みなかみ町(旧月夜野町)
大峰沼
Part II: 北岸〜西岸〜南岸
ここで採集されたサンプルの観察結果を Google で検索 お知らせ

採集日:2009.04.19 ウオッちず で位置確認

大峰沼南岸(みなかみ町),11:29
前方の沼にやや突き出した場所が,いつもの採集ポイント。

大峰沼南岸(みなかみ町),11:29-11:30
近くにはスミレサイシンViola vaginata)が結構咲いていた。 ここは,後で出てくるが,残雪もあるくらいで日当たりが悪い。 スミレサイシンは,こういった比較的日当たりの悪い場所でよく目にする。 後は道端の斜面など。

大峰沼南岸(みなかみ町),11:31-11:33
青々とした草が生えている場所で採集(大峰沼-4)。 後で気がついたが,前回の採集ではここよりもやや左側の方が原生生物の種数が多かった。 今回は南岸ではこの1サンプルしか採集しなかった。やや残念。
観察された生物: アスタシア(Astasia)?, ユーグリファ( Euglypha acanthophoraE. tuberculata), スピロストマム(Spirostomum ambiguum)多数, ラッパムシ(Stentor), ラブドスティラ(Rhabdostyla), モナス(Monas sp.), シヌラ(Synura), ケンミジンコ, ワムシ,

大峰沼南岸,途中から木道に入る(みなかみ町),11:33
採集ポイントのすぐ脇からこのような木道が始まる。

大峰沼,木道に入ったところで北方向をパノラマ撮影(みなかみ町),11:34

大峰沼南岸,残雪があった!(みなかみ町),11:34
1枚目:木道の右側を見ると白いものが目に入った。 2年前の同時期に来た時はたしかなかったはず。 往路で乗車したタクシーの運転手は,「今年は桜の開花はやや早いが,朝晩の冷え込みがきびしい」と話していたが, その寒さでまだ溶けずに残ったのだろうか。雪はそれほど多くなかったとも話していたので,降雪量が多かったのが 原因ではないはず。 2枚目:南側はこのような岩でできた崖になっているが,所々に残雪が見える。 なお,この岩場の上の稜線が大峰山の登山道で, 前回(2008.10.12)はそこを途中まで歩いた。

大峰沼,南端付近から西〜北〜東をパノラマ撮影(みなかみ町),11:35
1〜3枚目:この辺が沼の最南端。一番のビューポイント。 だが一番危険な場所でもある。 2年前(2007.4.15),ここを通った時は裏の崖から落ちてきた岩で木道が破壊されていた。
下段は2年前の秋(2007.10.21)に撮影したほぼ同じ位置の画像。


2007.10.21,13:21撮影。

大峰沼南岸,残雪を避けて歩く(みなかみ町),11:35
途中木道が途切れている場所がある。 ここは大きな岩場を通過することになるが,そこにも残雪があった。 滑ると危険なので雪の上を避けて通った。

大峰沼,南端付近から近くにある浮島を撮影(みなかみ町),11:36
1〜3枚目:パノラマ撮影。 この浮島はいつも同じ位置にあるか否か,過去にこの付近を撮影した画像と比較してみたが, 同じ位置から撮影した画像がないのではっきりしない。 もしかすると移動しているかも。

大峰沼南岸(みなかみ町),11:37
ここにも残雪があった。この先でふたたび木道に上がる(今回は写真無し)。

大峰沼,南東端近くから撮影(みなかみ町),11:39
1〜3枚目:その木道の上(沼の南東端付近)からパノラマ撮影。

大峰沼,東岸を北上する(みなかみ町),11:39
沼の東側に入ると木道はなく,普通の山道になる。

大峰沼,登山道との分岐(みなかみ町),11:40
ここを右折すると,大峰沼の登山道に入る。 既述したが, 前回(2008.10.12) はここでいったん沼を離れて登山道の途中(キレットの手前, 参照)まで歩いた。

大峰沼,東岸を北上する,沼岸にも残雪が・・・(みなかみ町),11:41
この辺は沼の南にある山の影になりやすいので雪が溶けにくいのだろう。 残雪の先の岸辺がいつもの採集ポイント。

大峰沼東岸(みなかみ町),11:42
1枚目:残雪近くの採集ポイントから対岸をパノラマ撮影。 今は芽吹く直前なので薄茶色だが,まもなく薄緑色に染まるはず。 ちなみに下段は, 3年前(2006.5.25)に撮影したもの。


2006.5.25,13:22-13:23 撮影。

大峰沼東岸,ここで採集,水垢はやや回復傾向?(みなかみ町),11:42-11:43
ここは大峰沼では,これまで 一番たくさんの原生生物が観察できた場所(2007.04.15)だが・・・。今回はどうだろう?
1,2枚目:水底は落ち葉や枯れ草で埋め尽くされているが,その中へピペットを入れると, 多少水垢が入った(大峰沼-5)。 下段は半年前(2008.10.12) の様子。 この時は前年の同時期(2007.10.21) に比べて原生生物の種数がかなり少なかった。
観察された生物: クリプトモナス(Cryptomonas), 渦鞭毛虫の一種, 小型太陽虫, ディフルギア( Difflugia penardiD. penardi), Lesquereusia, プロロドン2種(Prorodon), コレプス(Coleps), ディセマトストマ(Disematostoma bütschlii), ミドリゾウリムシ(Paramecium bursaria), 棘毛類繊毛虫, シヌラ(Synura), サヤツナギ(Dinobryon sertularia), 珪藻各種, グロエオモナス(Gloeomonas tecta), コエラストルム(Coelastrum reticulatum), ミカヅキモ(Closterium), ツヅミモ( Cosmarium obsoletum), イボマタモ( Euastrum sinuosum), ネジモ(Spirotaenia condensata), ワムシ,


2008.10.12,12:38-12:39 撮影。

Part III: 東岸〜北岸 2009.04.19, 11:43 - 11:59
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