琵琶沼,北西端からの眺め(山辺町),11:26
目の前に
ヒメカイウ(Calla palustris,サトイモ科 ヒメカイウ属)
の大群生が広がる。
これはしゃがんで撮影。やぶ蚊がたくさんやってきた。
カメラを構えていると,腕や手の平にたくさんのやぶ蚊が止って血を吸いはじめる。
なので,じっくりカメラを構えて撮影する余裕がない。
2013年06月の様子(2013.06.01,11:12撮影)。
2011年11月の様子(2011.11.02,11:16撮影)。
2010年07月,沼を埋め尽くすヒメカイウの群生(2010.07.10,13:51 撮影)。
2009年11月の様子(2009.11.02,08:58 撮影)。
2009年05月,沼を埋め尽くすヒメカイウの群生(2009.5.10,11:38 撮影)。
琵琶沼,北西端(山辺町),11:27
今回は水位が上がっているので楽に採集することができた。
ここで
採集(琵琶沼-03)。
ここには,これまで通りたくさんの原生生物がいた。
観察された生物:
渦鞭毛虫の一種,
クリプトモナス(Cryptomonas sp.),
ミドリムシ(Euglena spirogyra),
ウチワヒゲムシ(
Phacus landekiensis,
P. suecicus),
トラケロモナス(Trachelomonas superba),
キクリディオプシス(Cyclidiopsis acus),
ペラネマ(Peranema),
アスタシア(Astasia sp.),
ラブドモナス(Rhabdomonas sp. 螺旋状の溝),
ミドリムシ類の鞭毛虫(後曵鞭毛が長い),
リピドデンドロン(Rhipidodendron),
小型鞭毛虫数種,
トリカメーバ(Trichamoeba),
マヨレラ(Mayorella),
ペロミクサ(Pelomyxa)
ナベカムリ(
Arcella gibbosa,
A.vulgaris,
ディフルギア(
Difflugia claviformis,
Difflugia sp.),
ヒアロスフェニア(Hyalosphenia nobilis),
トリネマ(Trinema sp.),
フレンゼリナ(Frenzelina),
コレプス(
Coleps heteroacanthus,
C. incurvus),
スティコトリカ(Stichotricha),
フロントニア(Frontonia),
レンバディオン(Lembadion bullinum),
デキシオトリカ(Dexiotricha sp.),
小型繊毛虫数種,
バキュオラリア(Vacuolaria virescens),
オフィオキチウム(Ophiocytium capitatum,
クロロモナス(Chloromonas),
グロエオモナス(Gloeomonas sp.),
ジクチオスフェリウム(Dictyosphaerium),
Dimorphococcus lunatus,
ミクロタムニオン(Microthamnion strictissimum),
ヒザオリ(Mougeotia),
アオミドロ(Spirogyra),
ミカヅキモ(
Closterium cornu),
アルスロデスムス(
Arthrodesmus convergens,
A. extensus v. retusum),
アルスロデスムス(オクトカンチウム,
Arthrodesmus octocornis),
ホシガタモ(
Staurastrum connatum),
Staurastrum forficulatum),
ワムシ,
ミジンコ,
ミジンコ(Sida sp.),
琵琶沼,北西端(山辺町),11:27-11:28
ヒメカイウ(Calla palustris,サトイモ科 ヒメカイウ属)。
ピンぼけ。今回も花が咲いていた。
琵琶沼,北西端,ここで右に折れる(山辺町),11:29
右折したすぐ先に倒木があった。
昨年は途中まで倒れかかっていた木が完全に倒れたようだ。
2013年06月の様子(2013.06.01,11:14-11:15撮影)。
2011年11月の様子(2011.11.02,11:19撮影)。
琵琶沼,北西端(山辺町),11:29
2013年06月の様子(2013.06.01,11:15撮影)。
昨年はこのように,途中まで倒れかかっていた。
琵琶沼,北西端(山辺町),11:29-11:30
1枚目:倒木の先を見ると,水際に近付けそうだったので,,,。
2枚目:ここでも
採集(琵琶沼-04)。
ここは日影になっているので,原生生物は期待できないかも。
と,この時は思ったがそうではなかった。
ここにもたくさんの原生生物がいた。
観察された生物:
渦鞭毛虫の一種,
クリプトモナス(Cryptomonas sp.),
ミドリムシ(
Euglena acus,
E. spirogyra),
ウチワヒゲムシ(
Phacus ranula,
P. suecicus,
Phacus sp.),
トラケロモナス(
Trachelomonas oblonga,
T. superba),
アスタシア(Astasia sp.),
エントシフォン(Entosiphon),
キクリディオプシス(Cyclidiopsis acus),
ポンフォリクソフリス(Pompholyxophrys sp.),
ミドリムシ類の鞭毛虫(後曵鞭毛が長い),
カラエリヒゲムシ(Salpingoeca),
リピドデンドロン(Rhipidodendron),
