塩原市) 2017.06.03, 12:36 - 13:02 |
Part III: | 〜ヨシ沼園地(那須塩原市) 2017.06.03, 13:02 - 13:32 オシダ, レンゲツツジ,ミツガシワ |
Part IV: | ヨシ沼園地〜大沼公園(那須塩原市) 2017.06.03, 13:33 - 13:52 レンゲツツジ, オオシラビソ |
Part V: | 大沼公園(1)(那須塩原市) 2017.06.03, 13:52 - 13:59 ヤマドリゼンマイ, ??,バイケイソウ? |
Part VI: | 大沼公園(2)(那須塩原市) 2017.06.03, 14:00 - 14:12 ムラサキサギゴケ? |
Part VII: | 大沼公園(3)(那須塩原市) 2017.06.03, 14:14 - 14:16 |
追加: | 採集したサンプルの観察(千代田区) 2017.06.04-06.10 |
実家に用事があったので,ついでに近く(といっても車で1時間ほどかかるが)にある
ヨシ沼
と
大沼(注)
を再訪した。
ヨシ沼は2度目
(
2006.05.05,
2017.06.03, 注:2012.07.01に月井栄三郎氏が採集したサンプルの観察も行っている),
大沼は
4度目(
2006.05.05,
2007.04.01,
2009.10.25,
2017.06.03)になる。
観察は始まったばかりだが,今回は原生生物が非常に少なそうだ。 これまでに大沼では4回の採集で 111 種 が,ヨシ沼では2回の採集で 45 種 の原生生物が観察されている。 従来は,今回よりも早い,雪解けまもない時期に採集を行っているが,それでも結構な数の原生生物が観察できた。 しかし,今回は,青々とした草が育ち,モリアオガエルがさかんに鳴いているのに(=雪解けからかなり時間が経過しているのに), 原生生物がほとんどいない,のだ。 考えられる理由は,今年は積雪が多かったため,大量の雪解け水で多くの原生生物が流し出されてしまった可能性だ。 (あるいは人が手を加え過ぎた?) 先週(2017.05.28) 訪れた大峰沼(みなかみ町)や 1ヶ月(2017.05.08) 前に訪れた磐井丘陵(一関市)では, 今年は例年になく雪が多く,大量の雪解け水が流れたらしい。 大峰沼でも,いつもなら原生生物がたくさんいる採集地点の原生生物がかなり少なめだった。 ここも同じ理由で原生生物が減ってしまったのかも知れない。 あと半月か一ヶ月もすれば,原生生物が細胞数を回復して,これまで通りたくさん観察できる,かも。 注:以前は大沼園地としていたが,今回,那須塩原市のHPには「大沼公園」として記されていたので,それに従った。 ただし,現地の案内図には依然として「園地」の名が使用されている。また,観光案内のHPにも昔のまま大沼園地として紹介されている。 いつ頃,園地から公園に変わったかは不明。 一方,以前訪れた際は,たんに「ヨシ沼」として紹介されていた(当時すでにバリアフリーの木道があった)が, ここが「ヨシ沼園地」に変わって案内板もできていた。 Wikipediaによると,公園は園地の上位概念(公園の中に園地がある,といった捉え方)らしいので, もしかすると,大沼公園の中にヨシ沼園地・大沼園地があるということなのかも知れない。 しかし,今のところ,大沼公園の境界をしめした図が見当たらないので断定はできない。 追記:栃木県観光物産協会が運営する「栃木旅ネット」の中にある「大沼公園」の案内文には, それらしいことをにおわす表現があった。とすると,このwebpageのタイトルは, 「ヨシ沼園地,大沼公園」ではなく「大沼公園(ヨシ沼園地,大沼園地)」か, たんに「大沼公園」,ないし,「ヨシ沼園地,大沼園地」とした方が適切だろう。現在,思案中。
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