八幡平市(旧松尾村) |
三ッ石湿原
Part I: 三ッ石山荘北側 |
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採集日:2008.08.13 | ウオッちず | で位置確認 |
三ッ石山荘が見えた(八幡平市),10:49
花の撮影を終えて少し進むと,前方に避難小屋(三ッ石山荘)が見えてきた。
山荘の周囲に三ッ石湿原が広がる(八幡平市),10:49
1,2枚目:木道は途中でT字路に出る。
後出する山荘の壁に貼ってある
案内図のとおり,
登山口から登り始めてちょうど2時間(08:50-10:49)で到着した(注)。
注:復路(下山コース)は,案内図では1時間20分となっているが,私の場合,1時間44分かかった(11:28-13:12)。
これは疲労がたまったせいもあるが,左膝が悪いのでもともと下りに弱いのがそのまま結果となって現れたといえる。
T字路を右折する(八幡平市),10:49-10:50
1〜3枚目:T字路の前から左〜前〜右を撮影。
1枚目:左は東にある大松倉山の頂上を通って網張温泉や岩手山へ通じるルート。
2枚目:前方には大きな池塘があるが,木道からは遠く離れている。画面には写っていないが,木道近くの池塘?は干上がっていた。
3枚目:三ッ石山荘方向を見ても木道の両脇には池塘らしきものは見えない。
ちょっとがっかりしたが,山荘の奥にも湿原があるはずなので,そちらに期待して山荘方向へ向うことにする。
三ッ石湿原(八幡平市),10:50-10:51
T字路付近で撮影。
サワギキョウ(Lobelia sessilifolia)と
ミタケスゲ(Carex michauxiana var. asiatica)?
三ッ石湿原(八幡平市),10:51
そして,ウメバチソウ(Parnassia palustris)。
八幡平ではこの季節よくこの花を見かける。
これは
昨年(2007.8.23),八幡沼湿原でみかけたものと同様,仮雄蕊(かゆうずい)を持つ。開花してまもないはず。
9月になるとこの仮雄蕊は無くなる。
三ッ石湿原(八幡平市),10:52
1〜3枚目:三ッ石山荘方向を向いて木道左(東)側の湿原をパノラマ撮影。
既述したように,木道から遠く離れた位置に大きな池塘(1,2枚目)がある。残念ながら採集不可。
3枚目:木道脇には泥が露出した場所がある。干上がった池塘だろう。
三ッ石湿原(八幡平市),10:52-10:53
1枚目:三ッ石山荘へ向う前に,反対側へ歩いてみることにした。大松倉山方面にも湿原があるか確認するためだ。
2,3枚目:少し歩いただけだが,すぐに笹薮と木立の中となり,湿原らしき場所は見当たらなかった。
薮の手前で引き返した。
三ッ石湿原(八幡平市),10:54
1,2枚目:T字路を過ぎ,三ッ石山荘へ向って進む。
三ッ石湿原(八幡平市),10:54-10:58
既述したように,木道の左側には干上がった池塘らしき場所がある。
この後,どれくらい採集できるかわからないので,ひとまず,まだ湿り気のある表面の泥だけでも
採集(三ッ石湿原-1)しておくことにした。
しかし,以下のように,ここにいた原生生物はごくわずか。
ミツガシワが生えているので,水のある時期もたしかにあったはずだが,このように種数が少ない原因は不明。
観察された生物:
ディフルギア(
Difflugia elegans),
珪藻各種,
イボマタモ(
Euastrum cuneatum,
E. sinuosum),
ミジンコ,
センチュウ,
三ッ石湿原(八幡平市),10:59
少し先を見ると,泥の表面に動物の足跡があった。
4ないし5本の指跡があるので偶蹄目ではなさそうだ。キツネか何か?
三ッ石湿原(八幡平市),10:59-11:00
コバギボウシ(Hosta albo-marginata)。
Part II: | 三ッ石山荘南側 2008.08.23, 11:00 - 11:09 |