小型鞭毛虫数種,
小型太陽虫,
トリカメーバ(
Trichamoeba miyakka),
サッカメーバ(Saccamoeba),
コロトネベラ(Korotonebella),
小型アメーバ,
ナベカムリ(
Arcella gibbosa,
A. vulgaris,
Arcella sp.),
ディフルギア(
Difflugia claviformis,
D. oblonga,
Difflugia sp.),
トリネマ(Trinema lineare),
フレンゼリナ(Frenzelina),
パラコンディロストマ(Paracondylostoma setigerum),
ウロトリカ(Urotricha platystoma),
コレプス(
Coleps heteroacanthus,
C. incurvus),
ストロンギリディウム(Strongylidium),
アスピディスカ(Aspidisca),
ユープロテス(Euplotes),
フロントニア(Frontonia),
レンバディオン(Lembadion bullinum),
キルトロフォシス(Cyrtolophosis),
キネトキルム(Cinetochilum margaritaceum),
シヌラ(Synura),
マルロモナス(Mallomonas intermedia),
バキュオラリア(Vacuolaria virescens),
オフィオキチウム(Ophiocytium capitatum,
グロエオモナス(Gloeomonas sp.),
イカダモ(Scenedesmus quadricauda),
イトクズモ(
Ankistrodesmus densus,
A. falcatus),
シオグサ(Cladophora),
ミクロスポラ(Microspora),
アオミドロ(Spirogyra),
ミカヅキモ(
Closterium dianae),
アルスロデスムス(
Arthrodesmus extensus v. retusum,
A. sublatus),
アルスロデスムス(オクトカンチウム,
Arthrodesmus octocornis),
ツヅミモ(
Cosmarium contractum),
ホシガタモ(
Staurastrum brebissonii,
S. connatum,
S. cuspidatum,
S. forficulatum),
ワムシ,
ケンミジンコ,
イタチムシ,
琵琶沼,北西端(山辺町),11:30
ここにも
タヌキモ(Utricularia,タヌキモ科 タヌキモ属)
の姿があった。捕虫嚢がハッキリ見える。
琵琶沼,北岸沿いを東へ(山辺町),11:32
琵琶沼,北岸沿いを東へ(山辺町),11:32
沼側からは,たくさんの
モリアオガエル(Rhacophorus arboreus,アオガエル科 アオガエル属)
の鳴き声が聞こえていた。
モリアオガエルの鳴き声
琵琶沼,北岸沿いを東へ(山辺町),11:35
北岸沿いの遊歩道は所々に沼岸に接している。
琵琶沼,北岸(山辺町),11:36
ここで
採集(琵琶沼-05)。
以前と同様,たくさんの原生生物がいた。
観察された生物:
クリプトモナス(Cryptomonas sp.),
ウチワヒゲムシ(
Phacus acuminatus,
P. ranula),
トラケロモナス(Trachelomonas sp.),
エントシフォン(Entosiphon),
アニソネマ(Anisonema acinus),
キクリディオプシス(Cyclidiopsis acus),
デンドロモナス(Dendromonas),
小型鞭毛虫数種,
クラスルリナ(Clathrulina elegans),
小型サッカメーバ(Saccamoeba),
コロトネベラ(Korotonebella),
小型アメーバ,
ナベカムリ(
Arcella gibbosa,
Arcella sp.),
トリネマ(
Trinema lineare),
フレンゼリナ(Frenzelina),
コンディロストマ(Condylostoma),
プロロドン(Prorodon sp.),
コレプス(
Coleps heteroacanthus),
ハルテリア(Halteria),
スティコトリカ(Stichotricha),
ストロンギリディウム(Strongylidium),
ディセマトストマ(Disematostoma),
ゾウリムシ(Paramecium caudatum),
デキシオトリカ(Dexiotricha sp.),
キルトロフォシス(Cyrtolophosis),
キネトキルム(Cinetochilum margaritaceum),
棘毛類繊毛虫,
マルロモナス(Mallomonas sp.),
バキュオラリア(Vacuolaria virescens),
メロトリキア(Merotrichia capitata),
クロロモナス(Chloromonas),
グロエオモナス(
Gloeomonas tecta,
Gloeomonas sp.),
イカダモ(
Scenedesmus quadricauda),
Scenedesmussp.),
ジクチオスフェリウム(Dictyosphaerium),
イトクズモ(
Ankistrodesmus falcatus),
ミクロスポラ(Microspora),
ヒザオリ2種(Mougeotia),
