籠岩(塩谷町),11:29
岩と岩の間の落ち込みがこれまで以上に激しくなった。
その分,水たまりも多いが,かなり深い位置にあるのと,この辺は川岸近くなので洪水時に影響を受けやすいはず。
近付くのが難しいし,原生生物はあまり期待できない。よって採集せず。
2枚目:この方向ならなんとか進めそうだが,自転車を抱えているのでやや危険。
なにより,前方の茂みが深いのでその先が見通せない。
頑張って前方の岩の間に上がったとしても,すぐに引き返さざるをえなくなるかも知れない。
すでにある程度の量は採集したし,ここから先は,この後訪れる「篭岩オートキャンプ場」側から迫ることもできる(かも知れない)。
ということで,今回はここで引き上げることにした。
元へ戻る(塩谷町),11:32
高い岩場を徐々に降りていく。
水が岩場を流れ落ちている場所(塩谷町),11:37, 11:39
1枚目:藻塊があったのでそれらを中心に
採集(鬼怒川 籠岩-07)。
2枚目:今日は日射しが強い。暑くなってきたので,ザックが暖まりすぎないようミネラルウォーターをザックにかける。
気化熱でザックの中の温度を下げるためだ。
観察された生物:
サッカメーバ(Saccamoeba),
ナベカムリ(Arcella sp.),
Lesquereusia modesta,
キネトキルム(Cinetochilum margaritaceum),
モノラフィディウム(
Monoraphidium contortum),
スファエロキスティス(Sphaerocystis sp.),
ブルボケーテ(Bulbochaete),
ヒザオリ2種(Mougeotia),
ツヅミモ(
Cosmarium laeve),
ホシガタモ(
Staurastrum dispar),
ダルマオトシ(Hyalotheca dissiliens),
ワムシ,
ケンミジンコ,
カイミジンコ,
笹薮を抜けた後は,右へ進む(塩谷町),11:41
笹薮と耕作地の間を通る。
左折した後,タオルにもミネラルウォーターをかけ,これで汗をぬぐった(塩谷町),11:44
ここからは自転車に乗って走る。
遅沢川にかかる橋の袂に戻った,ここを右折(塩谷町),11:48
東にある「篭岩オートキャンプ場」へ向かう。
そこからも籠岩へ出られるはずだ。
県道77号 宇都宮船生高徳線を東南東へ(塩谷町),11:48
「篭岩オートキャンプ場」へはここを右へ入る(塩谷町),11:51
看板には「観光やな,さるの一郎,あゆのつかみどり→,鬼怒川,篭岩オートキャンプ場」とある。
ネットで調べると,たしかにかつてはここで「さる」が飼われていようだ。
しかし,現在は・・・。
「篭岩オートキャンプ場」へ(塩谷町),11:51, 11:52, 11:53
1枚目:坂道は大きな石あちこちにある。しかも,大部分が浮いている。
2枚目:このような状態だと,小さなタイヤの自転車はコントロールを失いやすい。
自転車を降りて歩いた。
3枚目:iPad mini で現在地を確認(注)。
注:ピンぼけでわかりにくいが,この画像にある「鬼怒川籠岩オート」と「鬼怒川年々オート」のマークの位置がいずれもずれている。
それぞれ右下にある建物付近が「鬼怒川籠岩オート」と「鬼怒川年々オート」らしい。
十分に位置が把握できていない段階で,自分で設定したので間違ってしまった。
「篭岩オートキャンプ場」へ(塩谷町),11:54
道路沿いの斜面で
カキドオシ(Glechoma hederacea var. grandis)が群生していた。
Part VII: | 篭岩オートキャンプ場〜籠岩/鬼怒川左岸沿いを西へ 2013.05.06, 11:55 - 12:06 |