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2007.12.24, Part XIV

水辺の郷公園〜昭和の森(下夕田池&花菖蒲園)

水辺の郷公園,池の南端からの眺め(千葉市緑区),14:27
池の南側から北へ向う。

水辺の郷公園,北側にある水路(千葉市緑区),14:29
中央のモニュメントを過ぎて水路のある場所まで来た。 しかし,どうもここから北にある道路とその先にある下夕田池(昭和の森)へは到達できそうにない。 というのは水路以外には通路らしきものが見当たらないためだ。 本来であれば,芝生の上を歩いていけばよいのだろうが,さきほどの池端と同様,この辺の芝生はかなりぬかるんでいて歩けそうにない。 あきらめて公園を南北に通る道路を通ろうとしたが・・・。

水辺の郷公園,ぬかるんだ道で泥だらけになる(千葉市緑区),14:30
モニュメントの周囲にある歩道を通ってさきほどの階段の近くへ戻ろうとしたところ, 途中の道が泥で覆われていた。しかし,一応,その手前までは固い地面というか舗装された道だったので, 泥が覆っているといっても,わずかだろうと思い,そのまま自転車に乗ったまま進もうとした。 ところが,どういう訳かそこはかなり深い泥道だった。タイヤどころか,自転車から降ろした靴までもズブズブと泥の中へ潜ってしまう。 慌てて元へ戻ったが,時すでに遅し。靴もタイヤも泥だらけ(後出の写真)になってしまった。

水辺の郷公園,WC脇から外へ(千葉市緑区),14:32
1,2枚目:なんとか階段のところまで戻り,いったん橋の途中まで上がって,その先にある公衆トイレの方向へ向う。 橋の途中から北側をパノラマ撮影。

水辺の郷公園,WC脇から外へ(千葉市緑区),14:33-14:34
1枚目:階段を降りてトイレの脇から車道へ出る。 2枚目:車道へ出て進行方向(北)を撮影。 最初は遊歩道かとも思ったが,地図を見ると前方の車道とそのまま繋がっているので,ここは公園の外というか, 公園の中央を南北に抜ける一般道のようだ。道幅はかなり狭いが,,。

水辺の郷公園,外側の道路を通って北へ(千葉市緑区),14:35
自転車を走らせる前に泥だらけになったタイヤと靴を撮影。 靴はよく泥だらけになるが,自転車がここまで泥にまみれたのは初めて。

水辺の郷公園,外側の道路を通って北へ(千葉市緑区),14:36

県道132号を渡るとその先は「昭和の森」(千葉市緑区),14:37-14:38
1枚目:県道を渡り,その先にある下夕田池へ向う。昭和の森へ向う車道は門が閉まっていたが, 2枚目:その脇に人が通るための通路があった。そこを通って昭和の森へ。

昭和の森,下夕田池(千葉市緑区),14:38
中へ入ってすぐの場所から下夕田池とその隣(西)を走る県道132号をパノラマ撮影。 1,2枚目:手前の池端は深く落ち込んでいるため,木柵があるが,この後,奥へ進むと岸辺へ近付ける場所があった。

昭和の森,下夕田池の近くにある案内図(千葉市緑区),14:40-14:41
下夕田(シモンタ)池というらしい。現在通ってきたのは下夕田池入口。 池の北東側には湿性植物園(花菖蒲園)があるようだ。

昭和の森,下夕田池(千葉市緑区),14:41-14:44
1枚目:少し進むと木柵が途切れ, 2,3枚目:その先の池端には大きな岩がいくつか並んでいた。 3枚目:水底にはやや丸みを帯びた大きめの石が敷き詰められている。どうにも人工的な印象が強い。 前方に見えるのはヒツジグサ()。 4枚目:ここもあまり期待できないが,ひとまず 採集(昭和の森,下夕田池)。 結果は以下のとおり。 予想よりはやや多め。 さきほどの水辺の郷公園に比べるとかなり多い。岸辺に岩が敷き詰められて自然の状態ではなくなっているが, ここは昔からあった池なのだろう。その名残り?
観察された生物: クリプトモナス(Cryptomonas), コドシガ(Codosiga), トラケロモナス(Trachelomonas), 小型鞭毛虫数種, ウロレプタス(Uroleptus), レンバディオン(Lembadion lucens), マルロモナス(Mallomonas), タルケイソウ2〜3種(Melosira), 他の珪藻各種, フタヅノクンショウモ(Pediastrum duplex), ヒトヅノクンショウモ(Pediastrum simplex), ユレモ(Oscillatoria),

昭和の森,下夕田池の向いにある湿性植物園(花菖蒲園)(千葉市緑区),14:44
1,2枚目:池の北東端で左右を撮影。 1枚目:左側に案内図にあった湿性植物園(花菖蒲園)が見える。 2枚目:池沿いの道。ここから右へカーブして南へ向う。 ここに湿性植物園があることは事前に確認していなかったが,せっかくなので入ってみることにした。

昭和の森,花菖蒲園(千葉市緑区),14:45
1,2枚目:菖蒲園の南西端からパノラマ撮影。前方に四阿(1枚目)が見える。

昭和の森,花菖蒲園(千葉市緑区),14:46
1,2枚目:途中にはこのように水たまりもあった(パノラマ撮影)。 ただし,原生生物はいそうにないので,ここでは撮影せず。

昭和の森,花菖蒲園(千葉市緑区),14:47
1,2枚目:パノラマ撮影。菖蒲園の中程にある四阿の脇を通過。 その先には桟橋状の木道があった(1枚目)。

昭和の森,花菖蒲園(千葉市緑区),14:48
1,2枚目:パノラマ撮影。木道の先端部まで来た。 この先にも菖蒲園か何かが続いているようだが,今回はここで引き返すことにした。 2枚目:木道の先端へ向い,戻りは木道を通ってみることにした。

昭和の森,花菖蒲園(千葉市緑区),14:49-14:50
1枚目:木道の先端付近から南方向を撮影。 2枚目:所々,木道の脇にも水たまりがあったが,見る限り泥のみで原生生物はいそうにない。

昭和の森,花菖蒲園(千葉市緑区),14:52-14:55
1枚目:菖蒲園の南東端へ戻る。この近くに結構な量の水があった。 2〜7枚目:浅いがあちこちに緑色の オオフサモMyriophyllum aquaticum)が水中から顔を出していた(注)。 8枚目:ここで採集(昭和の森,花菖蒲園)。 さきほどの下夕田池に比べると原生生物の種数はかなり少ない。 この辺は安定した水環境ではない(乾燥や水流等)ためだろう。
観察された生物: クリプトモナス( Cryptomonas platyurisCryptomonas sp.), トラケロモナス(Trachelomonas volvocina), 小型鞭毛虫数種, コレプス(Coleps), 細長いフロントニア(Frontonia sp.), 棘毛類繊毛虫, 小型繊毛虫数種, ワムシ,

注:南米原産の水草で雌株のみが帰化しているらしい。

Part XV: 昭和の森(下夕田池)〜県道132号〜とけあい通り〜土気駅
2007.12.24, 14:56 - 15:39