一関駅〜厳美渓〜須川高原温泉〜国道342号沿いの小湿原〜野鳥の森湿原〜大仁郷湿原(イワカガミ湿原)〜須川高原温泉〜一関駅 (08:36 - 16:46)
Part I: | 一関駅〜厳美渓(一関市) 2010.08.10, 08:36 - 09:28 |
Part II: | 厳美渓〜須川高原温泉(一関市) 2010.08.10, 09:39 - 10:34 |
Part III: | 須川高原温泉〜国道342号沿いの小湿原(東成瀬村) 2010.08.10, 10:36 - 10:47 アカモノ,ネジバナ |
Part IV: | 国道342号沿いの小湿原(東成瀬村) 2010.08.10, 10:48 - 10:58 ??, シロバナトウウチソウ,ミツガシワ,キンコウカ,モウセンゴケ |
Part V: | 国道342号〜野鳥の森東口(東成瀬村) 2010.08.10, 10:58 - 11:16 ヤマハハコ, イワショウブ |
Part VI: | 野鳥の森北側の林道〜湿原遊歩道北東口〜(東成瀬村) 2010.08.10, 11:17 - 11:29 サワギキョウ, ?ギボウシ,ハクサンシャクナゲ,??,コバイケイソウ |
Part VII: | 野鳥の森湿原(〜湿原東の池塘)(東成瀬村) 2010.08.10, 11:30 - 11:40 |
Part VIII: | 野鳥の森湿原(南縁の遊歩道)(東成瀬村) 2010.08.10, 11:40 - 11:52 ミズギク |
Part IX: | 野鳥の森湿原(西端の展望所〜北西端の遊歩道)(東成瀬村) 2010.08.10, 11:53 - 12:04 ヒツジグサ, ミズギク |
Part X: | 野鳥の森湿原(北西端の遊歩道〜北西口)(東成瀬村) 2010.08.10, 12:04 - 12:15 ?? |
Part XI: | 野鳥の森北側の林道〜野鳥の森東口(東成瀬村) 2010.08.10, 12:16 - 12:34 ミズギク, ヒツジグサ,ムシカリ,ミヤマホタルイ |
Part XII: | 国道342号東側の湿原は到達不可〜大仁郷湿原(イワカガミ湿原)(東成瀬村) 2010.08.10, 12:35 - 13:07 |
Part XIII: | 大仁郷湿原(イワカガミ湿原)その1(東成瀬村) 2010.08.10, 13:08 - 13:22 モウセンゴケ |
Part XIV: | 大仁郷湿原(イワカガミ湿原)その2(東成瀬村) 2010.08.10, 13:22 - 13:34 |
Part XV: | 大仁郷湿原〜須川高原温泉(東成瀬村) 2010.08.10, 13:34 - 14:38 ?? |
Part XVI: | 須川高原温泉〜一関駅(東成瀬村/一関市) 2010.08.10, 14:39 - 16:46 |
追加: | 採集したサンプルの観察(千代田区) 2010.08.11-08.13 |
前回(2010.8.4),
乗鞍高原を訪れてからまもなく1週間。
今週は台風の影響もあり後半が全国的に荒れる見通し。
また,週の初めも東北地方の一部を除いて全国的に曇り,または,雨の予報がでていた。
こうなると週の前半に東北に行くしかないが,以前から計画している八幡平(安比湿原)〜田代岳9合目湿原へ行くには, 2泊3日が必要。 長期に好天が続く時期でないと無理だし,宿の予約などを考えると時間的に間に合わない。 そこで,3年前に訪れた岩手と秋田の境に広がる須川高原(地理的には栗駒山の北の裾野)に点在する湿原群を再訪することにした。 前回(2007.6.24)は, バスの時刻が変わり前日に一関に宿泊する必要があったが,今回時刻を調べると,ふたたび時刻表が変わり, 初回(2005.7.24,写真無し)と同様,一泊せずに日帰りできることがわかった。 一関市は前日午前までの予報では終日曇りだったが(注1),それでも行くことにしたのは, これまで訪れようとして到達できなかった須川高原にある野鳥の森湿原に関するより詳しい情報が手に入ったことによる。 それによると,地図上では東西から野鳥の森を訪れるルートが描いてあるが,実際にはかなり前から 西側のルートは通行不能,ないし,極めて困難な状態にあるという (実際,これまで2回とも西側からアプローチしていずれも失敗している=湿原に到達できなかった)。 結局,国道342号沿いにある東口から入って東口に戻ってくるしかない,ということがわかり, これを知ったので,今度こそという気持ちが湧いたことが大きい。 そのため,多少,天気が悪くてもこれは行く価値があると判断した(注2)。 往路の新幹線は宮城県南部を除いて,全線が曇空だった。 一関駅の上空も同様,厚い雲で覆われていたが,幸い,バスが須川高原に着く頃になると青空に変わった。 そして,秋田県側の須川高原に点在する湿原群(野鳥の森湿原,大仁郷湿原,他の小湿原)を訪れる間は 多少雲は多いものの強い日射しが降り注いでくれた。 大仁郷湿原を訪れて須川温泉に戻ろうとしたとたん,空から雨粒が落ちてきて, 途中でひどい土砂降りに変わった。 しかし,それもいっときで須川高原温泉で昼食&休憩している間に雨は小降りとなり, バスが一関駅に向けて発車する頃になるとふたたび青空が広がった。 注1:前日の午後,そして,当日になると,昼から午後3時頃まで晴れの予報に変わった。 徐々に天候が良い方にシフトしていたようだ。 注2:須川温泉に向かうバス路線は, 2008年6月16日に起きた岩手・宮城内陸地震によって途中の道路が崩落し通行不能になったため, 長い間運休していた。 しかし,今年の5月30日から運行が再開されたので, 地震後の様子を見てみたいというのも訪れることを決めた理由の一つ。 |