山形市 |
蔵王 いろは沼
Part II: いろは沼 |
ここで採集されたサンプルの観察結果を | Google で検索 | ! | お知らせ |
採集日:2009.08.25 | ウオッちず | で位置確認 |
いろは沼・観松平分岐を左へ(上山市),11:41
1,2枚目:パノラマ撮影。
真ん中にある道標には,
「(左面)←いろは沼 0.1k 熊野岳,→ユートピア 0.5k 樹氷高原駅,
(右面)→一周コース 黒姫山展望台」と書かれている。
いろは沼へ(上山市),11:42-11:43
1〜4枚目:ヨツバヒヨドリ(Eupatorium chinense subsp. sachalinense)に
2枚目:アサギマダラ(Parantica sita)がとまっていた。
この蝶は,いろは沼の先にたくさんいた。
3年前は,
ここ(いろは沼,2006.8.2)ではなく
翌日訪れた月山の登山道(2006.8.3)で
この蝶に遭遇した。下段はその時撮影した画像。
2006.8.3,11:08-11:10撮影
いろは沼へ(上山市),11:43-11:44
1枚目:まもなく「いろは沼」。
遠くに見える山が熊野岳(標高 1841m)。
2枚目:いろは沼が近付くと木道が現れる。
いろは沼に到着,池塘が干上がっていた(上山市),11:44-11:45
1枚目:前回同様,「いろは沼」と書かれた看板を撮影しようとしたが,その側で男女二人が座って休憩していた。
そのため,撮影を断念。端を少しいれて前方の池塘を撮影。
ちなみに下段が前回(2008.7.13)撮影した入口の画像。
画面右はさきほど出てきた熊野岳だが,左のピークが地蔵山(標高 1736m)。
いろは沼からの登山ルートは地蔵山山頂の南側を経由して熊野岳(標高 1841m)へ向かう。
2枚目:驚いたことに「いろは沼」の看板の脇の池塘が完全に干上がっていた。
ちなみに3枚目が前回撮影した画像。このように前回訪れた際にはしっかり水があったのだが・・・。
この後も木道周辺の池塘の多くが干上がっているか,干上がりつつあった。
2008.7.13,10:51-10:52撮影
いろは沼(上山市),11:45
1〜4枚目:入口から少し入ったところにある細長い池塘。
ここは若干水面は残っているものの,ほとんど干上がりつつあった。
下段が昨年撮影したもの。
4枚目(または下段の2枚目):熊野岳(2枚目)の右(南南東)にあるのが刈田岳(標高 1758.0m)。
登山道は熊野岳から「馬の背」(2〜4枚目)と呼ばれる稜線(その東側に御釜がある)を通って刈田岳山頂へ向かう。
刈田岳を南へ下って蔵王エコーラインを横断すると,その先が南蔵王縦走路で,
途中に
芝草平がある。
2008.7.13,10:53撮影
いろは沼(上山市),11:45-11:46
木道周辺では花が終り実をつけた植物が目立った。
1,2枚目:イワショウブ(Tofieldia japonica)と,
3枚目:キンコウカ(Narthecium asiaticum)
いろは沼(上山市),11:47
1〜3枚目:細長い池塘の先端付近。木道の右側の小さな池塘も完全に干上がっていた。
下段は昨年(2008.7.13)の様子。
2008.7.13,10:55撮影
いろは沼(上山市),11:47-11:48
1〜3枚目:パノラマ撮影。細長い池塘の先には水のある池塘があった。
いろは沼(上山市),11:48-11:49
1枚目:ここで採集(いろは沼-1)。
2枚目:タチギボウシ(Hosta rectifolia)?
