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2012.04.29, Part IV

龍王峡自然研究路:〜ミズバショウ湿地〜むささび橋

ふたたび金網柵で囲まれた水路を横断する(日光市),12:26

崖の形に沿って右へ折れる(日光市),12:27

手摺のすぐ脇は断がい絶壁だ(日光市),12:28

対岸の川岸の岩盤を望遠撮影(日光市),12:28

今度は普通の水路にかかる橋を渡る(日光市),12:28

三ケ所目の金網柵で囲まれた水路を横断する(日光市),12:29

金網の隣にある「岩石段丘」の案内板(日光市),12:29
厳美渓と長瀞の岩畳は,これが広く大きく発達していて,岩盤の凹みにできた水たまりにたくさんの原生生物がいた。 しかし,ここは水面との差は結構あるのだが,平面部分が狭いし,そこへ降りられる場所がない。

龍王峡自然研究路を北西へ(日光市),12:29-12:30

「流紋岩の割れ目」の案内板(日光市),12:30
周囲の木々が新緑に覆われていて対岸が見にくい。

龍王峡(日光市),12:32
木道の脇にミズバショウLysichitum camtschatcense)が。 この辺からが「ミズバショウがある湿地」らしい。 Google mapの航空写真には,この手前に大きな沼らしきものが写っているのだが,,。 どうやら通り過ぎてしまったようだ。 これまでに何度か横断した水路の先にあったのだろう。遊歩道から沼に近付けるかと期待したのだが駄目だった。 沼で採集したかったのだが,残念。

龍王峡(日光市),12:32
ミズバショウLysichitum camtschatcense)。 葉がだいぶ成長しているが,まだ花も一部残っている。やや望遠撮影。

龍王峡(日光市),12:32
少し進むと前方にたくさんのミズバショウLysichitum camtschatcense)が。

龍王峡(日光市),12:32
ミズバショウLysichitum camtschatcense)がある湿地の脇を通過。

前方に建物が見えてきた(日光市),12:33
ミズバショウLysichitum camtschatcense)がある湿地の脇を通過中。

ここは「むささび橋」の袂にある休憩所と売店だ(日光市),12:33

橋の手前にある「龍王峡自然研究路案内図」(日光市),12:33
多くの観光客は虹見橋と,この「むささび橋」を渡って峡谷を周回するようだ。
なお,この写真を撮影した時点では気づかなかったが, 案内図では,この先にある白岩半島の付け根付近で川の流路が二股に分かれるように描いてある。 龍王峡を訪れてみようと決めた理由は,国土地理院の地図だと, さきほどのミズバショウのある湿地近くに大きな沼らしき場所が描いてあるのと, この白岩半島の付け根近くにも細長い二つに分かれた水辺が描いてあったためだ。 これらはGoogle mapの航空写真でも確認できた。 そこで採集できればと思って訪れることにしたのだが・・・。
後日,Google mapの航空写真を詳しくチェックした結果, 白岩半島の付け根近くにある2つの沼は,上流側にある川治第二発電所の近くに小さなダムがあり, それによって白岩半島近くを通る流路側に水が流れなくなり,河床の低い部分(2ケ所)に水が取り残されている状態であることが判明した。 とすると原生生物はまったく期待できない。
事前に分かっていれば来なかっただろう。 しかし,今回はどこへ行くか直前まで迷っていたため,この龍王峡について詳しく調べる時間的余裕がなかった。

むささび橋へ(日光市),12:34
1〜4枚目:橋の手前で周囲をパノラマ撮影。

むささび橋を渡る,ただし途中まで(日光市),12:34
案内図によると遊歩道は橋の左側にしかない。 すなわち,対岸へ行っても虹見橋へ戻るしかないので,途中で引き返すことにした。

むささび橋からの眺め(日光市),12:35
引き返す前に橋の中央付近から下流側を撮影。遠くに虹見橋が小さく見える。

むささび橋からの眺め(日光市),12:35
上と同じ位置で,今度は上流側を撮影。 左(右岸)にやや広い岩石段丘がある。

むささび橋近くの岩石段丘を望遠撮影(日光市),12:35
水路があり,鬼怒川へ流れ落ちていた。 しかし,厳美渓や長瀞の岩畳のような岩盤上の水たまり(もしくは沼)はない。残念ながら。

Part V: 龍王峡自然研究路:〜大観〜五光岩〜柱状節理〜
2012.04.29, 12:36 - 12:47