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2007.04.26, Part V

希望湖(2)

希望湖の北東端からの眺め(飯山市),10:54-10:55
時計回りに希望湖を周回するコースへ入る前に周囲をパノラマ撮影。 1,2枚目:逆光のためかなり暗く写ってしまった。 3枚目:さきほど撮影したミズバショウLysichitum camtschatcense)の群生。 4枚目:車道に上がっていく北向きの斜面にはまだ残雪があった。

希望湖周回トレイルを時計回りに歩く(飯山市),10:55

希望湖周回トレイルを時計回りに歩く(飯山市),10:56-10:57

ここは岸辺の落ち葉が真っ黒になっていた(飯山市),10:57-10:59
ここで採集
観察された生物: クリプトモナス(Cryptomonas), ディフルギア( Difflugia claviformis), コレプス(Coleps), シヌラ(Synura), サヤツナギ(Dinobryon sertularia), タルケイソウ(Melosira), 他の珪藻各種, カイミジンコ, ケンミジンコ,

希望湖周回トレイルを時計回りに歩く(飯山市),10:59

途中にある休憩&展望所?(飯山市),11:00

希望湖周回トレイルを時計回りに歩く(飯山市),11:03
前方に湖に突き出した堤防のような場所があった。 どいういう訳か,希望湖には大きな入り江のような場所がある。 ここがその入り江らしい。

堤防?のある場所に出た(飯山市),11:03
堤防は草に被われていたので,その岸辺で採集してみたくなった。 道らしきもの(踏跡)があったので,どこからか堤防へ上がれるようだ。 ここ(撮影場所)からは無理だが,,,。

堤防?に近付いてみる(飯山市),11:05
1,2枚目:しばらく進むと右に入る道があった。 3,4枚目:そこを進むと前方で堤防に通じていた。

堤防?で仕切られた湾内で採集(飯山市),11:05-11:07
3枚目:堤防に上がってすぐの入り江の内側の場所で採集。 水底には枯れ草が厚く堆積していた。こういった場所(湖)では原生生物は少ない場合が多いので,あまり期待せずに採集したが,,。 意外や意外,ここにはたくさんの原生生物がいた。沼の原湿原よりも多かった。 なお,画面でわかるように,依然として雨が激しく降っていた。雨に濡れないうようにしながらデジカメで撮影するのも一苦労。
観察された生物: 渦鞭毛虫の一種, クリプトモナス(Cryptomonas platyurisCryptomonas sp.), 小型鞭毛虫各種, アカントキスチス(Acanthocystis turfacea), 太陽虫の一種, ナベカムリ(Arcella), ウロトリカ(Urotricha), ディレプタス(Dileptus), リトノタス(Litonotus cygnus), スティコトリカ(Stichotricha), レンバディオン(Lembadion lucens), 共生藻を持つチラキディウム(Thylakidium), シヌラ(Synura), サヤツナギ(Dinobryon sertularia), バキュオラリア(Vacuolaria virescens), タルケイソウ(Melosira), ヌサガタケイソウ(Tabellaria), 他の珪藻各種, クロロモナス(Chloromonas), クンショウモ(Pediastrum boryanum), Kirchneriella, ゲミネルラ(Geminella), ヒザオリ(Mougeotia), ミカヅキモ( Closterium intermediumC. ulna,注), ホシガタモ2種( Staurastrum), アルスロデスムス( Arthrodesmus extensusArthrodesmus sp.), アオコ(Microcystis), ケンミジンコ, ワムシ, イタチムシ, クマムシ,

堤防?の先へ(飯山市),11:07-11:08
2枚目:ここから先は通行止め。

戻る途中で採集(飯山市),11:09-11:10
1枚目:引き返す途中,ここで採集。 2枚目:同じ場所から岸辺方向を撮影。前方の堤防の右側がさきほど採集した場所。 3枚目:ブレてしまったが,堤防の付け根付近にある「飯山市指定天然記念物 沼池のヤエガワカンバ」の案内板。
観察された生物: マルウズオビムシ(Peridinium bipes), クリプトモナス(Cryptomonas), ミドリムシ(Euglena sp.), ウチワヒゲムシ2種(Phacus sp.), トラケロモナス( Trachelomonas hispidaTrachelomonas sp.), アスタシア(Astasia sp.), アカントキスチス(Acanthocystis turfacea), ナベカムリ(Arcella), フセツボカムリ(Centropyxis), トラケロユーグリファ(Tracheleuglypha), トリネマ(Trinema), ウロレプタス(Uroleptus), アスピディスカ(Aspidisca), スティコトリカ(Stichotricha), チラキディウム(Thylakidium), ストロンビディウム(Strombidium), マルロモナス(Mallomonas), ChrysopyxisChrysostephanosphaera, サヤツナギ(Dinobryon sertularia), ヌサガタケイソウ(Tabellaria), 墓の珪藻各種, グロエオモナス(Gloeomonas), パンドリナ(Pandorina), クンショウモ(Pediastrum tetras), イカダモ(Scenedesmus sp.), Ankistrodesmus, サヤミドロ(Oedogonium), ゲミネルラ(Geminella), ミクロスポラ2種(Microspora), ヒザオリ(Mougeotia), ホシミドロ(Zygnema), コウガイチリモ( P. trabecula, ミカヅキモ( Closterium baillyanumC. cynthiaC. intermediumC. lunulaC. macilentum), ツヅミモ( Cosmarium elegantissimumCosmarium sp.), ホシガタモ( Staurastrum lapponicumStaurastrum sp1Staurastrum sp2), アルスロデスムス( Arthrodesmus extensus), イボマタモ(Euastrum), Sphaerozosma, センチュウ,

再び希望湖周回トレイルを時計回りに歩く(飯山市),11:13

希望湖周回トレイルを時計回りに歩く(飯山市),11:13-11:14

希望湖周回トレイルを時計回りに歩く(飯山市),11:15

ダム部分?へ出た(飯山市),11:16
これでわかるように,希望湖は人造湖(おそらく溜池)だが,地形的にみると,もともと自然の沼池があったところに,ダムを造って大きな湖に改造した可能性が高い。 さきほどの入り江にたくさんの原生生物がいたのはそのためではないだろうか?

Part VI: 希望湖(3)〜斑尾高原ホテルバス停へ
2007.04.26, 11:18 - 11:40