山形市 |
蔵王 うつぼ沼
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採集日:2017.06.28 | ウオッちず | で位置確認 |
左の視界が開けてみた(山形市),13:45-13:46
1枚目:手前の木の先に「うつぼ沼」が見えるのだが,,,。
2枚目:現在地を確認。
「うつぼ沼」方向をパノラマ撮影(山形市),13:46
1枚目:手前の木々の間にうつぼ沼が見える。
右カーブの途中に展望所がある(山形市),13:46
1枚目:前方の支柱の間に注目。
5年前(2枚目)は,上の横棒だけが外れていて,下の横棒は残っていた。
しかし,今回は両方とも外れて消えていた。
どうしてこうなったのだろう?なんとなく不思議。
2枚目:2012年06月の様子(2012.06.11,13:25撮影)。
「うつぼ沼」を望遠撮影(山形市),13:47
1枚目:中央付近に丸い池があるが,周囲は乾いている。
5年前(2012.06.11,2枚目)は,笹薮の内側全体が水に浸っていた。
9年前(2008.07.13,3枚目)は水はあるものの草の背が伸びて水面が見えなくなっていた。中心部を除いて。
今回は5年前と9年前のちょうど中間くらいの季節だが,一番乾いている。
2枚目:2012年06月の様子(2012.06.11,13:25撮影)。
3枚目:2008年07月の様子(2008.07.13,12:55撮影)。
ヨシ沼分岐を左へ,ヨシ沼方面への遊歩道は通行止めのまま(山形市),13:48
2012年06月の様子(2012.06.11,13:27撮影)。
2008年07月の様子(2008.07.13,12:55-12:56撮影)。
ヨシ沼方向を撮影(山形市),13:48
1枚目:「立入禁止」の案内。9年前(上段)と比べると,上の方の文字がかすれて読めなくなっている。
2枚目:国土地理院の地図だと,途中まで道が描いてあるが,,。
現在は笹薮だ。
うつぼ沼に到着(山形市),13:49
2012年06月の様子(2012.06.11,13:28撮影)。
2008年07月の様子(2008.07.13,12:56撮影)。
うつぼ沼(山形市),13:50
笹薮の一番通り抜けやすいところを探してウロウロ。
意を決して笹薮に分け入る。
うつぼ沼(山形市),13:51
1〜3枚目:笹薮を抜けたところで,パノラマ撮影。
さきほど展望所近くから見たとおり,中心部にあるやや深い部分以外は干上がっていた。
表面はカラカラに乾いていても,下は柔らかい泥かと思って足を降ろしてみると,靴が沈む気配はまったくなかった。
固く締まっていた。
ということは,この沼は,全体が水に浸るのはまれで,年の大部分は中心部の水深のある場所以外は乾いた草原になっている,のだろう。
また,この後,中心部の水深のある場所で導電率を測ったが,導電率は驚くほど低い値を示した。
いろは沼の最低値とほぼ同じだった。
当初は,水分が蒸発して干上がったのだろうと思っていたが,どうやらそうではなさそうだ。
水分が蒸発すれば電解質が濃縮されるので,導電率は上昇するはずだ。
そうではない,ということは,今年は,雨の量が少ないため,もともとこの程度しか水がたまっていない,と推察される。
2012年06月の様子(2012.06.11,13:32撮影)。
周囲を囲む笹薮の縁まで水が広がっていた。
2008年07月の様子(2011.07.13,13:01撮影)。
手前はかなり乾いていたが,奥には水があった。
うつぼ沼(山形市),13:51
水がたまっている場所に近付く。
うつぼ沼(山形市),13:51, 13:52, 13:53, 13:54
1枚目:水たまりの中には腐りかけた植物や藻塊が大量にある。
2枚目:ここで
採集(うつぼ沼)。
3枚目:導電率は,なんと 7 μS/cm(26.4℃)。いろは沼でもっとも低かった池塘と同じだ。
ここはいろは沼(標高 1440 m)に比べて標高が低いし(標高 1338 m),窪地にあるので本来であればもっと高くていいはずだ。
実際さきほど訪れた片貝沼(標高 1338 m,うつぼ沼と同じ)は 62 μS/cm(28.0℃)もあったのだから。
4枚目: pH は 6.27。やや酸性。
うつぼ沼の先で階段を上がる(山形市),13:57
2枚目:現在地を確認。
1枚目:2012年06月の様子(2012.06.11,13:37撮影)。
2枚目:2008年07月の様子(2008.07.13,13:07撮影)。
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