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2012.07.02, Part VIII

〜飯山斑尾新井線〜迂回路〜飯山駅

坂を上がり飯山斑尾新井線へ(飯山市),14:22
左(2枚目)にペンションらしき建物が現れた。

坂を上がり飯山斑尾新井線へ(飯山市),14:23
1,2枚目:道端でウツボグサPrunella vulgaris var. lilacina)が咲いていた。 3枚目:もっと近付いて撮影したかったが, クマバチXylocopa appendiculata)?がウツボグサで蜜を吸っていてなかなか立ち去らない。 諦めた。

右にトレイルの入口があった(飯山市),14:28
この先に沼の原湿原と希望湖があると記してあるが,このルートも前出の周辺案内図には描かれていない。 この後撮影したビジターセンター(山の家)の前にある「斑尾高原,トレッキングトレイル」(後出)にはさすがに描かれている。 ここは「八坊塚トレイル」というようだ。

坂を上がり飯山斑尾新井線へ(飯山市),14:28
まもなく飯山斑尾新井線が見えてくるはず。

坂を上がり飯山斑尾新井線へ(飯山市),14:28
道端で咲くヤマアジサイHydrangea serrata)?

飯山斑尾新井線へ(飯山市),14:32
左前方にビジターセンター(山の家)が見えてきた。

ビジターセンター,山の家の前を通過(飯山市),14:32

ビジターセンター駐車場に立つトレッキングトレイルの案内図(飯山市),14:36

県道97号 飯山斑尾新井線へ出る(飯山市),14:37

2011年09月の様子(2011.09.25,12:40撮影)。

飯山斑尾新井線を飯山市街地方面へ向う(飯山市),14:38
1枚目:左に「この先分道で工事中のため,全面通行止」と書かれた看板が立っている。 往路で乗車したタクシー運転手が話した通りだ。

飯山斑尾新井線をさらに飯山市街地方面へ向う(飯山市),14:38
前方にいくつもの看板が見えてきた。 通行止めの柵は片側しかない。この後,ここを降りて行く車もあった。 後でわかったが,ここと地滑りが起きた場所の間に住宅地があるらしい。 そこへ行き来する車のようだ。

全面通行止め,及び,その迂回路の案内(飯山市),14:39-14:40
「斑尾線 分道 地滑り」で検索すると 「(主)飯山斑尾新井線 飯山市 分道地すべり概要」と題したPDFファイルが見つかった。 これを見ると,地滑りの様子が写真付きでよくわかる。 分道バス停の北西にあるグラウンド付近から地滑りが発生し,その下でS字カーブを描いている飯山斑尾新井線を 2箇所で分断する形で地滑りが南南東へ向かって起きたらしい。
発生日時:2012.04.29(日)午前7時30分頃。
災害状況:法面崩壊(地すべり),幅30〜50m。
移動状況:4/29 住民より通報・県道の上段まで到達,4/30 移動が活発化,5/1 県道(下段)の路肩が崩壊。
等と記してある。
この画像の看板には「期間:当分の間」とある。今のところ復旧の見込みはたっていないようだ。 地滑りは今の続いているらしく,それが治まるのを待って本格的な復旧工事が始まるようだ。 タクシー運転手曰く「秋頃まではかかりそうだ」。

近くにある「八坊塚バス停」へ(飯山市),14:42-14:43
分道が地滑りで通れないのでバス路線も変更されている。始発が従来の斑尾高原ホテルからここ(八坊塚)に変更され, ここから斑尾高原ホテルへ向った後,往路で乗車したタクシーが通ったのと同じ迂回路を通って飯山市街地へ戻るようだ。
市街地の部分(上倉〜飯山駅)については「この区間は表の時間より10〜15分遅れます」と書かれている。 迂回路を通って時間を測ってこの時刻表を作ったのならこのような注意書きをする必要はないはずだが・・・。 迂回路は従来の県道97号 飯山斑尾新井線を通るルート(所要時間 27分)の2倍近く時間がかかるのだから, これはどうみてもおかしい。
過去の時刻表(下段)と見比べると時間がほぼ同じに設定してあった。 どうやらこれまでの時刻表を踏襲してそのまま同じ時刻を書いてしまったようだ。 実際に走ってみたら10〜15分余計に時間がかかったので,このような注意書きを追加したのだろう。
この時刻表によれば,八坊塚〜飯山駅間は27分+10〜15分=およそ40分かかることになる。 飯山駅〜八坊塚間はタクシーでは25分程度だったので,バスだとこれくらいかかるのは納得できる。
なお,過去の記録を見ると,ここから路線バスに乗って飯山駅に戻ったのは, 2005.5.15(初回,写真なし),2010.05.09,2011.09.25の3回のみ。


