さいたま市緑区 |
芝川右岸 (樋管出口,〜大道東橋〜) |
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さいたま市と川口市を流れる芝川の左岸沿いは芝川サイクリングロード
(起点は足立区にある都市農場公園,終点が大宮公園。
参照:山王橋〜八丁橋,
2010.12.05,
2012.01.15,
八丁橋〜大宮公園,
2011.02.19,
2011.05.08)
として整備されている(注)。
大道東橋の上流側に樋管があり,その出口がやや突き出ている。その出口で採集した。
観察された原生生物名一覧(現在 17 種) 注:正式名称は「東京都道・埼玉県道255号 足立さいたま自転車道線」。 これと芝川サイクリングロードがピッタリ重なるかが,ややハッキリしない。 |
採集日:2011.05.08 | ウオッちず | で位置確認 |
芝川右岸沿いを西北西へ,ここは川の中央に葦原がある(さいたま市緑区),11:53
葦原に向ってバンが泳いでいた(望遠撮影,さいたま市緑区),11:54
バン(Gallinula chloropus)
葦原にはコガモ(雄)らしき?鳥が(望遠撮影,さいたま市緑区),11:54
コガモ(Anas crecca)
大道東橋が迫る(さいたま市緑区),11:56
2枚目:前回の様子(2011.02.19,13:39撮影)。
ふたたび堤防を降りて橋の袂をくぐる(さいたま市緑区),11:56
道端に咲く花(さいたま市緑区),11:57-11:59
これはセイヨウヒルガオ(Covolvulus arvensis)?
道路際にしゃがんで花を撮影していると,首の後ろや腕に日射しが当り,
ジリギリと焼けるような暑さを感じた。
水路の出口だが,周囲が親水公園風の作りになっている(さいたま市緑区),12:01
ここは一体何という場所なのか,今のところ不明(さいたま市緑区),12:01-12:02
撮影を終えて手前を見ると,こちらにも樋管があった(さいたま市緑区),12:02
出口の水底は藻塊で覆われている。
階段があるので降りてみることにした。
わずかに空いた扉の下から結構な量の水が流れ出ていた(さいたま市緑区),12:02
水垢と糸状藻を採集(さいたま市緑区),12:03-12:04
2枚目:糸状藻はかなりしっかりコンクリート床に付着している。藻体じたいもかなり丈夫だ。
ひっぱっても切れない。アオミドロでないのは確か(ホシミドロ,ヒザオリでないのも勿論)。
3枚目:ここで採集(芝川の樋管出口)。
糸状藻は
フシナシミドロ(Vaucheria)だった。
観察された生物:
ミドリムシ(
Euglena gigas,
E. spirogyra,小型,
Euglena sp.),
小型鞭毛虫数種,
プロロドン(Prorodon sp.),
コレプス(Coleps),
オキシトリカ(Oxytricha),
フロントニア(Frontonia,細い),
ミドリゾウリムシ(Paramecium bursaria),
棘毛類繊毛虫,
小型繊毛虫数種,
フシナシミドロ(Vaucheria),
珪藻各種,
クンショウモ(Pediastrum boryanum),
イカダモ(Scenedesmus),
カラキウム(Characium),
ミカヅキモ(
Chlorophyta acerosum,
C. moniliferum),
ユレモ(Oscillatoria),
ワムシ,
樋管の出口近くに咲く花々(さいたま市緑区),12:04-12:05
このところあちこちで見かける
アメリカフウロ(Geranium carolinianum)
樋管の出口近くに咲く花々(さいたま市緑区),12:05-12:06
先日(2011.4.30),
浮野の里でも撮影したコハコベ(Stellaria media)かと思ったが,
よく見ると雌しべの花柱が5個ある。
これはウシハコベ(Stellaria aquatica)?
手持ちの図鑑では花弁が萼片より長いものがウシハコベとして紹介されている。
これは花弁が萼片よりやや短いのでコハコベかと思ったのだが,,。
ウシハコベだけが花柱が5個あり,他のハコベ属(ハコベ,コハコベ,ノミノフスマ)は花柱が3個なのが,
見分ける特徴と記してある。よってこれはウシハコベだろう。