ミカヅキモ(Closterium sp.),
アルスロデスムス(
Arthrodesmus convergens,
A. extensus ),
ツヅミモ(
Cosmarium pseudarctoum,
Cosmarium sp.),
ホシガタモ(
Staurastrum connatum,
S. iotanum,
S. senarium,
イボマタモ(
Euastrum exile ),
Sphaerozosma,
未同定の緑藻,
ユレモ(Oscillatoria sp.),
ワムシ,
イタチムシ,
センチュウ,
琵琶沼,北岸沿いを東へ(山辺町),11:37
いったん沼岸から離れたところを通った後,ふたたび沼岸に近付く。
そういえば,いつもの採集場所はここだった。
琵琶沼,北岸(山辺町),11:37
沼岸にたくさんの倒木がある。
琵琶沼,北岸(山辺町),11:38-11:39
タヌキモ(Utricularia,タヌキモ科 タヌキモ属)
もたくさんあった。
琵琶沼,北岸(山辺町),11:39
ここで
採集(琵琶沼-06)。
観察された生物:
クリプトモナス(Cryptomonas sp.),
ウチワヒゲムシ(
Phacus sp.),
キクリディオプシス(Cyclidiopsis acus),
ペラネマ(Peranema),
アスタシア(Astasia sp.),
カリキモナス(Calycimonas physaloides),
エントシフォン(Entosiphon),
アニソネマ(Anisonema acinus),
小型鞭毛虫数種,
ポンフォリクソフリス(Pompholyxophrys sp.),
スファエラストルム(Sphaerastrum),
クラスルリナ(Clathrulina elegans),
小型太陽虫,
未同定の裸性アメーバ,
コロトネベラ(Korotonebella),
コクリオポディウム(Cochliopodium sp.),
ナベカムリ(
Arcella gibbosa,
Arcella sp.),
ディフルギア(
Difflugia claviformis,
D. oblonga),
フレンゼリナ(Frenzelina),
パラコンディロストマ(Paracondylostoma setigerum),
ウロトリカ(Urotricha platystoma),
コレプス(
Coleps heteroacanthus,
Coleps sp.),
アスピディスカ(Aspidisca),
フロントニア(Frontonia),
レンバディオン(Lembadion bullinum),
クリスチゲラ(Cristigera phoenix),
デキシオトリカ(Dexiotricha sp.),
カンパネルラ(Campanella),
棘毛類繊毛虫,
マルロモナス(
Mallomonas sp.),
バキュオラリア(Vacuolaria virescens),
珪藻各種,
グロエオモナス(
Gloeomonas sp.),
イカダモ(
Scenedesmus quadricauda),
Dimorphococcus lunatus,
ジクチオスフェリウム(Dictyosphaerium),
キルクネリエラ(Kirchneriella),
ミクロタムニオン(Microthamnion strictissimum),
ゲミネルラ(Geminella),
ミクロスポラ(Microspora),
ヒザオリ(Mougeotia),
アオミドロ(Spirogyra),
ミカヅキモ(
Closterium cornu,
C. dianae, C. intermedium,
Closterium sp.),
アルスロデスムス(
Arthrodesmus convergens,
A. extensus v. retusum,
A. triangularis),
ホシガタモ(
Staurastrum connatum,
S. forficulatum,
S. senarium),
ワムシ,
イタチムシ,
クマムシ,
琵琶沼,北岸(山辺町),11:40
上と同じ位置で,沼の中心部(北東側)に広がる浮島,ないし,湿原を撮影。
2013年06月の様子(2013.06.01,11:21撮影)。
琵琶沼,北岸(山辺町),11:40
周辺部にある
ミツガシワ(Menyanthes trifoliata,ミツガシワ科 ミツガシワ属)
の群生を望遠撮影。
琵琶沼,北岸(山辺町),11:40
中心部には,ヤマドリゼンマイ(Osmundastrum cinnamomea var. fokiensis,ゼンマイ科 ゼンマイ属)
らしき姿が。その奥は草地で池塘のように見える場所もある。
琵琶沼,北岸(山辺町),11:40
手がかゆい。
この時,カメラを持つ左手の方がよりかゆかった。
左手だけで5,6ヶ所は蚊に喰われている。
腕も,足もだ。
琵琶沼,北岸(山辺町),11:41
水に浸った倒木の間にある
タヌキモ(Utricularia,タヌキモ科 タヌキモ属)
の姿を再度撮影。
これほどたくさんタヌキモの姿を見たのは初めてだ。
もしかすると,ここでは初めてかも知れない。
2013年06月の様子(2013.06.01,11:22撮影)。
昨年はこのようにかなり水位が下がっていた。タヌキモの姿はなかった。
Part V: | 琵琶沼(〜北東端〜元へ戻る)〜曲沼駐車場 2014.05.31, 11:41 - 12:05 |