2011年09月の様子(2011.09.25,12:42撮影)。

2010年05月の様子(2010.05.09,13:00撮影)。

2007年04月の様子(2007.4.26,12:19 撮影)
この時は斑尾高原ホテルバス停まで歩き,そこで予定を変え,ミズバショウバスに乗って妙高高原にある「いもり池」へ 向った。

2006年06月の様子(2006.06.17,14:53-14:54 撮影)。 この時はここからタクシーで戻った。

路線バス(次は17:02)は当分来ないので・・・(飯山市),14:47-14:48
1枚目:これは往路で乗車したタクシーの運転手からもらった会社の電話番号。 ここに電話して迎えに来てもらうことにした。 2枚目:上は長野駅から乗車する新幹線の特急券(あさま544号, 長野 18:08発,大宮 19:26着)と 飯山駅から長野駅までの乗車券(既出したが,長野〜大宮間は篠ノ井駅ですでに購入してある)。 両方とも飯山駅に着いた際,駅舎内の窓口で購入した。

迂回路を通って飯山駅へ(飯山市),15:24
写真をとりそこなったがタクシーは予想より早くやってきた。 山の家(ビジターセンター)前で待っていると伝えたはずだが,最初に沼の原湿原の駐車場まで行ってしまったらしい。 タクシーは斑尾高原ホテル側からではなく,沼の原湿原から上がってくる坂から現れた。
この写真はタクシーで山を下る途中で撮影した。 山を下るとすぐに晴れ間が広がりほぼ快晴になった。 ようするに斑尾山とその周年(斑尾高原)の上にだけ雲がかかっていたようだ。

飯山駅前にて(飯山市),16:18
駅にはたしか15:40 ないし15:50頃着いた。 長野行きは 16:45。50分以上待ち時間があった。 飯山市街を歩いて適当な採集ポイントを探そうかとも思ったが,それには時間が若干足りない。
1〜3枚目:これは駅舎の脇に立っていた「飯山市観光案内」(2,3枚目は部分拡大図)。 これを見て斑尾高原を最初に訪れた時(2005.5.15,写真無し)を思い出した。
その時は,途中から雨になったため予定を早めに切り上げて,八坊塚バス停から路線バスに乗車して駅に戻った。 しかし,復路の電車までは今回以上にかなり時間があったので,レインコートを着て市街地を歩いて採集ポイントを探した。 その歩いたコースを,この案内図(2枚目)を見ているうちに詳細に思い出すことができた。
まず駅前通りを東に進み国道117号 飯山バイパスへ出た。そこでどこかに採集ポイントはないかと探しつつ, 千曲川沿いの堤防天端道路を北へ進んだ。 中央橋の袂で左折し,「福寿町交差点」を右折,北にある飯山城址公園へ向った。 公園ならどこかに池などの水辺があるかと期待して行ったのだが,結局,何も見つからなかった。 その後は,西へ向って飯山線の線路を越え,「飯山仏壇商店街」を南下して飯山駅に戻った。
この案内図を見ると,「飯山仏壇商店街」の西側にたくさんの寺が並んでいるが,その一部に蓮池のある寺や神社があるようだ。 (ただし,多少傾斜のある上りになる) 2005年当時はこのような詳細な地図が無かったか,あるいは,上り坂を行き来すると時間がかかり過ぎると 諦めたのかも知れないが,結局,どの寺(ないし神社)にも立寄らずに駅へ戻った。
3枚目:案内図の北側。「関田峠」,「茶屋池」,「みゆき野ライン」,「なべくら高原,森の家」, 「西大滝ダム」などなつかしい名前がある。 このコースは, 2008.10.19に自転車で走破した。 古池湿原茶屋池田茂木池柄山溜池 などで採集したが,, 一番の収穫は,最後に訪れた「なべくら高原,森の家」の東側にある 「旧照岡牧場下の溜池」 (案内図には描かれていない)だった。 ここには結構たくさんの原生生物(81種)がいた。 いずれまた行きたいものだ。

駅舎の脇にある公園(飯山市),16:32
中央に「雲水」の像がある。ここのベンチに座ってしばし時間を潰した。

上と同じ位置から遠く見える北陸新幹線の駅舎(工事中)を望遠撮影(飯山市),16:32

Part IX: 飯山駅〜長野駅
2012.07.02, 16:33 - 18:09