出途の湯バス停(西和賀町),14:36-14:37
バス停の下に生えていた
ツクシ(スギナの胞子のう穂,Equisetum arvense)と
その本体(栄養体)であるスギナ。
県道215号 湯川温泉線を下る(西和賀町),14:37
出途の湯付近を流れる小鬼ケ瀬川とその上に架かる橋。
小鬼ケ瀬川はこの先で左にカーブしてふたたびこの道路を横切る。
県道215号 湯川温泉線を下る(西和賀町),14:38-14:39
1枚目:少し先にあるもう一つの小鬼ケ瀬川に架かる橋を渡る。
2枚目:前方で左折した小鬼ケ瀬川がこちらに向って流れてくる。
ここは公園?(西和賀町),14:41
しばらく行くと道路脇に公園らしき広場が見えてきた。
草地の中に池があるので近付いてみることにした。
池端では釣を楽しんでいる家族連れが数名いた。
公園?内の池(西和賀町),14:43-14:44
池の水はドロリとしたうす緑色。原生生物はあまりいそうに見えないが,とりあえず採集。
意外や意外。結構な数の原生生物がいた。ここは古くからある池なのかも知れない。
今回の採集ではここが一番原生生物の種類が多かった。
ただし,いずれも平地で見られる種類ばかり。高地の湿原に特有の種類(大型の接合藻やネベラなど)はまったくみられない。
繊毛虫が多いのも目立った。
観察された生物(5/7):
渦鞭毛虫の一種,
クリプトモナス(Cryptomonas),
トラケロモナス(Trachelomonas hispida),
アスタシア(Astasia sp.),
アニソネマ(Anisonema),
サッカメーバ(Saccamoeba),
ユーグリファ(Euglypha),
ウロトリカ(Urotricha),
アンフィレプタス(Amphileptus),
コレプス(Coleps),
アスピディスカ(Aspidisca),
ハルテリア(Halteria)?,
グラウコマ(Glaucoma),
キネトキルム(Cinetochilum),
棘毛類繊毛虫,
小型繊毛虫数種,
Pseudostaurastrum,
パンドリナ(Pandorina),
イカダモ2種以上(Scenedesmus),
Quadrigula,
イトクズモ(Ankistrodesmus),
Selenastrum,
Tetraedron,
サヤミドロ(Oedogonium),
ユレモ(Oscillatoria)大量,
センチュウ,
観察された生物(5/9):
渦鞭毛虫の一種,
ペラネマ(Peranema),
エントシフォン(Entosiphon),
マヨレラ(Mayorella),
コクリオポディウム(Cochliopodium),
フセツボカムリ(Centropyxis),
ユーグリファ(Euglypha tuberculata,
Euglypha sp.),
ラッパムシ(Stentor roeseli),
スピロストマム(Spirostomum intermedium),
リトノタス3種(Litonotus cygnus,
Litonotus sp.),
プロロドン(Prorodon),
ホロフリア(Holophrya),
スチロニキア(Stylonychia mytilus),
アンフィシエラ(Amphisiella),
フロントニア2種(Frontonia marina,
F. acuminata),
ゾウリムシ(Paramecium caudatum)
ミドリゾウリムシ(P. bursaria),
ヒスチオバランティウム(Histiobalantium),
キルトロフォシス(Cyrtolophosis),
フタヅノクンショウモ(Pediastrum duplex),
ホシガタモ(
S. iotanum),
ワムシ,
その後,観察された生物(〜5/30):
ミドリムシ(Euglena spirogyra),
ペラネマ(Peranema),
ゴニオモナス(Goniomonas),
コロトネベラ(Korotnevella),
ミドリムシ(Euglena spirogyra),
スピロストマム3種(Spirostomum
ambiguum, S. intermedium, S. teres),
モナス(Monas guttula),
ふたたび県道215号 湯川温泉線を下る(西和賀町),14:45
1枚目:階段を上がって県道215号に戻る。
2枚目:公園らしき場所はこの先にも続いていた。
ここも公園の続き?(西和賀町),14:46
途中の道路脇から公園らしき場所をパノラマ撮影。
ここも公園の続き?(西和賀町),14:48
一番北側の場所を望遠撮影。柵のようなもので囲まれていて中に樹木が植えられている。
果樹園?
この後,遅い昼食(オニギリ)を歩きながら食べた。
土畑鉱山バス停(西和賀町),14:55
この土畑鉱山というのは平安時代に始まったかなり歴史のある鉱山らしい。
県道215号 湯川温泉線を下る(西和賀町),14:56-14:58
見なれないスミレの仲間だが,
これはナガハシスミレ(Viola rostrata var. japonica)?
形はよく似ている。ナガハシスミレは主に日本海側の山地に分布するらしいが,
ここは秋田県との県境に近いので,ここに生えていても不思議はないかも。
県道215号 湯川温泉線を下る(西和賀町),14:59
前方に土畑鉱山が見えてきた。
県道215号 湯川温泉線を下る(西和賀町),14:59-15:00
道路がカーブしたところで鉱山方向をパノラマ撮影。
1枚目:
2枚目:選鉱場跡らしい。
県道215号 湯川温泉線を下る(西和賀町),15:00-15:01
2,3枚目:坑内排水から銅を採集するための池。
この鉱山は現在は採掘はしていないが,坑内排水からの銅の採集は行なっているらしい?。
Part VIII: | 県道215号 湯川温泉線(湯川温泉入口〜秋田自動車道近く) 2007.05.04, 15:02 - 15:26 |