市道 滝川桑原杉山線を進む(唐津市七山),08:02-08:03
1,2枚目:コンクリートで固めた崖の脇を通る。この辺が反時計回りの最後の部分だ。
現在は北向き。この先で右に折れて東向きとなる。
前回(2008.09.09),左の樹林の脇ではツリフネソウが群生していた(下段)。
今回はイガアザミ(Cirsium nipponicum var. comosum)?が若干だが咲いていた。
2008年09月の様子(2008.09.09,09:01-09:02撮影)。
これは反対方向から撮影している。
市道 滝川桑原杉山線を進む(唐津市七山),08:07
前方で右に折れる。
市道 滝川桑原杉山線を東へ(唐津市七山),08:08
右に折れると,前方の視界がやや開ける。
市道 滝川桑原杉山線を東へ(唐津市七山),08:09
1,2枚目:パノラマ撮影。
これまでこの方向はタクシーに乗車して眺めているので,過去の記憶がほとんどない。
そのため,この時点では前方の変化(樫原湿原駐車場の新設)に気づかなかった。
市道 滝川桑原杉山線を東へ(唐津市七山),08:10
1,2枚目:パノラマ撮影。
新設された樫原湿原駐車場の脇を通過。
上記のように,この時は左の変化に気づかなかったが,過去の記録(画像)によれば,かつて左側には樹木が生い茂っていた。
2枚目:前方に何やら工事の案内らしき看板がある。
どうやらあそこまでが全面通行止めの区間のようだ。
振り返って工事の案内を見る(唐津市七山),08:10-08:11
1枚目:一応,通れるようにはなっているが,脇に迂回路の案内がある(2枚目)。
ここから桑原バス停までは分岐のない1本道だ。
さきほど見てきたように,
現在は桑原バス停脇(2枚目の図中で通行止箇所と示してある場所)で橋の架替え工事が行なわれていて通行止めになっている。
2枚目:迂回路の案内。この図では右が北になる。大きく南を通って迂回するように描いてある。
既述したが,桑原バス停脇でこの図を見た時点では,ここから先は徒歩になるので迂回路はとくに気にしていなかった。
そのためもあり,復路では,この案内図を見ずに,
市道 滝川桑原杉山線(緑色の線)の東にある林道 荒川〜天川線(画面下側にある灰色の線)が迂回路だと勝手に思い込んで,
そこを歩いて戻った(注)。
かりに赤線の迂回路を迂回路として正しく認識したとしても,徒歩ではあまりに遠回りになる。
赤線の部分を歩いた場合,復路の新幹線に間に合わなくなるのは確実だった。
注:迂回路に指定されていなくとも,荒川〜天川線を経由すれば,滝川桑原杉山線を通った時とおおよそ同じ時間で
桑原バス停まで降りられることは,地図を見るかぎりあきらかだった。
ただし,桑原バス停近くは狭い急坂で民家が道路沿いに立ち並んでいる。
車が通る迂回路としては適当ではないので,案内図にある長いルートを迂回路としたのだろう。
少し進んで交差点の様子をパノラマ撮影(唐津市七山),08:11
1枚目:左が今上がってきた市道 滝川桑原杉山線だ。
画面に左端にも道あるのがわかるが,こちらは林道 荒川〜天川線の南側,厳木(きゅうらぎ)方面。
荒川〜天川線については,角にその案内板がある(2枚目)。今回は近付いて撮影しなかったが,
前々回(2006.11.20)撮影したものを下々段に示す。ここには「広域基幹林道 荒川〜天川線概要図」とある。
滝川桑原杉山線よりも太い線で描いてある。画面右が新しくできた樫原湿原駐車場。
2枚目: 荒川〜天川線の案内板と記念碑?。両者は,これまではやや離れた位置にあったが,駐車場の敷設に伴って,
案内板を記念碑(石碑)の近くに移動させたようだ。
3枚目:少し右に振りすぎて荒川〜天川線の路面が写っていない。
角に立つ各種案内と,その右にある滝川桑原杉山線が写っている。
2008年09月の様子(2008.09.09,08:49撮影)。
これと比較すると,案内板の後ろにあった林がすっかり姿を消していることがわかる。
2006年11月の様子(2006.11.20,08:35撮影)。
市道 滝川桑原杉山線を進む(唐津市七山),08:12-08:13
1〜3枚目:右に「樫原山房 湖守屋」が見えた所で前右後をパノラマ撮影(一部写っていない部分がある)。
1枚目:滝川桑原杉山線は前方でゆるやかに左へカーブし北東向きに変わる。
カーブの先にやや大きな溜池がある。
2枚目:樫原山房 湖守屋。ドアの脇に「店休日」という看板がかかっている。
3枚目:湖守屋の看板の先に,さきほど通った交差点と樫原湿原の駐車場がわずかに見える。
