中津川市/恵那市 |
保古の湖
湿地D〜保古の湖北西端 |
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採集日:2016.05.22 | ウオッちず | で位置確認 |
保古の湖の西側を北へ進む(中津川市),11:52-11:53
1枚目:傾斜がややきつくなると階段道となる。
2枚目:階段を降りはじめた時に撮影。
3枚目:階段が終わった時に撮影。
まだGPSのポインタが先端に移動してないが,赤い線はすでに現在地まで伸びている。
階段がどれくらい続いているかがわかる。
2,3箇所で沢にかかる橋を渡る(中津川市),11:54
2枚目:橋の手前の様子。
ここも芽吹きで覆われている。
3枚目:橋の下を撮影。わずかだが水が流れている。
まもなく保古の湖の西岸近くにある湿地Dだ(中津川市),11:55
3枚目:前回からすでにあったが,木々にはアルファベットと数字で書かれたラベルが張られていた。
2015年05月の様子(2015.05.30,11:43撮影)。
左にロープ柵のある場所がある,ここが湿地Dだ(中津川市),11:56
前回訪れた際は,奥にわずかに見える湿地を眺めるだけで通り過ぎるしかなかったが,,。
湿地D(中津川市),11:56, 11:56, 11:58
1枚目:ロープ柵沿いはほとんど笹薮だが,わずかにコケが迫り出している場所があった。
2枚目:隆起したコケの間にわずかだ窪んだ場所があり,そこに泥がたまっていた。
水の多い時期には水路になるように見える。
3枚目:よって原生生物はあまり期待できないが,とりあえず
採集(保古の湖西端,湿地D-01)。
黒い泥しかないので,導電率をはかるのは無理。
観察された生物:
ディフルギア(
Difflugia bacillariarum,
D. claviformis,
D. elegans),
Pontigulasia,
ユーグリファ(
Euglypha brachiata,
Euglypha sp.),
トリネマ(
Trinema lineare,
Trinema sp.),
小型繊毛虫数種,
珪藻各種,
クレブソルミディウム(Klebsormidium sp.),
ヒザオリ(Mougeotia),
センチュウ,
湿地D(左)と保古の湖(右)の間を進む(中津川市),11:59
少し進んでから湿地Dを再度,望遠撮影(中津川市),12:00
2枚目:このツツジは
??()
2015年05月の様子(2015.05.30,11:45撮影)。
橋の上流側(中津川市),12:01
水量はわずかだが,澄んだ水が保古の湖へ流れ込んでいた。
案内板のある場所に到着(中津川市),12:01
3枚目:右には保古の湖へ降りられる場所がある。
前回はあそこから降りて,保古の湖で採集した。
よって今回も。
2015年05月の様子(2015.05.30,11:47撮影)。
保古の湖の湖岸へ降りる(中津川市),12:02
1枚目:岸辺を見ると,すぐ近くまで水があった。
前回は水位が下がっていたのだが,,。
2枚目:わずかの段差だが足場が悪いので,ササに掴まりながら降りた。
保古の湖(中津川市),12:02-12:03
1枚目:水際の様子。
前回は,この辺は水際がもっと下がっていた(下段)。
2枚目:なので,原生生物はあまりいないかもと思いつつ
採集(保古の湖西岸-01)。
結果は予想通り。
観察された生物:
小型鞭毛虫数種,
珪藻各種,
サヤミドロ(Oedogonium),
ヒザオリ(Mougeotia),
アオミドロ(Spirogyra),
ミカヅキモ(
Closterium gracile,
C. setaceum),
小型ミカヅキモ(Closterium sp.),
ダルマオトシ(Hyalotheca dissiliens var. tatrica),
ミジンコ,
2015年05月の様子(2015.05.30,11:48撮影)。
保古の湖,西岸からの眺め(中津川市),12:04
上と同じ場所で立って周囲をパノラマ撮影。
前回にくらべると,水位が上がっているのがよくわかる。
1枚目:左側に水路の出口になっている場所がある。
前回はあの辺でも採集した。今回もと思って近付いたが,,。
2015年05月の様子(2015.05.30,11:48-11:49撮影)。
保古の湖(中津川市),12:04
1枚目:水路を超えて先へ進もうとしたが,落ち葉が堆積した場所に靴を降ろすと,
ズブズブと沈んでしまった。これ以上先には進めない。
保古の湖(中津川市),12:06-12:07
1枚目:水路の縁で
採集(保古の湖西岸-02)。
2枚目:導電率は 23 μS/cm(26.9℃)。
最初に測定した南端は21μS/cm(25.2℃)だったので,おおよそ同じだ。
観察された生物:
ポンフォリクソフリス(Pompholyxophrys sp.),
珪藻各種,
クラミドモナス(Chlamydomonas sp.),
エレモスフェラ(Eremosphaera viridis),
ヒザオリ(Mougeotia),
ミカヅキモ(
C. dianae,
C. kuetzingii,
ホシガタモ(
S. connatum,
S. gracile),
ダルマオトシ(Hyalotheca dissiliens var. tatrica),
スポンジロシウム(
Spondylosium planum),
ワムシ,
ミジンコ,
イタチムシ,
そのまま先へ進む(中津川市),12:08
ただし,前回は即,前方の舗装道へ出てしまったが,
ロープ柵沿いのどこかで採集できそうな場所はないか目をこらしながら歩いた。
保古の湖の水位が上がっているので,もしかするとロープ柵の際で採集できそうな場所があるかも,と期待したからだ。
あった!(中津川市),12:08, 12:09, 12:10
1枚目:湿地部分が遊歩道側へ広がっている場所があった。
2枚目:ここで
採集(保古の湖西端,湿地D-02)。
3枚目:導電率は 42μS/cm(27.8℃)。保古の湖の倍近くある。
とはいえさほど高い値ではない。
先週(
2016.05.15
),訪れた塚ノ杁池(名古屋市)は原生生物が豊富な場所だが,そこでも57μS/cm(23.2℃)あったからだ。
同日訪れた竜巻池(名古屋市)でも35-47 μS/cm(25.5-28.5℃)だった。
観察された生物:
小型鞭毛虫数種,
ディセマトストマ(Disematostoma minor),
フロントニア(Frontonia),
珪藻各種,
アオミドロ(Spirogyra),
ミカヅキモ(
Closterium intermedium),
ケンミジンコ,
ここは右へ(中津川市),12:11
前回はいったん左へ進んで,西側から湿地Dを眺めたが,結局,近付くことができず戻るしかなかった。
よって今回は左へ行くのを止めて,そのまま右折して保古の湖の北岸沿いを東へ進むことにした。
それにしても,路面を大量の土が覆っているのは何故だろう?
この時は気づかなかったが,3枚目をよく見ると,道路の反対側に伐採された木が山積みになっている(昨年は無かった,下段)。
ごく最近,近くで樹林の伐採が行われたようだ。
その際に作業車が出入りしたことで山の土が路面にまで広がったのだろう。
2015年05月の様子(2015.05.30,11:52撮影)。
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