板倉町 |
群馬の水郷公園 & 谷田川 |
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板倉町の中央公園の南にある公園。
ここは谷田川(注)の河川敷を利用した公園で,この付近にあった湿地や沼を公園化したものらしい。
園内(?)にある沼は釣り場として賑わっている。
が,沼・川とも原生生物はあまりいない。
注:谷田川は西の千代田町・館林市を経て,ここから東にある渡良瀬遊水地の南端で渡良瀬川に合流している。 |
採集日:2008.03.29 | ウオッちず | で位置確認 |
群馬の水郷公園へ(板倉町飯野),15:32
1,2枚目:少し進むと右手前方に群馬の水郷公園が見えてきた。
手前に見える土手は谷田川右岸の堤防。この上にも堤防道があり,
公園を訪れた後はここを通って東にある天神池公園へ向かう予定。
蛭田橋を渡る(板倉町飯野),15:32
前方に見えるのは公園の南西端にある蛭田橋。下を谷田川が流れている。
蛭田橋を渡る(板倉町飯野),15:33
橋の手前で前方をパノラマ撮影。
1,2枚目:蛭田橋はどういう訳か2本に分かれている。
欄干の形状が異なるので新旧ということだろう。手前(右)の方が古そう。
左側は側道橋かも知れないが,左側も車が通っていた記憶がある。
いずれにせよ,この写真だけでは判別不能。
群馬の水郷公園に到着(板倉町飯野),15:33
ここを訪れたのは今回が三度目(2003.5.4,
2006.2.18)。
最初は徒歩で,二度目から自転車。
道路際の広い駐車場を通って公園内へ。
1枚目:駐車場の北側奥に小さく見えるのは周辺案内図。公園内の案内図ではない(近付いて確認した)。
2枚目:駐車場の南東側には「群馬の水郷」という名前が書かれた看板?がある。ここから公園内に入る。
群馬の水郷公園,駐車場を通って公園内へ(板倉町飯野),15:34
1枚目:駐車場の奥の入口脇にある案内板。
既述したが,公園名というか,ここには「群馬の水郷」とだけあって公園とは書かれていない。
最近の地図等には「群馬の水郷公園」と書かれている場合がほとんどだが,両者の違いは?
なお,当然ながらこの案内板は
2年前(2006.2.18)と同じ。
隣に立つ「美しいまちづくり条例,ごみのポイ捨て,犬のふんの放置禁止,平成17年10月から条例違反は3万円,
板倉町」の立看板は新しい。
群馬の水郷公園,溜池?(板倉町飯野),15:34
入口近くにある小さな溜池。深く落ち込んでいる上,藻塊などは見当たらない。パス。
2枚目:溜池の先,北東方向。この辺には桜の木の他,花壇のような場所が見える。
こちらには水辺がないので近付いたことがないが,ある情報によると,ここには植物園もあるらしいので,
おそらくあの辺が植物園かも(注)。
注:入口がある駐車場の近くに公園の案内図があればはっきりするのだが,上述のように駐車場には周辺案内図があるだけで,
この公園内の地図がない。そのため,公園の全体が把握できない。なんとかして欲しいものだ。
群馬の水郷公園,モニュメント?(板倉町飯野),15:35
1〜4枚目:溜池の奥にここで唯一公園らしい施設がある。
1,2枚目:「水郷」ということで,広場の中央に水車らしき構造物がついたモニュメントがある。
回っているところは見たことがないが,動かそうとすれば動くのかも知れない。
水車の軸になる部分の下は花壇になっていて,シバザクラが咲いていた。
その周囲に浅い水路のような場所があり,前回同様,若干水がある。
3枚目:広場の東には東西に長い溜池のような場所がある。こちらには大勢の釣り人がいた。
これは前回,前々回と同じ。この公園はほとんど釣り堀のような場所で,他に目立った施設はない。
よって他の公園でよく見かける親子連れなどの姿はない。釣り人のみ。
4枚目:その隣を谷田川が流れている。
群馬の水郷公園(板倉町飯野),15:35-15:37
その水路?で採集(群馬の水郷公園)。
かなり崩れかけた藻塊が大量にあったが,これの主成分はヒザオリだった。
浮かんでいる藻塊の部分と水底のヘドロに分けて採集した。
観察された生物:
ミドリムシ(E. mutabilis),
レポキンクリス(Lepocinclis),
トラケロモナス(Trachelomonas volvocina,
Trachelomonas sp.),
エントシフォン(Entosiphon),
小型鞭毛虫数種,
リトノタス(Litonotus),
コレプス(Coleps),
アスピディスカ(Aspidisca),
アンフィシエラ(Amphisiella),
ハルテリア(Halteria),
ウロネマ(Uronema),
キネトキルム(Cinetochilum margaritaceum),
珪藻少々,
フタヅノクンショウモ(Pediastrum duplex),
イカダモ(Scenedesmus sp.),
コエラストルム(Coelastrum reticulatum),
ヒザオリ(Mougeotia),
ツヅミモ(Cosmarium laeve,
Cosmarium sp.
