１枚目：斜面側に続く ミズバショウ（Lysichitum camtschatcense）の群生。
２枚目：近くで採集（沼の原湿原-4）。
観察された生物： ツリガネムシ（Vorticella）， トリボネマ（Tribonema）， 珪藻各種， ミカヅキモ（ Closterium ehrenbergii）多数， C. ralfsii）， ケンミジンコ， ソコミジンコ， ワムシ， センチュウ，
| 妙高市／斑尾高原 |
| 沼の原湿原 Part III: 東端〜展望丘 |
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| 採集日：2010.05.09 | ウオッちず | で位置確認 |
沼の原湿原，細長い湿原の北東部を南西に向って進む（妙高市），10:16-10:17
１枚目：斜面側に続く
ミズバショウ（Lysichitum camtschatcense）の群生。
２枚目：近くで採集（沼の原湿原-4）。
観察された生物：
ツリガネムシ（Vorticella），
トリボネマ（Tribonema），
珪藻各種，
ミカヅキモ（
Closterium ehrenbergii）多数，
C. ralfsii），
ケンミジンコ，
ソコミジンコ，
ワムシ，
センチュウ，
沼の原湿原（妙高市），10:18
斜面近くのミズバショウ（Lysichitum camtschatcense）を望遠撮影
沼の原湿原（妙高市），10:19-10:20
表面に油が浮いたように見える場所で採集（沼の原湿原-5）。
観察された生物：
小型鞭毛虫数種，
スティコトリカ（Stichotricha），
小型繊毛虫数種，
珪藻少々，
ケンミジンコ，
沼の原湿原（妙高市），10:20
１〜３枚目：パノラマ撮影。
１枚目：前方に休憩所兼展望所になっている高台が見えてきた。
沼の原湿原（妙高市），10:21
木道脇に咲くリュウキンカ（Caltha palustris var. nipponica）
沼の原湿原，木道は左・右と蛇行する（妙高市），10:21-10:22
沼の原湿原，蛇行の途中からかつての木道跡を撮影（妙高市），10:22
１〜３枚目：パノラマ撮影。
３枚目：前方の並木に向って浅い溝が続いており，水が流れている。
これがかつての木道跡だ。
以前の木道は前方からやってきてここで右に曲がって先に見える高台へ向っていた。
2007年に右にあった木道が撤去され，替りにさきほどの入口からここまでの区間に新しく敷設された。
前回の様子（2007.4.26，10:11 撮影）
沼の原湿原，少し進んで木道跡を正面から撮影（妙高市），10:22
かつてはこの方向に木道があった。
今は手前から前方に向かって雪解け水が流れている。
ちなみに下段の画像は前々回（2006.6.17）向い側から撮影したもの。
この時は，湿原の中央を流れる水路（２枚目）沿いを歩いてきて，途中にある十字路でパノラマ撮影した。
下段１枚目に写っているのが翌年（2007）撤去された木道。
現在立っているのは，この画像だと木道の先端付近ということになる。
１〜３枚目：2006.6.17，10:03 撮影。
沼の原湿原（妙高市），10:23-10:24
リュウキンカ（Caltha palustris var. nipponica）の群生
沼の原湿原（妙高市），10:25
木道脇に大量のウキクサを発見。
ミジンコウキクサ（Wolffia globosa，長さ0.3-0.8 mm）かと思ったが，
葉状体が大きすぎる。
また，ミジンコウキクサには根は無いらしいが，これには先端に丸みのある根が１本ずつある（４枚目）。
どうやら，これはコウキクサ（Lemna minor，長さ3-4.5 mm）のようだ。
４枚目の画像から葉状体は指紋の5, 6本分の長さがある。
私の指紋6本は幅約3 mmなので，大きさから云ってもコウキクサにほぼ間違いない。
このような高地の湿原でウキクサを見たのは初めて。
高地といってもここの標高は820〜840 m なので平地で見かける植物も進入しやすいのかも知れない。
ここはもともと耕作地として利用されていた場所なので，その影響もあるのかも。
沼の原湿原（妙高市），10:25
コウキクサで覆われた水面から顔を出したミツガシワ（Menyanthes trifoliata）の新芽。
沼の原湿原，途中にあるＴ字路（妙高市），10:26
沼の原湿原，Ｔ字路の先にある休憩所（妙高市），10:26-10:29
１枚目：前回の画像と比較すると，木製ベンチと丸太の棒が撤去されているのがわかる。
２枚目：ここで採集（沼の原湿原-6）。
観察された生物：
キロモナス（Chilomonas paramecium），
小型繊毛虫数種，
ナベカムリ（
Arcella vulgaris，
Arcella sp.），
トゲフセツボカムリ（
Centropyxis aculeata，
C. ecornis），
ヒアロスフェニア（Hyalosphenia nobilis），
アミカムリ（Nebela collaris），
サイフォデリア（Cyphoderia ampulla），
ユーグリファ（Euglypha filifera），
トリネマ（Trinema sp.），
アスピディスカ（Aspidisca），
珪藻各種，
ケンミジンコ，
カイミジンコ，
前回の様子（2007.4.26，10:15 撮影）
沼の原湿原，元の木道に戻る途中，その下を滔々と水が流れていた（妙高市），10:30
沼の原湿原，木道から小丘へ上がる（妙高市），10:30
沼の原湿原，丘に上がって元来た方向をパノラマ撮影（妙高市），10:31
沼の原湿原，休憩所の前で右に折れる（妙高市），10:31
沼の原湿原，湿原の中央付近を南北に流れる小川を渡る（妙高市），10:32
| 目 次 | 1. 駐車場〜湿原入口 | 2. 入口〜東端 | 3. 東端〜展望丘 |
| 4. 展望丘〜南西端へ | 5. 〜南西端〜西縁の休憩所 | 6. 〜北端〜中央〜 | 7. 中央〜駐車場 |