新城市 |
長ノ山湿原
と隣接する溜池 |
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採集日:2014.03.22 | ウオッちず | で位置確認 |
樹林帯を抜けた,まもなく長ノ山湿原だ(新城市),09:42
2枚目:iPad mini で現在地を確認。
まもなく長ノ山湿原(新城市),09:44
右に案内板,駐車場,公衆トイレがあった。
長ノ山湿原前にある案内板,駐車場,公衆トイレ(新城市),09:44
1〜3枚目:パノラマ撮影。
1枚目:前方にある案内板の脇にはバス停もある。
2枚目:駐車場には7,8台は停まれそうだ。
3枚目:公衆トイレ。利用させてもらった。
案内板の隣にある新城市営バスの「長ノ山」バス停(新城市),09:46-09:47
2,3枚目:ここに停まるのはSバス「つくであしがる線」だ。
ただし,ここを通るのは火曜日のみ。
バス停の隣に立つ「しんしろ観光ガイド」(新城市),09:47
駐車場前の道路際でパノラマ撮影(新城市),09:47
2枚目:前方右にある人家の横を通って湿原へ。
人家の横を通って湿原へ(新城市),09:49
2枚目:金属柵の近くに案内板があった。
「お願い,湿原植物保護のため車での進入はご遠慮ください」とある。
前方の道は,今回はさほどでもなかったが,暖かくなるとかなりぬかるむようだ。
靴がもぐってしまうような場所もあるらしい(ネットにある情報による)。
長ノ山湿原が迫る(新城市),09:50
2枚目:さきほど車での進入はしないようにと案内があったが,
前方には車の轍がしっかりあった。
長ノ山湿原に到着(新城市),09:50-09:51
ここにも金属製の柵がある。
ネットにある長ノ山湿原を撮影した画像を見ると,2011年頃までは無かったことがわかる。
昨年(2013)に撮影された画像にはすでに写っているので,2012年頃に設置されたようだ。
2枚目:金属柵には扉が付いていた。幸い開いていた。
閉じることもあるのだろうか?
長ノ山湿原(新城市),09:51
1〜4枚目:ネットでよくみかける湿原の案内板の前でパノラマ撮影。
1,2枚目:従来からあるロープ柵は左(北)側が手前まであるが,
3,4枚目:道路を挟んで右(南)側はやや奥まった位置にある。
1枚目:左端には水田を守るための金属柵,右端には湿原を守るための金属柵がある。
ということは,その中間は歩いてもいいのかも知れない。
この時は,それに気付かなかった。
奥に向かって水面が続いているので,あの辺で採集すればよかった。
長ノ山湿原(新城市),09:52, 09:53
1枚目:案内板の手前,道路際にも水があった。
2枚目:これを採集(長ノ山湿原-01)。
ここには原生生物はあまりいなかったが・・・。
観察された生物:
小型鞭毛虫数種,
ナベカムリ(Arcella sp.),
トゲフセツボカムリ(
Centropyxis),
未同定の有殻アメーバ,
小型繊毛虫数種,
ミクロスポラ(Microspora),
ゲミネルラ(Geminella),
ワムシ,
ケンミジンコ,
センチュウ,
長ノ山湿原(新城市),09:54
道はかなりぬかるんでいるが,中央付近は砂利が敷かれているらしく,水浸しのところを歩いても靴が沈むことはなかった。
しかし,この後,ロープ柵の近くを歩こうとしたところ,突然,ズブズブと靴が沈みだした。
慌てて中央部に戻った。
長ノ山湿原(新城市),09:54
1〜3枚目:道路の左(北)側をパノラマ撮影。
湿原の中央部付近に水面が広がっている。
長ノ山湿原(新城市),09:55
靴が沈みかけたロープ柵の近くで採集(長ノ山湿原-02)。
ここは結構,原生生物がいた。
これまで東海地域のみで観察できている
アワセオオギ(Micrasterias jenneri)
がここにもいた。
また,これもこの東海地域でしか見たことがない独特な形(注)をした小型の
アミカムリ(Nebela sp.)もいた。
この辺が湿原らしいといえば,湿原らしい。
観察された生物:
クリプトモナス(Cryptomonas sp.),
共生藻を持つアカントキスチス(Acanthocystis turfacea),
ナベカムリ(
Arcella arenaria,
Arcella sp.),
フセツボカムリ(
Centropyxis),
ディフルギア(
Difflugia elegans,
D. oblonga,
Difflugia sp.),
Lesquereusia modesta,
Lesquereusia sp.,
アミカムリ(
Nebela sp.1
殻が細長く,首部分がカーブしている。全形はサイフォデリアに似ている 八曽湿地にもいた,
ユーグリファ(Euglypha filifera),
トリネマ(
Trinema lineare,
Trinema sp.),
共生藻を持つオフリディウム(Ophrydium),
未同定の繊毛虫,
ヒカリモ(Chromulina),
珪藻各種,
エレモスフェラ(Eremosphaera viridis),
クレブソルミディウム(Klebsormidium sp.),
ヒザオリ2種(Mougeotia),
カメガシラモ(Tetmemorus laevis),
ミカヅキモ(
Closterium rostratum),
ツヅミモ(
Cosmarium pseudopyramidatum)?,
アワセオオギ(Micrasterias jenneri,
ハタヒモ(Netrium digitus),
タテブエモ(Penium sp.),
ネジモ(Spirotaenia condensata),
クロオコッカス(Chroococcus sp.),
ユレモ(Oscillatoria sp.),
ソコミジンコ,
イタチムシ,
センチュウ,
注:トックリ形で首の部分が細長く先端が曲がっている。
糸状根足虫の
サイフォデリア(Cyphoderia)
にやや似るが,首の部分がかなり長い。
当然ながら,殻の表面はサイフォデリアのものと異なり,アミカムリ特有のだ円形の鱗片で被われている。
T字路が迫る(新城市),09:57
前を横切るのは湿原の東縁とその先にある樹林帯(植林地)の間を南北に通る未舗装道だ。
長ノ山湿原(新城市),09:57
1〜3枚目:T字路近くで180°向きを変えてパノラマ撮影。
既述したが,ここでは左奥(南西方向)にある「モーターランド三河」からけたたましいエンジン音やブレーキ音が聞こえていた。
かなり大きい音だ。
北風が吹いていたせいもあるかも知れない。また,後ろの山に音が反射して,いっそう音が大きく聞こえていたのだろう。
この後,前方(2枚目)に見える住宅地近くまで戻ると,音はほとんどしなくなった。
前方にある山に音が遮られていたようだ。
この長ノ山湿原は,開けた場所なので「モーターランド三河」で発生した音がまともに届くようだ。
う〜む,興醒め。
T字路を右折,南にある溜池へ(新城市),09:57-09:58
Part II: | 隣接する溜池 2014.03.22, 09:58 - 10:16 |