原生生物と日本産アリ類の広域画像データベース

6 CD-ROMの配布とその反響

6-3. ProtistCDの配布状況

 

 原生生物CD-ROM第1版の場合も,学会等での配布が中心だったため,半数以上の配布先については,その多くが研究者・学生および中高校の教員だったという以外はよくわかない。それでも後で雑誌等に配布案内を出し,Eメール等による希望を受け付けたことで,100人前後の希望者名と所属等についての情報を得ることができた。
 一方,昨年暮から配布を始めた第2版は,インターネット上での配布案内を出した結果,インターネット上で無料配布を 知って希望してきた人が大半を占めた。

連絡方法
 原生生物CD-ROM第2版の配布希望者がとった連絡方法は以下のとおりである。 大半がインターネット上で無料配布の案内を知り、電子メールで依頼 してきている。


配布先の内訳
 配布先のほとんどは,研究者,および小中高校の教員であり,その多くは案内で呼びかけたグループ配布に協力してくれた(下表)。

 その中でも,とくに教育関係者は研究者に比べて人数が少ない割に配布枚数が多いのが特徴的である。これは中高校の教員は県内の学校ごとの研究会などの組織があり,各組織ごとに配布希望をまとめて連絡してくる人が増えてきた結果を反映している。
 このことは,配布を始めた当初は,予想していなかったが,最近のインターネットブームも手伝って,小中高校でもネットワーク利用への関心が急速に高まってきた結果といえるのかも知れない。

 つぎに配布先のより具体的な内容を紹介する。なお,以下では組織名(学校名等)を示してあるが,当然ながら,配布を希望してきたのは,各組織に所属する研究者や教員各個人である。

学校関連配布状況

配布先の研究者について