観察された生物:
ミドリムシ(Euglena mutabilis),
トラケロモナス(Trachelomonas allia),
カリキモナス(Calycimonas physaloides),
ディレプタス(Dileptus anser),
プロロドン(Prorodon sp.),
レンバディオン(Lembadion lucens),
共生藻を持つチラキディウム(Thylakidium),
棘毛類繊毛虫,
珪藻各種,
イカダモ(Scenedesmus),
Dimorphococcus lunatus,
ボツリオコッカス(
Botryococcus sudetica),
ブルボケーテ(Bulbochaete),
サヤミドロ2種(Oedogonium),
ミクロスポラ(Microspora),
ゲミネルラ(Geminella),
カメガシラモ(Tetmemorus laevis),
ミカヅキモ(Chlorophyta rostratum),
ホシガタモ(
Staurastrum simonyi),
S. tetracerum),
イボマタモ(
Euastrum ampullaceum,
E. gnathophorum,
E. humerosum),
トゲツヅミモ(Xanthidium armatum),
タテブエモ(Penium polymorphum),
フタボシモ(Cylindrocystis),
Sphaerozosma,
クロオコッカス(
Chroococcus pallidus,
C. turgidus),
ワムシ,
センチュウ,
イタチムシ,
いろは沼(上山市),11:50
1枚目:その先で木道がやや右にカーブする地点にある池塘。
2枚目:かなり水が少なくなっていたがなんとか採集できた
(いろは沼-2)。
観察された生物:
渦鞭毛虫の一種,
トラケロモナス(Trachelomonas allia),
Lesquereusia,
共生藻を持つオフリディウム(Ophrydium),
共生藻を持つチラキディウム(Thylakidium),
共生藻を持つプラチオフリア(Platyophrya similis),
小型繊毛虫数種,
珪藻各種,
ボツリオコッカス(
Botryococcus sudetica),
ブルボケーテ(Bulbochaete),
サヤミドロ(Oedogonium),
ヒザオリ(Mougeotia),
カメガシラモ(Tetmemorus laevis),
ミカヅキモ(
Closterium idiosporum,
C. intermedium,
C. rostratum),
アルスロデスムス(
Arthrodesmus triangularis),
ツヅミモ(
Cosmarium depressum,
C. moniliforme,
C. pseudopyramidatum,
C. quadrifarium,
C. thwaitesii),
ホシガタモ(
Staurastrum iotanum,
Staurastrum sp.),
イボマタモ(
Euastrum ampullaceum,
E. gnathophorum,
トゲツヅミモ(Xanthidium armatum),
ハタヒモ(Netrium digitus),
ワムシ,
センチュウ,
クマムシ,
いろは沼(上山市),11:51-11:52
1,2枚目:やや離れた位置にある小さな池塘。
3枚目:カップ付き指示棒を使って採集(いろは沼-3)。
観察された生物:
小型太陽虫,
ディフルギア(
Difflugia elegans),
Lesquereusia,
アミカムリ(Nebela collaris),
バキュオラリア(Vacuolaria virescens),
珪藻各種,
ヒザオリ(Mougeotia),
ミカヅキモ(
Closterium intermedium,
C. rostratum),
イボマタモ(
Euastrum ampullaceum),
トゲツヅミモ(Xanthidium armatum),
ユレモ(Oscillatoria),
センチュウ,
イタチムシ,
ミジンコ,
いろは沼(上山市),11:53
1枚目:今度は左にカーブする地点。
右前方にやや大きな池塘が見える。
2枚目:その手前にある干上がりかけた小さな池塘で採集(いろは沼-4)。
観察された生物:
キストディニウム(Cystodinium),
小型鞭毛虫数種,
ペラネマ(Peranema),
コクリオポディウム(Cochliopodium),
ディフルギア(
Difflugia sp.),
レンバディオン(Lembadion lucens),
キルトロフォシス(Cyrtolophosis),
共生藻を持つチラキディウム(Thylakidium),
共生藻を持つプラチオフリア(Platyophrya similis),
カメガシラモ(Tetmemorus laevis),
ミカヅキモ(
Closterium intermedium,
C. rostratum),
ツヅミモ(
Cosmarium depressum,
C. moniliforme,
C. pseudopyramidatum),
ホシガタモ(
Staurastrum brachiatum),
イボマタモ(
Euastrum ampullaceum),
トゲツヅミモ(Xanthidium armatum),
ハタヒモ(Netrium digitus),
ラブドデルマ(Rhabdoderma lineare),
センチュウ,
いろは沼(上山市),11:54
この「やや大きな池塘」は木道から離れ過ぎているので採集不可。
ここもかなり水位が下がっている。
下段が昨年の様子。
2008.7.13,10:59撮影
Part III: | いろは沼<>地蔵山・熊野岳登山道分岐 2009.08.25, 11:55 - 12:13 |