C. subtumidumかそれに似た種),
ワムシ,
群馬の水郷公園,モニュメント広場隣の沼(板倉町飯野),15:38
広場の先(東)にある溜池(というか沼?)に近付いてみた。
基本的に2年前(2006.2.18)とまったく変わらない。
池/沼の南側にはたくさんの車が停まっていて,沼岸には,前回同様,たくさんの釣り人がいた。
群馬の水郷公園南縁を流れる谷田川(板倉町飯野),15:39-15:41
1枚目:沼の南側を流れる谷田川。
2枚目:少し先に立っている「水郷の揚舟 板倉町」の標柱。
川岸に木製の舟が浮かんでいる。
祝祭日には,ここから舟に乗って谷田川を周遊するらしい。
ただし,最新の情報がないので今年も実施されるか否かは不明。
谷田川の川岸で採集(板倉町飯野),15:42-15:43
前回もこの川岸で採集したので,今回もここで採集(谷田川の岸辺)。
川のわりには結構いる。ここは水の流れがあまりないことが影響しているのだろう。
観察された生物:
ナベカムリ(Arcella),
ユーグリファ(Euglypha acanthophora),
トリネマ(Trinema sp.),
ラッパムシ(Stentor coeruleus),
アスピディスカ(Aspidisca),
小型珪藻少々,
イカダモ(
Scenedesmus denticulatus,
S. quadricauda),
アオミドロ(Spirogyra),
ケンミジンコ,
センチュウ,
川岸の斜面の土を採集(板倉町飯野),15:43-15:44
現在行っている研究のため,
ここで川岸の斜面の土を採集(谷田川近くの土)。
比較的最近,川岸の枯草を焼いたらしく,地面は黒々としていた。すでに新芽が成長していたが,,。
表面の土は火の影響を受けている可能性が高いので,少し掘って中の土を採集。
蛭田橋を渡り,谷田川沿いの堤防道へ(板倉町飯野),15:46
採集を終え,さきほど通った蛭田橋を再度渡って,谷田川南岸(右岸)沿いの堤防道へ。
谷田川沿いの堤防道を東へ(板倉町飯野),15:47
1,2枚目:急な坂を上がったところで前方をパノラマ撮影。
左手(1枚目)にさきほど訪れた群馬の水郷公園が見える。
2枚目:前方に犬を連れて散歩している人が見えるが,この堤防道は自転車専用道ではないので,車も通る。
谷田川沿いの堤防道を東へ(板倉町飯野),15:48
1,2枚目:少し進んだところで再度,パノラマ撮影。
1枚目:既述したように,群馬の水郷公園は東西に細長いので,かなり先までさきほどの沼/池が続いている。
2枚目:その先にかすかに藤の木橋が見える。
藤の木橋は,群馬の水郷公園とその東にある板倉ゴルフ場の間を抜けて南北に伸びている。
一般道(県道367号 海老瀬飯野線)の一部。
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