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2006.09.03, Part VII

姥ケ原・鎌沼分岐〜浄土平湿原入口

浄土平へ,14:44-14:45
1枚目:姥ケ原の南側を通ってくるルートとの合流点を過ぎると,すぐに沢を渡る。水底を見ると糸状藻類が繁茂していた。 即,採集(姥ケ原・鎌沼分岐近くにある沢)。 糸状藻類は,ピペットで吸い取る時の感触が柔らかかった。 このため,おそらくヒザオリ(Mougeotia)だろうと予想したが,その通りだった。
観察された生物: 共生藻を持つラッパムシ(StentorS. igneusに似ているが大核が複数あった。細胞体もS. igneusとしては,やや大きい, サヤツナギ(Dinobryon sertularia), ヒザオリ(Mougeotia), ツヅミモ( Cosmarium depressum), ホシガタモ( S. simonyi or S. echinatum ?),

浄土平へ,14:47-14:54
木道は蓬莱山南側の山裾を東へ下っていく。

浄土平へ,14:58
1枚目:前方に吾妻小富士が見えてきた。 2枚目:遠くには福島市の市街がかすかに見える。

浄土平へ,15:01
途中で一切経山(1枚目)→吾妻小富士(2,3枚目)とパノラマ撮影を試みる。上下がずれてしまった,,,。

浄土平へ,15:02-15:07
1,2枚目:急な下りの部分には木製の階段が。 3,4枚目:やっと下りが終わると林の中を歩くようになる。

浄土平へ,15:10-15:12
2枚目:林を抜けたところで,右手に池塘があった。ただし,かなり干上がっている(注)。 3,4枚目:水がないのでドロ状のものをひっかけて採集した(浄土平手前の道脇にある干上がった池塘)。
観察された生物: ペラネマ(Peranema), ディフルギア( D. oblonga), アミカムリ(NebelaN. collarisに似ているが,,), ヌサガタケイソウ(Tabellaria), 他の珪藻各種, サヤミドロ(Oedogonium), ミクロスポラ(Microspora), ヒザオリ(Mougeotia), ハタヒモ(Netrium digitus), センチュウ, ワムシ,

注:裏でなびいているのはヒメワタスゲか?

浄土平へ,15:13-15:14
池塘の手前に咲いていたウメバチソウParnassia palustris)。

ウメバチソウ Parnassia palustris ウメバチソウ Parnassia palustris ウメバチソウ Parnassia palustris ウメバチソウ Parnassia palustris

浄土平へ,15:14
近くにも別の池塘が,,。しかし,遠すぎる上,カラカラに乾いている模様。なので採集不可。

浄土平へ戻る,15:15-15:16
ようやく浄土平へ出る。 2枚目:ここは往路でも通った浄土平から姥ケ原・酸ケ平へ向かう分岐点。 3枚目:前方に駐車場が見える。

浄土平湿原へ,15:18-15:20
2枚目:駐車場へ戻る登山道の途中に南側(画面右手)の浄土平湿原への入口がある。 浄土平湿原は,事前の調査では,あまり期待できない場所だったので,当初の予定には入っていなかった。 しかし,バスの発車時刻までまだ多少時間があるし,今回は谷地平で採集できなかったので, かなり疲れていはいたものの,ここで右折して浄土平湿原へ立ち寄ってみることにした。 3枚目:入口脇にある案内板「吾妻山の火山活動」。

Part VIII: 浄土平湿原〜浄土平駐車場
2006.09.03, 15:20 - 15:52