ということでキャンプ場の斜面をさらに上がってみた(栄村),12:19-12:20
4枚目:iPad mini で現在地を確認。
丘の頂上付近まで上がったようだ。地図だと,ここから北側の湿原へ降りていくルートはなさそうだ。
上と同じ位置で上がってきた方向を撮影(栄村),12:20
ここからだと,かつては,前方に広がる野々海池の全景を見渡せたはずだ(おそらくそのためもあって,ここにキャンプ場を設置したのだろう)。
しかし,現在は前方の木々が生い茂って池の一部しか見えなくなっている。
周囲をグルリとパノラマ撮影(栄村),12:21
このように,ここにはどこにも北側の湿原へ降りていけそうなルートはない。すべて行き止りだ。
降りることにした。
舗装道に降りたところでパノラマ撮影(栄村),12:23
1枚目:手前は深坂峠へ向う道。前方には駐車場があり,何台か停まっていた。
2枚目:さきほど野々海池の南端から来た道。
3枚目:これから右へ進む。
分岐近くに立つ標柱(栄村),12:23
ここに「温井野々海併用林道」と書かれている。
先月沼の原湿原でも見かけた植物(栄村),12:24
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これと同じものを
先月(2015.05.17)
訪れた沼の原湿原(ここと同じ信越トレイルが通っている場所で,長野県と新潟県の県境にある)でもたくさん見かけた。
先月は芽生えたばかりで葉も数枚しかないのがほとんどだったが,これはかなり成長している。
ということは,これも沼の原湿原とほぼ同時期に芽生えた可能性が高い。
ということは,この辺は1ヶ月前頃から雪が溶けていたと思われる。
道路際なので除雪されて早い時期から太陽の光が当っていたのだろう。
いまだに名前がわからない。
道路際にわずかな水たまりがあった(栄村),12:25
1枚目:雪解け直後なので原生生物はあまり期待できないが,,,。
2枚目:とりあえず
採集(温井野々海併用林道沿いの水たまり-01)。
この先どれだけ採集できるかわからないからだ。
しかし,原生生物はほぼゼロ。
観察された生物:
アスピディスカ(Aspidisca),
ツリガネムシ(Vorticella),
珪藻少々,
カイミジンコ,
踏跡が続いていた(栄村),12:26
1,2枚目:パノラマ撮影。
残雪があってキャンプ場側から湿原に入れないためか,
あるいは,以前はここにも木道が設置されていたのかも知れないが,
踏跡のような場所が前方の木道に向って続いていた。
少し進んでみたが,ここから見るかぎり,どこにも池塘のような水たまりはない。すぐに引き返した。
(この湿原に水たまりがなさそうなのは,事前にネットにある画像を見て予想していた。のでがっかりはしなかった。)
道路沿いの植込み?の近くにも水たまりがあった(栄村),12:27
1枚目:道路と湿原の間にはわずかな窪みがあり,溝になっている。雪解け水が道路に溢れないようにするためだろう。
その溝にそって自然に生えたか,植栽されたかは不明だが,灌木が所々にある。
その根元に若干の水たまりができていた。
2枚目:ということで,ここでも
採集(温井野々海併用林道沿いの水たまり-02)。
ここには若干いた。
今回の採集では,ここが一番原生生物が多かった。
これだけ残雪があるのだからやむをえないか,,。
次回は,もっと暖かくなってから来よう。8月頃?
観察された生物:
トラケロモナス(Trachelomonas granulosa),
小型鞭毛虫数種,
ディフルギア(
Difflugia oblonga),
スピロストマム(Spirostomum filum),
カンパネルラ(Campanella),
珪藻各種,
ワムシ,
カイミジンコ,
イタチムシ,
センチュウ,
温井野々海併用林道を進む(栄村),12:28
1枚目:道路際の溝に水がたまっていて,そこでは
ミズバショウ(Lysichitum camtschatcense,サトイモ科 ミズバショウ属)
が咲いていた。
かなり小さい。おそらく栄養が十分に得られないためだろう。
野々海池東岸沿いの温井野々海併用林道を進む(栄村),12:28
1枚目:路面に残雪がある場所が現れた。この先にも所々にあった。
2枚目:iPad mini で現在地を確認。
その先にはさらに多くの残雪が(栄村),12:29
3枚目:iPad mini で現在地を確認。
幸い残雪のある場所はわずかだった,また乾いた路面が現れた(栄村),12:30
1〜3枚目:パノラマ撮影。
路面は乾いているものの,道の両側には大量の残雪がある。
春先に除雪が行われた結果だろう。
野々海池東岸沿いの温井野々海併用林道を進む(栄村),12:30-12:31
1枚目:左カーブの途中に右に沢があり,道路の下をくぐって流れている場所があった。
そこでは雪が一部溶けている場所があり,そこではたくさんの
ミズバショウ(Lysichitum camtschatcense,サトイモ科 ミズバショウ属)
が咲いていた。
2枚目:望遠撮影。
3枚目:足下では
フキ(Petasites japonicus,キク科 フキ属)
も咲いていた。
4枚目:iPad mini で現在地を確認。
Part VI: | 野々海池東岸沿いを北西へ(2) 2015.06.13, 12:31 - 12:47 |