前橋市(旧富士見村) |
覚満淵 |
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赤城山の山頂近くにある沼(標高 1360m)。南東部は湿地化している。
北西にある大沼と水路で繋がっている。大沼はレジャーを中心とした観光スポットだが,
覚満淵は自然散策を楽しむ場所。
沼の南岸に沿って桟橋状の木道が整備されているが,岸辺の水は澄み,藻塊はほとんど見当たらない。
南東側の湿地もかなり乾燥していて湿原と呼べる状態ではない。
勿論,池塘もない。
沼の北側は,岸辺から離れた草地に遊歩道が敷設されている。沼岸へは近付けない。
観察された原生生物名一覧(現在 7 種) |
採集日:2007.5.27 | ウオッちず | で位置確認 |
覚満淵へ(富士見村) ,11:56-11:57
1枚目:その入口から中へ入る。ここには確かに「覚満淵」と書かれてあるが,,。
2枚目:「関東ふれあいの道 覚満渕周遊歩道」の道標。こちらは「渕」となっている。
地図では「覚満淵」と「覚満渕」の両方があり,表記が統一されていない。
3枚目:前方に木道が見えてきた。
4枚目:木道は覚満淵の半分(西側もしくは南西側)のみに敷設されてある。
覚満淵を反時計回りに歩く(富士見村) ,11:59-12:00
その木道を歩いて覚満淵の南東端へ向う。
覚満淵を反時計回りに歩く(富士見村) ,12:00
前方に見えてきたのが覚満淵の南東端にある湿地。
ちなみに右手の山の上にこの後訪れる小沼がある。
山の先は勢多郡黒保根村。
覚満淵を反時計回りに歩く(富士見村) ,12:01-12:04
南西岸沿いに敷設された桟橋状の木道を通って,南東端にある湿地へ向う。
1〜3枚目:途中の木道脇の水は澄んでいて藻塊はおろか水垢すらないため,まったく採集できず。
4枚目:ここがその湿地(?)。ササが目立つ。かなり乾いているようだ。
ミズバショウどころか花らしきものはまったく目に入らない。
覚満淵の南東端から大沼方向を撮影(富士見村) ,12:04-12:05
3枚目:前方右手に,この後訪れる「鳥居峠」への分岐がある。
南東端から覚満淵の南西岸方向を撮影(富士見村) ,12:05
南東端から覚満淵の北東岸方向を撮影(富士見村) ,12:06
覚満淵を反時計回りに歩く(富士見村) ,12:06-12:07
覚満淵の北東岸は木道は途中までで後は普通の山道になる。
沼の岸辺からも遠く,周囲は湿原とは程遠いたんなる草原。
4枚目:これは??()
覚満淵を反時計回りに歩く(富士見村) ,12:08
遊歩道の途中で覚満淵をパノラマ撮影。
このようにこの辺は湿地から程遠い場所を歩く。
覚満淵を反時計回りに歩く(富士見村) ,12:08-12:11
2枚目:前方に覚満淵の北西端,すなわち覚満淵入口が見えてきた。
覚満淵入口近くの水路(富士見村) ,12:11
2枚目:北西端にはこのように堰があり,覚満淵の水位を保っている。
3枚目:覚満淵から流れ出た水は,この水路を通って北にある大沼へ注いでいる。
覚満淵入口近くの水路(富士見村) ,12:12-12:13
覚満淵ではまったく採集できなかったので,前回同様,この水路周辺で採集することにした。
まずはメインの水路へ注ぐより小さな水路で採集。
わずかに珪藻が観察されただけ。原生生物は非常に少ない。
観察された生物:
珪藻少々,
覚満淵入口近くの水路(富士見村) ,12:13-12:14
1枚目:前方に見える木製のアーチ状の橋を渡ると,その先に「覚満淵入口バス停」がある。
2,3枚目:水路の壁に咲いていたアカフタチツボスミレ(Viola grypoceras f. variegata)?
覚満淵入口近くの水路(富士見村) ,12:15-12:16
橋横の水路の水底に藻塊が見られたので,ここで採集。
藻塊の主成分はヒザオリだった。
観察された生物:
渦鞭毛虫の一種,
クリプトモナス(Cryptomonas),
キネトキルム(Cinetochilum),
ヒカリモ(Chromulina),
珪藻少々,
クロロモナス(Chloromonas),
ヒザオリ(Mougeotia),
ミカヅキモ(
Closterium dianae),
アルスロデスムス(
Arthrodesmus triangularis),
ワムシ,
覚満淵を出る(富士見村) ,12:18-12:21
1枚目:入ってきた入口から外(県道4号 前橋赤城線=赤城道路)へ出る。
2枚目:赤城道路を登って鳥居峠へ向う。前方に見える小山の上に小沼がある。鳥居峠から小沼へ上がる予定。
3,4枚目:途中の路肩に咲いていたアカフタチツボスミレ(Viola grypoceras f. variegata)。