樫原湿原の南西に続く溜め池(唐津市七山),08:13
1〜3枚目:やや進んで,振り返りつつパノラマ撮影。
2008年09月の様子(2008.09.09,08:46-08:47撮影)。
水面が水草で覆われていた。
2006年11月の様子(2006.11.20,08:33撮影)。
湖守屋は建設中だった。
樫原湿原に到着(唐津市七山),08:14
1,2枚目:前方にかつての駐車場(注1)が見えたところでパノラマ撮影。
1枚目:左に樹林帯に入る遊歩道がある。案内図(後出)によれば,ここを入ると,左前方にある池塘付きの湿原(湿地 I ,注2)
の外縁をぐるりと周回して前方の車道へ出るようだ。
2枚目:道路の右側にも細長い湿原がある。小さな水たまり(池塘のようにも見える)もあるが,道路から離れていて近付けない。
注1:さきほど見た樫原湿原駐車場が新しくできたことで,湿原に隣接した駐車場は使用禁止になっていた(後出)。
注2:これは,
「樫原湿原地区自然再生実施計画及び全体構想」(環境省)にある湿原各地区の名称。前回同様,今回もこれを使用する。
樫原湿原,道路の右側にある水たまり(唐津市七山),08:14
上記のように,道路から離れており,道路との境には柵が設置してあるため,近付けない。
樫原湿原(唐津市七山),08:15
1〜3枚目:かつての駐車場が近付いたところで再度パノラマ撮影。
1,2枚目:左前方に広がるのが「湿地 I」。
3枚目:右側がかつての駐車場。木製の大きな車止めがいくつも置いてある。
前方と画面の右(写っていない)に軽トラックが2台停まっている。それでやってきたと思われる男性が二人いた。
案内板の裏に新しく設置されたプレハブ小屋に出たり入ったりしていた。
樫原湿原の管理?をしている人達かも知れない。自転車も1台あった。
2008年09月の様子(2008.09.09,07:43撮影)。
樫原湿原(唐津市七山),08:15-08:16
1〜3枚目:旧駐車場の奥に設置してある3つの案内板。
案内板の裏にプレハブの小屋がある。
1枚目:「樫原湿原湿地内の季節の植物」,これは従来通り。
2枚目:「湿原案内図・アクセスマップ」これは新しい。
従来は「ようこそ!ぺんた共和国」(注1)と題した湿原案内図があった。
3枚目:「樫原湿原(自然環境保全地域特別地区)」と題した案内図。これは従来通り(注)。
ただし,案内板の両サイドにあった「禁煙」,「エンジン停止」,「アイドリング禁止」などの板は取り外されていた。
注1:「ぺんた共和国」というのは,1986年に周辺の5町村が共同で設立した村おこしのための組織らしい。
2005年に解散。おそらく同年から翌年にかけての市町村合併(→唐津市)が解散理由だろう。
注2:2枚目の新しい案内図と比較するとわかるが,この3枚目の案内図では「ため池」が実際よりかなり広く描いていある。
おそらくかつはこの図の通り広かったのだろう。しかし,現在は,ため池の東半分は草地に変わっている。
新しい案内図は,かなりデフォルメされているが,ため池の形じたいは,こちらの方がより正確といえる。
2008年09月の様子(2008.09.09,07:45撮影)。
2006年11月の様子(2006.11.20,08:09撮影)。
樫原湿原,旧駐車場の向いにある「湿地 I」(唐津市七山),08:16
2008年09月の様子(2008.09.09,07:46-07:47撮影)。
樫原湿原,「湿地 I」を周回する遊歩道の入口(唐津市七山),08:17
樫原湿原,「湿地 I」(唐津市七山),08:17
1,2枚目:木道を少し進むと樹林帯に入るが,,。
従来はロープが張られ立入禁止だった(3,4枚目)。
が,今回は通行できるようだ。
3枚目:2008年09月の様子(2008.09.09,07:48撮影)。
4枚目:2006年11月の様子(2006.11.20,08:12撮影)。
樫原湿原,「湿地 I」(唐津市七山),08:18
少し入ってみたが,遊歩道は「湿地 I」からやや離れた場所を歩くようだ。
ここを進めば湿原に着いた際に道路の左にあった遊歩道の出口(08:14に撮影した場所)まで戻ってしまうことになる。
案内図を見るかぎり,池塘?に近付くことはできそうにない。
また,今回は桑原バス停からここまで歩いてきたため,すでに30分ほど時間をロスしている。
ここで「湿地 I」を周回する遊歩道を歩く時間的余裕はないので,引き返すことにした。
Part III: | 樫原湿原(2) 2011.11.14, 08:18 - 08:27 |