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2008.06.01, Part III

唐花見湿原(2)

唐花見湿原(大町市八坂,旧八坂村),10:51
1枚目:北向きの木道の二番目の分岐。ここを左へ行くと,西側の出口へ到達する。後でこちらへ入るが, まずはこのまま北へ(やや右へ折れるので実際は北東向き)。 2枚目:この辺ではヤマドリゼンマイOsmundastrum cinnamomeum)の群生が目立つ。

唐花見湿原(大町市八坂,旧八坂村),10:52
ここも分岐周辺の木道が新しくなっていた。 1枚目:西側の木道。ちなみに3枚目は昨年(2007.6.4)の画像。 西側の木道は,すでに昨年の段階で途中の屈曲点付近から先が新しくなっていた。 今回は分岐の手前までの板が更新されていた。 2枚目:北側の木道。これも途中まで。


以下の画像は2007.6.4撮影

唐花見湿原(大町市八坂,旧八坂村),10:52
木道周辺ではヤマドリゼンマイOsmundastrum cinnamomeum)の群生が目立つ。

唐花見湿原(大町市八坂,旧八坂村),10:53
分岐を過ぎた後の最初の屈曲点手前にある水たまりで採集(唐花見湿原-8)。 ここではハタヒモ(Netrium)が大量増殖していた。
観察された生物: クリプトモナス(Cryptomonas), 共生藻を持つ小型プラチオフリア(Platyophrya), 小型珪藻各種, コッコミクサ(Coccomyxa), ミクロスポラ(Microspora), ハタヒモ多数(Netrium digitus, 大型と小型,両タイプのN. oblongum), Bambusina, ワムシ, ケンミジンコ,

唐花見湿原(大町市八坂,旧八坂村),10:58
この後も何度か折れ曲ながら全体として東へ向かう。

唐花見湿原(大町市八坂,旧八坂村),10:59
これはハイイヌツゲIlex crenata var. paludosa)?

唐花見湿原(大町市八坂,旧八坂村),10:59-11:00
1,2枚目:湿原北部を東西に横切る水路跡?手前で右に折れるが,,。 3枚目:その先の木道は古いままだった。

唐花見湿原(大町市八坂,旧八坂村),11:00-11:01
この付近の木道は昨年もかなり痛みが目立ったが,今年になってますますひどくなっていた。 あちこち破損している。用心してこの辺で引き返すことにした。

唐花見湿原(大町市八坂,旧八坂村),11:02
途中に咲いていた白花。これは?

唐花見湿原(大町市八坂,旧八坂村),11:03
1,2枚目:さきほどの分岐まで戻り,今度はここを右折。西へ向かう。

唐花見湿原(大町市八坂,旧八坂村),11:03-11:04
1枚目:既述したように,この西へ向かう木道はすべて更新されていた。 2枚目:これはミヤマウメモドキIlex nipponica)? 3枚目:ウマスギゴケの案内板。

唐花見湿原(大町市八坂,旧八坂村),11:04-11:05
1枚目:木道の終点。 2枚目:階段を上がって湿原の外へ。

唐花見湿原(大町市八坂,旧八坂村),11:05-11:06
昨年(2007.6.4)は階段を上がったところで タチイヌノフグリVeronica arvensis)の他, アカツメクサTrifolium pratense), ヒシバッタTetrix japonica)?等を撮影したが, 今年もいるかと思い探してみたところ,数は若干少なめだったがやはり咲いていた。


今年は花にピントがうまく合わなかったので,2007.6.4撮影のものを以下に示す。

唐花見湿原(大町市八坂,旧八坂村),11:06
1枚目:タチイヌノフグリVeronica arvensis)の脇には ??)が咲いていた。 2枚目:ヒシバッタTetrix japonica)?もいた。 ただし,羽がない。これは幼生? 3枚目:ちなみにこれが昨年撮影したヒシバッタ。 これと比較すると,体形はヒシバッタよりもフキバッタに似ているように思える。

Part IV: 唐花見湿原〜相川トンネル〜県道55号 麻績インター千曲線
2008.06.01, 11:07 - 11:22