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2008.06.30, Part VII

山室湿原(1)

山室湿原へ(米原市),13:41-13:42
湿原へ向う途中で左〜前〜右をパノラマ撮影。

山室湿原へ(米原市),13:42
東海道新幹線の高架下を通過。

山室湿原へ(米原市),13:42
道路脇には「ホタルをとらないでください,山東町教育委員会,大字  区」という看板と「山室湿原→」の案内板が。

山室湿原へ(米原市),13:43
湿原が近付いたところで,再度,左〜前〜右をパノラマ撮影。 前方のT字路から先は未舗装。

山室湿原へ(米原市),13:43
T字路を過ぎた後。未舗装だが,しっかりした路面で走りやすい。

山室湿原へ(米原市),13:44
1,2枚目:再度,左右をパノラマ撮影。 両側に白い看板らしいものが見えたので,この時はどちらへ進めばよいか一瞬迷った。

山室湿原へ(米原市),13:44
1〜3枚目:Y字路の手前でパノラマ撮影。 2枚目:道標があった。「山室湿原まで,0.2 Km →」,「山室湿原入口」とあるので,ここは右折。

山室湿原へ(米原市),13:45
1枚目:前方で道は左に折れていた。その角に車が一台,駐車中。 2,3枚目:突然,目の前の路面にオニヤンマAnotogaster sieboldii)?が止まった。 3枚目は望遠で撮影。さらに近付こうとしたが,すぐに飛んでいってしまった。残念。

山室湿原へ(米原市),13:46
1〜3枚目:ついでに近くの路面を見ると,道の真ん中に見なれない花が咲いていた。 これはニワゼキショウSisyrinchium rosulatum)。 2枚目はピンぼけ。

山室湿原へ(米原市),13:47
駐車中の車の前で左折。ゆるい昇り坂になっていた。前方に木製のベンチらしきものがかすかに見える。

山室湿原に到着(米原市),13:47
1,2枚目:そのベンチのある場所が湿原の入口だった。

山室湿原の案内板(米原市),13:48
案内板(湿原略図)の手前に広い水たまりがあるため正面から近付くことができない。 なので木道手前から腕を伸ばして撮影。

自転車を木にくくりつけて湿原へ(米原市),13:50
湿原略図で「順路」を確認した後,自転車をワイヤーキーで近くの木にくくりつけて,湿原へ。

山室湿原(米原市),13:51
入口を入ったすぐのところで撮影。 湿原内に敷設された木道は,角材を3本横に並べたもの。「順路」の板があちこちに立っていた。

山室湿原(米原市),13:51-13:52
1枚目:ほどなく目の前にニホンカナヘビTakydromus tachydromoides)?が現れた。 近付いて撮影しようとしたがすぐに逃げてしまった。 このすぐ後には,木道の上にヤマカガシらしき蛇の姿もあった。 木道の上でひなたぼっこをしていたのかも知れない(注)。私が近付いたので慌てて草の中へ入って見えなくなった。 2枚目:木道周辺はいたるところに水があった。 もとからそうなのか,あるいは,昨日,かなり激しく雨が降ったので雨水で増水しているのかも。 それでも木道周辺の水流はさほどでもなく,水が滞留した状態。 池塘とはいえるほどではないが,水垢も結構あったので,それらを採集(山室湿原-1)
観察された生物: ミドリムシ(Euglena mutabilis), アクチノスフェリウム(Actinosphaerium), マヨレラ(Mayorella,共生藻あり), ナベカムリ(Arcella), フセツボカムリ( Centropyxis constricta ?, Centropyxis sp.), ディフルギア( D. oblongaDifflugia sp.), Lesquereusia, アミカムリ(Nebela sp.), フロントニア(Frontonia), ディセマトストマ(Disematostoma minor), ミドリゾウリムシ(P. bursaria), 珪藻各種, ヒザオリ(Mougeotia), カメガシラモ(Tetmemorus brebissonii), ミカヅキモ( Closterium abruptumC. gracileC. kuetzingiiC. ralfsiiC. rostratum), ツヅミモ( Cosmarium australe?), ハタヒモ(Netrium digitus,大小2タイプ), アワセオオギ(Micrasterias), ダルマオトシ(Hyalotheca), ユレモ(Oscillatoria), Achromatium, ミジンコ,

注:昨日は結構雨が降ったので,通常なら乾いている草地が水浸しになり,そのため, 乾いた木道の上に避難していた可能性の方が高い。

山室湿原(米原市),13:52
新旧の木道がつながっている場所。

山室湿原(米原市),13:52-13:53
1枚目:草の名前が書かれたプレートがあちこちにあった。 「コイヌノハナヒゲ」,「シカクイ」,「ホタルイ」等々。 2枚目:反対側の水たまり。枯れ草にたくさんの水垢がついていた。 これらを採集(山室湿原-2)。 多少水流はあるものの,こういった水垢の中にたくさんの原生生物が流されずに留まっている可能性がある。 と期待したが,以下のようにそれほどでもなかった。
観察された生物: 渦鞭毛虫の一種, 棘毛類繊毛虫, 小型繊毛虫数種, 珪藻各種, ヒザオリ(Mougeotia), ミカヅキモ( Closterium kuetzingiiC. ralfsii), ダルマオトシ(Hyalotheca),

山室湿原(米原市),13:54
1枚目:順路にしたがい進む。このように,かなり水流の激しい場所もある。 水底の土というか岩?も見えている。こうなると固着性の原生生物(アオミドロ等)以外は流されてしまうので, 原生生物はほとんどいなくなる。なので,ここでは採集せず。 2〜4枚目:近くで育っていたシダの仲間。 これは??)。

Part VIII: 山室湿原(2)
2008.06.30, 13:54 - 14:08