長瀞町 |
岩畳 四十八沼
Part I: 長瀞 岩畳南端(1) |
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採集日:2016.06.05 | ウオッちず | で位置確認 |
岩畳南端,右の高台へ上がる(長瀞町),15:06
3枚目:現在地を確認。
2016年04月の様子(2016.04.10,14:37撮影)。
2015年04月の様子(2015.04.19,14:38撮影)。
過去の画像はこちら。
長瀞 岩畳南端(長瀞町),15:07
1枚目:前方の尾根の先に最初の採集ポイント(NT-31)がある。
2枚目:
ピラカンサ(トキワサンザシ,Pyracantha coccinea,バラ科 ピラカンサ属)
と
フジ(Wisteria floribunda,マメ科 フジ属)
長瀞 岩畳南端(長瀞町),15:07
1〜3枚目:高台に上がったところで,北〜東をパノラマ撮影。
3枚目:前方の茂みの下に最初の採集ポイント,NT-31がある。
2016年04月の様子(2016.04.10,14:38撮影)。
2015年04月の様子(2015.04.19,14:39撮影)。
2014年08月の様子(2014.08.15,14:28撮影)。
2014年05月の様子(2014.05.11,13:52撮影)。
2014年03月の様子(2014.03.09,13:53撮影)。
長瀞 岩畳南端(長瀞町),15:07-15:08
足下に見なれない花が咲いていた。
最初は
ヤブデマリ(Viburnum plicatum var. tomentosum,スイカズラ科 ガマズミ属)
などに似ていると思ったが,ヤブデマリは樹木だ。
これは地べた近くに育つ草だ。
その点からすると,
マツムシソウ(Scabiosa japonica,マツムシソウ科 マツムシソウ属)
に似ている。
葉(2枚目)はマツムシソウにそっくりだ。
しかし,外縁部の花(小花)は,外に向って2裂しているのに対して,マツムシソウは3裂だ。
また,それ以外の小花は,シシウドと似ている。
そうすると,
ハナウド(Heracleum nipponicum,セリ科 ハナウド属)
という名前が上がるのだが,,,。
散々調べてやっとわかった。
これは
オルラヤ・グランディフローラ(ホワイトレースフラワー,Orlaya grandiflora,セリ科 オルラヤ属)
というらしい。
コエンドロ(コリアンダー,パクチー,Coriandrum sativum,セリ科 コエンドロ属)
の花も似ているらしいが,一番似ているのはオルラヤ・グランディフローラだ。
日本は帰化植物だらけ!
倒れたニセアカシアは生きていた(長瀞町),15:08
前回(4月)に訪れた際,それまでNT-31の近くにあった
ニセアカシア(=ハリエンジュ,Robinia pseudo-acacia,マメ科 ハリエンジュ属)
が倒れていた。その1年前にはしっかり立っていたので,その後何らかの原因で倒れたようだ。
根元から倒れていたので,このまま枯れてしまうかと思ったが実がなっていた。
すぐ近くに水たまり(NT-31)があるので,そこから水が供給されているのだろう。
しかし,根の部分が半分露出しているので,この後,雨が降って根の周囲にある土が洗い流されてしまうと,いずれは枯れるかも。
2016年04月の様子(2016.04.10,14:39撮影)。
2015年04月の様子(2015.04.19,14:42撮影)。
2014年08月の様子(2014.08.15,14:31撮影)。
2014年05月の様子(2014.05.11,13:54-13:56撮影)。
長瀞 岩畳,NT-31(長瀞町),15:09
すこし左に移動して再度パノラマ撮影。
これまでの様子はこちら。
長瀞 岩畳,NT-31(長瀞町),15:09, 15:10, 15:11
1枚目:いつもの採集ポイントの様子。藻塊がたくさん浮かんでいる。
2枚目:導電率は 149 μS/cm(28.1℃)。川水と同じ値だ。
ここの水位は過去の画像とくらべると,それなりに下がっているが,
この後訪れたやや高い位置にある水たまり(NT-01&NT-28)がほぼ干上がっていたのにくらべると(後出),水位の低下が少なめだ。
荒川よりは高い位置にあるとはいえ,ある程度,川水の供給があるのかも知れない。
導電率が川水と同じなのもそのためかも。
ここで
採集(長瀞 岩畳,NT-31)。
長瀞 岩畳,NT-31(長瀞町),15:11, 15:12, 15:12, 15:13
水中にある水草が目に入った。
これまでここでは何度も採集しているが,このような水草があるのには気づかなかった。
量が増えたために目立つようになったのかも知れない。
全体として
オオカナダモ(Egeria densa,トチカガミ科 オオカナダモ属)
に似ているが小さい。
これは
コカナダモ(Elodea nuttallii,トチカガミ科 コカナダモ属)
?両者とも外来種だそうだ。
持ち帰って詳しく調べることにした(4枚目)。
追記(2017.02.16):
学生実習用に購入したオオカナダモを1年以上前から実験室で栽培?しているのだが,
狭い水槽内にいるためかどうかは不明だが,新芽部分が次第に小さくなり,いつのまにか,このコカナダモとほぼ同じ大きさの葉に変わってしまった。
このため,現在は,オオカナダモとコカナダモの違いについて疑念を抱いている。
もしかしたら,種の違いではなく,同じ種の環境変異ではないか?
NT-31を離れ,岩畳を北へ(長瀞町),15:14
テリハノイバラ(Rosa luciae,バラ科 バラ属)
が咲いていた。
岩畳を北へ(長瀞町),15:15
そして,この時期(というか,すでに開花期を過ぎつつある)にみられるのが,これ!
シラン(Bletilla striata,ラン科 シラン属)
岩畳を北へ(長瀞町),15:16
チガヤ(Imperata cylindrica,イネ科 チガヤ属)
もあちこちでみかけた。
長瀞 岩畳南端を北へ(長瀞町),15:17
1枚目:画面右上にNT-01と名付けた水たまりがある。
2枚目:中央よりやや右にある南北に細長い水たまりがNT-02。 まずはNT-01へ。
2016年04月の様子(2016.04.10,14:44撮影)。
2015年04月の様子(2015.04.19,14:47撮影)。
2014年08月の様子(2014.08.15,14:36撮影)。
2014年05月の様子(2014.05.11,14:00撮影)。
2014年03月の様子(2014.03.09,13:58撮影)。
過去の画像はこちら!
Part II: 長瀞 岩畳南端(2) 15:18 - 15:30 |