長瀞町
岩畳 四十八沼
Part III: 岩畳 四十八沼 中央部(1)
ここで採集されたサンプルの観察結果を Google で検索 お知らせ

採集日:2012.05.01 ウオッちず で位置確認

長瀞 岩畳,岩畳の西縁から中央側へ移動した(長瀞町),11:58
1枚目:左側にまた水たまり(NT-07)があった。

長瀞 岩畳,ここ(NT-07)も水中から草が生えている(長瀞町),11:58
1枚目:左の縁になにやら海藻のようなものが・・・。

長瀞 岩畳,NT-07(長瀞町),11:59-12:00
その海藻のようなものを含めて 採集(長瀞 岩畳,NT-07)。 翌日の観察の結果,これはラン藻の一種( Nostoc) が増殖してできたものだった。通称「石クラゲ」というらしい。
観察された生物: 渦鞭毛虫の一種, 小型鞭毛虫数種, 棘毛類繊毛虫, 小型繊毛虫数種, コウガイチリモ( Pleurotaenium trabecula), クロオコッカス( Chroococcus sp.), Nostoc, ミジンコ, ケンミジンコ,

長瀞 岩畳,NT-07(長瀞町),12:01
ここには2種類の単子葉植物が生えていた。種類は・・・。

長瀞 岩畳,少し進むと右にやや大きな縦長の水たまりがあった(長瀞町),12:01
ここは「NT-08」とする。

長瀞 岩畳(長瀞町),12:02-12:03
3枚目:ここ(NT-08)で 採集(長瀞 岩畳,NT-08)
観察された生物: ゴニオモナス(Goniomonas), スポンゴモナス(Spongomonas intestinum), サッカメーバ(Saccamoeba), 小型アメーバ, トゲフセツボカムリ( Centropyxis aculeata), ウロトリカ(Urotricha), 珪藻各種, クンショウモ(Pediastrum boryanum), イカダモ( Scenedesmus quadricauda), コエラストルム( Coelastrum cambricumC. morus), ジクチオスフェリウム2種(Dictyosphaerium), イトクズモ( Ankistrodesmus densusA. falcatus), Quadrigula chodatii, セレナストルム(Selenastrum), ツヅミモ( Cosmarium obsoletumCosmarium sp.), ホシガタモ( Staurastrum alternansS. biexcavatum?), ヒザオリ(Mougeotia), Sphaerozosma excavatum ?, ユレモ2種(Oscillatoria),

長瀞 岩畳,その先(北)にはさらに大きな縦長の水たまりがあった(長瀞町),12:05
ここは「NT-09」とする。

長瀞 岩畳,NT-09(長瀞町),12:06-12:07
1,2枚目:両岸は落ち込んでいるが,手前に半島のように突き出した部分がある。 あそこなら水際に近付くことができる。 3枚目:ということで突き出し部分に降りて 採集(長瀞 岩畳,NT-09)
観察された生物: 渦鞭毛虫の一種, クリプトモナス(Cryptomonas platyuris), エントシフォン(Entosiphon sulcatum), 小型鞭毛虫数種, トゲフセツボカムリ( Centropyxis aculeataC. ecornisCentropyxis sp.), ディフルギア( Difflugia acuminataDifflugia sp), トラケリウス(Trachelius subtilis), プロロドン(Prorodon sp.), メソディニウム(Mesodinium pulex), ミドリゾウリムシ(Paramecium bursaria), キネトキルム(Cinetochilum margaritaceum), 棘毛類繊毛虫, 小型繊毛虫数種, サヤツナギ(Dinobryon sertularia), 珪藻各種, クンショウモ(Pediastrum boryanum), フタヅノクンショウモ(Pediastrum duplex v. rugulosum), イカダモ( Scenedesmus quadricauda), コエラストルム( Coelastrum cambricumC. morus), Dimorphococcus, セレナストルム(Selenastrum), ヒザオリ(Mougeotia), ツヅミモ( Cosmarium repandumC. subspeciosum v. validius)(注), ホシガタモ( Staurastrum sp., 4-arms), Sphaerozosma excavatum ?, メリスモペディア(Merismopedia), ユレモ(Oscillatoria), ワムシ, ミジンコ,

長瀞 岩畳,今採集した縦長の水たまりの脇を通って先に進む(長瀞町),12:08-12:09
3枚目:近くで咲いていたフジ?

縦長の水たまり(NT-09)の北端部が迫る(長瀞町),12:09

上と同じ位置で後方(南側)を撮影(長瀞町),12:09
前方のやや左がさきほどの採集ポイントだ。

縦長の水たまり(NT-09)の北端部まで来ると左にも別の窪み(NT-10)があり水がたまっていた(長瀞町),12:09

NT-09の北端部を横切って左側の沼(NT-10)へ(長瀞町),12:11

長瀞 岩畳 四十八沼(長瀞町),12:12
2つの水たまり(NT-09 & NT-10)の間にある岩の麓部分でスミレが咲いていた。 花と葉の形からスミレViola mandshurica)だと思うが,花が普通のものより大きい気がする。 花弁も横幅が広い。距は短かめだ。

左側の沼(NT-10)は周囲が深く落ち込んでいた(長瀞町),12:13
これだと原生生物は期待できない。なにより近付くのは危険だ。 ここはパス。

Part IV: 岩畳 四十八沼 中央部(2)
12:13 - 12:25

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