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2008.06.15, Part VI

国道289号(宮床〜山口〜)

国道289号,宮床鍛冶屋前バス停(南会津町宮床),11:55
国道を南に向かって進む。 なお,この辺(南会津町界〜南会津町山口)は国道401号との重複区間になっている(注)。

注:南会津町界は画面後方(北),南会津町山口は画面の先(南)にある。 山口の重複区間は,この後,左折する地点まで,そこで289号は東へ,401号は南へと分かれていく。

国道289号,稲葉屋前バス停付近(南会津町宮床),11:57
1,2枚目:前方右手に伊南川に架かる橋があるが,今のところ名称不明。 対岸を県道351号 大倉大橋浜野線が並走している。

国道289号,伊南川に架かる??橋(南会津町),11:57

国道289号を南へ(南会津町),11:58

国道289号を南へ(南会津町),11:59

国道289号を南へ(南会津町),12:00

国道289号を南へ,ヒメサユリ?(南会津町),12:01-12:03
1,2枚目:あちこちに「ひめさゆり」あるいは「ヒメサユリ」という名前の入った幟や看板があった。 往路で乗車したタクシーの運転手は「宮床湿原には行ったことがないが,この時期はヒメサユリを見に来る人をよく乗せる」 などと話していたが,最初は「ひめさゆり」が何を意味しているのかさっぱり見当がつかなかった。 後になって,これは宮床湿原の北,国道401号の先にある高清水自然公園内でみられるユリ科の植物のことであることが判明。 高清水自然公園は自生するヒメサユリが大群生している場所として知られているらしい。 湿地もあるはずなので機会があれば訪れたいと考えている(注)。

注:401号と289号は界地区で東西に分かれる。401号は東へ向かうが,289号は西(只見町方面)へ向かう。 その只見町と南会津町の境界近くに大曽根湿原(国土地理院の地図では,なぜか向谷地平となっている)という場所があるのを事前の調査で発見した。 当初は,余裕があれば宮床湿原を訪れた後で,大曽根湿原にも立ち寄ろうかとも思ったが, 今回はそれどころではなかった。既述したように,宮床湿原→駒止峠→駒止湿原→会津田島駅のコースを辿るのでギリギリ精一杯だった。 大曽根湿原は次の機会としよう。

普通林道,山神・界線入口脇を通過(南会津町台板橋),12:03-12:04
1,2枚目:ここが 山神・界林道の入口。 3枚目: 山神・界林道方向を撮影。
前述したように, 山神・界林道は,(おそらく)山神林道と界林道の二つをくっつけた名称で, 界林道は,宮床湿原の北にある国道401号から鹿水(かなみず)川沿いを南に下り, 宮床湿原の東側を通って,東隣の玉川林道(昭和村,これも後出)に合流している。 一方の 山神林道は,ここ(台板橋)から東へ向かい, 宮床湿原の南を通って界林道に合流している。 そのため,宮床湿原の後はこの山神林道を東へ進み,界林道に入って南下すれば駒止湿原へ最短ルートで, かつ,さほどの昇り降りをせずに楽に着けるはずだった。
しかし・・・。画面(3枚目)でもわかるとおり,この山神林道は全面舗装されており, 山神林道と界林道の合流点から北の界林道も近年,全面舗装されたらしいのだが, 合流点から南の界林道は未舗装のままで, 整備もされていないため近年は荒放題で通行不可であることが事前の調査で判明した。 そのため,諦めて今回のように国道289号を通って大きく迂回する形で駒止湿原を目指すしかなかった。 しかし,それには途中にある駒止峠を乗り越えなければならず,それにかなりの時間と体力を要した。

国道289号,板橋&下山口バス停付近(南会津町),12:06-12:10
2枚目:途中にある板橋バス停。 バス停の時刻表に「平成20年4月・・・南郷地域巡回バス・・・を中止しています。」と貼紙がしてある。 昨年(2007.5.21)は,同じ路線を走るバスに乗車して,針生地区にある駒止湿原入口バス停から会津田島駅まで戻ったのだが,,,。 果たして,とやや心配になったが,後でわかるように,駒止峠の東側(旧田島町)地区の路線はまだ生きていた(注)。

注:ただし,本数は一部が日曜祝日運休になってやや不便になっていた(後述)。 こういった山間地のバス路線は年々廃止されるか,本数が減っているので,バスを使って湿原を訪れるのが難しくなっている。

国道289号,小屋川橋を渡る(南会津町),12:10

国道289号,小屋川橋を渡る(南会津町),12:10
この後は,この小屋川に沿って東へ向かう。

国道289号,道なりに左折(南会津町),12:11
橋を渡ってすぐに左折。この先には同じく左側にトンネルがあり,その先で合流している。 同じ場所に二ケ所の左折ポイントがある訳だが,おそらく冬期にはトンネル側を通らないと左折しにくいためだろう。 手前を左折すると住宅街を通過するが,住宅街を通過する車の量を減らす意味合いもあるはず。

国道289号を南東へ(南会津町),12:12
左折した後の様子。歩道のないやや狭い道。

国道289号,ここで左折,右はトンネル(南会津町),12:13
1〜4枚目:ほどなくトンネルへ通じる道路に合流する。その手前で左〜前〜右をパノラマ撮影。 1枚目:左の建物は「きらら289物産館」(南郷村交流促進センター・物産館,きらら289)。 近くには入浴施設もある模様。この地区を山口温泉というらしい。

国道289号を南東へ(南会津町),12:13
前方の道路標識によると,ここから会津田島まで25km。

国道289号を南東へ(南会津町),12:14-12:15
1枚目:小屋川に架かる桜橋を渡る。川の右岸へ移動。 2枚目:歩道あり。 3枚目:歩道なし。

Part VII: 国道289号〜駒止峠旧道(1)
2008.06.15, 12:16 - 13:02