乗鞍高原 |
まいめの池 &偲ぶの池 |
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一の瀬園地(標高 1440-1500m)の中程にあるレストラン「座望庵」の隣にある公園駐車場から 上高地乗鞍スーパー林道を横断した先にある比較的小さな池。 池の一部は湿地化しミズバショウ等が群生している。ここも原生生物が多い。 完全な閉鎖系かどうかハッキリしないが見た目ではあまり水の出入りはなさそうなので,それが幸いしているのだろう。 |
採集日:2007.11.04 | ウオッちず | で位置確認 |
車道から駐車場方向を振り返ってパノラマ撮影(松本市),12:52
1枚目:車道へ出てこれから「まいめの池」へ向うが,,。
2〜4枚目:その前に振り返って駐車場と座望庵の方向をパノラマ撮影。
まいめの池へ(松本市),12:53
車道を少し上ると,道の脇に「まいめの池」への道標がある。ここで左折。
まいめの池へ(松本市),12:53
少し斜面を上がると・・・。
まいめの池へ(松本市),12:54
1,2枚目:前方に「まいめの池」が見えてくる。
だいぶ水が減っている。
まいめの池(松本市),12:54-12:56
池へ近付くと水の減っている様子がよくわかる。
3枚目:池端は泥水状態。
まいめの池(松本市),12:57
周囲には何種類かのトンボが飛んでいたが,この時は,つがいの赤い体色のトンボ(アキアカネ(Sympetrum frequens)?)が産卵していた。
動きが早いためなかなかうまくピントが合わない。
まいめの池(松本市),12:57-12:58
ひとまず泥状の水を採集(まいめの池-1)。
泥といっても砂粒はわずかでほとんどは腐食した水草や水垢の塊。
観察された生物:
Glenodinium,
渦鞭毛虫の一種,
クリプトモナス(Cryptomonas),
トラケロモナス(Trachelomonas),
小型鞭毛虫数種,
ナベカムリ(Arcella),
Paulinella,
珪藻各種,
クンショウモ(Pediastrum boryanum),
イカダモ(
Scenedesmus quadricauda),
サヤミドロ(Oedogonium),
ミカヅキモ(
Closterium intermedium),
ホシガタモ(
Staurastrum lunatum),
クロオコッカス(Chroococcus pallidus),
ケンミジンコ,
まいめの池(松本市),12:58-12:59
少し左へ移動して再度,採集(まいめの池-2)。
水面を覆っているこの葉は?
観察された生物:
トラケロモナス(Trachelomonas volvocina),
小型鞭毛虫数種,
ベキシリフェラ(Vexillifera),
ユーグリファ(Euglypha acanthophora),
スフェノデリア(Sphenoderia),
コレプス(Coleps),
レンバディオン(Lembadion lucens),
ディセマトストマ(Disematostoma),
ツリガネムシ(Vorticella campanula)
珪藻各種,
クンショウモ(Pediastrum boryanum),
イカダモ 計3種(
Scenedesmus carinatus,
Scenedesmus sp.2種),
Ankistrodesmus falcatus,
サヤミドロ(Oedogonium),
ミクロスポラ(Microspora),
ヒザオリ(Mougeotia),
ホシミドロ(Zygnema),
コウガイチリモ(
Pleurotaenium trabecula),
ツヅミモ(
Cosmarium sp.イボ有り),
ツヅミモないしアルスロデスムス(両底部に突起があったりなかったり),
ホシガタモ(
Staurastrum connatum,
S. pseudosebaldi,
S. vestitum,
Staurastrum sp.4本腕),
イボマタモ(
Euastrum denticulatumないし類似種),
ハタヒモ(Netrium digitus),
Sphaerozosma,
ケンミジンコ,
まいめの池(松本市),13:00-13:02
採集していると隣の池端にある岩の上に黒い色をしたトンボが止まった。
かなりリラックスしているようでカメラを近付けても逃げない。
羽は透明だが,体色はかなり黒い。色々調べたが,今のところ種名は不明。
この付近には結構な数がいた。
??()
乗鞍岳を望む(松本市),13:04
1枚目:池の東端から乗鞍岳方向を撮影。
2枚目:望遠撮影。
偲ぶの池(松本市),13:04-13:05
前回はこの「あざみ池」で採集した後,すぐに車道へ戻り「どじょう池」へ向ったが,,,。
よく見るとあざみ池の奥にももう一つ別の池があることに気づいた。
案内板によれば,おそらくこれは「偲ぶの池」のはず。
1〜3枚目:その「偲ぶの池」をパノラマ撮影。
こちらはあざみ池より一段高い位置にある。
1枚目:手前の岩が積んである場所が「偲ぶの池」と「あざみ池」を結ぶ水路になっている。
現在は水位が下がっているので水は流れていないが,「偲ぶの池」の水位があがると溢れた分がここを通って「あざみ池」へ流れていくのだろう。
偲ぶの池(松本市),13:05-13:07
池端を見ると細い葉の草が浮かんでいるが,水底は砂状態で水垢はほとんどない。
2枚目:とりあえず採集してみたが・・・(偲ぶの池-1)。
観察された生物:
珪藻少々,
ワムシ,
xxxxxx(松本市),13:07
北側の山と手前の白樺林を撮影。肉眼ではもっと色鮮やかだったのだが,,,。
偲ぶの池(松本市),13:07-13:10
1,2枚目:池の奥へ進み,池端に枯れ草が多い場所でも採集してみようとしていると,,,。
3枚目:私の右腕にトンボが止まった。これはアオイトトンボ(Lestes sponsa)??
慌てて左手でカメラを取り出し撮影した。
上着が明るいのでトンボの方にうまくピントが合わない。
何度か角度を変えてトンボにピントを合わせようとしている間に飛び去ってしまった。。。
4枚目:とりあえず採集(偲ぶの池-2)。
観察された生物:
トリネマ(Trinema sp.),
小型繊毛虫数種,
珪藻少々,
クンショウモ(Pediastrum boryanum),
イカダモ(
Scenedesmus quadricauda),
コウガイチリモ(
Pleurotaenium trabecula),
ハタヒモ(Netrium digitus),
ケンミジンコ,
車道へ戻る(松本市),13:12
前方で左折。緩い昇り坂を進む。
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