原生生物と日本産アリ類の広域画像データベース

2 インターネットと生命科学
素材データベース構築の学術的意義

 

 前章では,データベース構築の経緯を説明するとともに,そのデータベース化作業の過程で,研究素材のデータベース化こそがもっとも基本的で重要である,という認識に到達したことを述べた。ここでは,あらためて我々が行なってきた広域データベース構築作業のもつ学術的意義について考察してみたい。
 

  1. 科学活動におけるインターネットの利用形態

  2. 素材情報データベースの学術的意義と現状

  3. 遺伝情報データベースと画像データベース

  4. 引用文献