幕川温泉入口前を左折(福島市),11:04
既述したように,
昨年(2014.07.26)は,土湯温泉から
タクシーで前方のやや狭い道へ入り,その先にある幕川温泉へ向った。
そこから歩いて
麦平(注)
を目指した。そこまではよかったが,麦平の後は散々だった。遭難しかかったからだ。
注:入口の左にある看板には「幕滝遊歩道→,湿原遊歩道入口まで300m」とある。
後者の「湿原」が麦平のことだ。ここから幕川温泉までタクシーで10分かかった。
2014年07月の様子(2014.07.26,10:41撮影)。
その先にある案内(福島市),11:05
現在の標高は1240m,浄土平は1570m。あと330mほど上がることになる。
正確には,鳥子平の先に「磐梯吾妻道路,道路最高点 標高1622.0m」があるので,382m上がって,そこから浄土平に向って52m下る。
鳥子平バス停へ(福島市),11:09
かなり紅葉が進んでいる。例年より早い,と乗客が話していた。
途中,何ケ所かにある展望所,ここは「天風境」(福島市),11:11
右前方に見えるのが高山(標高 1805.1m)(福島市),11:25
あの南側(画面手前)の中腹に
麦平
がある。
鳥子平は,その西側にあり,高山の登山口にもなっている。
GPSの記録から推定される現在地の標高は 1600m。
鳥子平バス停で下車(福島市),11:27
バスを降りたところでパノラマ撮影。
1枚目:浄土平方向。バイクが写っているが,あの右手が鳥子平の入口だ。
景場平から戻った後は,あそこへ入る(予定)。
2枚目:乗車してきたバスの車体。
3枚目:後方からは次々と車がやってきている。
前回(2009.06.14)とは大違いだ。
画面右の石畳の坂が登山口。
2009年06月の様子(2009.06.14,10:46撮影)。
浄土平方向を再度撮影(福島市),11:27
1枚目:バス停の左にある案内板。6年前はあった一番上の「磐梯朝日国立公園」と書かれた板が失われている。
2枚目:バスが去った後も続々と車が目の前を通り過ぎていった。
ここは歩道部分が極端に狭いので,バス停脇に立っているのは危険だ。
なお,ここでは私以外にもう一人の男性が下車した。
その男性は東吾妻山へ上がって浄土平へ降りるルートを辿った模様。
浄土平レストハウスでも見かけたし,福島駅でも(そしておそらく大宮駅でも)見かけた。
どうやら私と同様,埼玉からやってきたようだ。
2009年06月の様子(2009.06.14,10:46撮影)。
この時は雨が降っていた。
東吾妻山登山道へ入る(福島市),11:28
「噴火警戒レベル2」に関する案内があった。
上の図だと,一切経山へのルートだけでなく,そこへ通じる
浄土平から酸ケ平・鎌沼へ至るルート
も立入禁止になっている。
2枚目:なお,前回,登山道へ入ったのは 10:49 。今回より39分早かった。
2009年06月の様子(2009.06.14,10:49撮影)。
最初は荒れた急な登りが続く(福島市),11:29-11:30
石畳が終るとすぐに荒れた状態になるが(下段),若干,焦っていたためか写真を撮るのを忘れてしまった。
これらは少し上がったところで撮影した。
前回は,雨でいたるところ水浸し,水たまりができていたのでかなりきつかった(下段)。
遠くではゴロゴロと雷鳴も鳴り響いていた中での登りだった。
3枚目:このように,登山口近くは等高線の間隔が狭い。それだけ急傾斜ということだ。
2009年06月の様子(2009.06.14,10:49-10:51撮影)。
薄暗く,雨の中での撮影だったので,すべてピンぼけ。
登山用の杖を使用(福島市),11:31
これは登山口でセットしたものだが,狭いバス停脇で,隣に他の登山者がいたので少々慌てていた。
そのため,ここへ来てから杖を撮影していないのに気づいて,撮影。
ゆるやかで,あまり荒れていない道を進む(福島市),11:37-11:38
前方に赤いザックを背負った男性がいる。
あの人物が,鳥小平バス停で一緒に降りた人だ。
私の後から上がってきて,ここで私を追い越していった。
地図に描かれたルートから外れはじめた!(福島市),11:39
最初の「保安林内作業許可済み標識」脇を通過(福島市),11:40
1枚目:この後も,1,2ヶ所に同じものがあった(はず)。
2枚目:2009年06月の様子(2009.06.14,11:04撮影)。
前回とはスタート時点で39分の差があるので,それから計算すると,前回より3分早い。
前回は雨の中の登りだったので,これは当然。
景場平へ(福島市),11:42
花と同様,シダ類もほとんど見かけなかったが,この
ヤマソテツ(Plagiogyria matsumureana,キジノオシダ科 キジノオシダ属)
だけはあちこちで見かけた。
先々週(2015.09.24),訪れた八幡平と同じだ。
途中にある梯子(福島市),11:43
前回(下段)は滑り止めの着いた板を立て掛けたタイプだったが,それが壊れたためだろう
金属製の梯子がその上に設置されていた。左にはロープが設置されていた。
梯子は慣れないので,結局,右の岩場を上がった。
ただし,復路はロープにすがりつつ梯子を降りた。
2009年06月の様子(2009.06.14,11:08撮影)。
2つめの木製梯子(福島市),11:44
これは6年前とほぼ同じだ(注)。
ここにも,左にロープが設置されていた。
これがあると昇り下りしやすいので助かる。
注:木の根との位置関係を見比べると,前回より10cmくらい梯子がずり下がっているのがわかる。
梯子の脇にあった杭が,消失(左上)したり,手前に倒れている(右下)。
2009年06月の様子(2009.06.14,11:09撮影)。
Part IV: | 〜景場平(1) 2015.10.10, 11:45 - 12:01 |