仙北市(旧田沢湖町)
田代平
Part VII: 田代平山荘〜湿原南端
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採集日:2011.08.27 ウオッちず で位置確認

田代平山荘前の池塘(仙北市田沢湖田沢),11:26
山荘前で木道を右折するとこのような光景が現れる。

田代平山荘前の池塘(仙北市田沢湖田沢),11:26-11:27
1〜3枚目:パノラマ撮影。 木道は手前までしかないが,池塘の両側には踏跡がしっかりついている。 3枚目:右の踏跡を辿って池塘へ近付く。


前回の様子(2009.06.28,11:05撮影)。

田代平山荘前の池塘(仙北市田沢湖田沢),11:27
池塘の縁で採集(田代平山荘前の池塘)
観察された生物: 共生藻を持つチラキディウム(Thylakidium), ナベカムリ(Arcella sp.), トゲフセツボカムリ( Centropyxis aculeata), ディフルギア( Difflugia elegansDifflugia sp.), ブルボケーテ(Bulbochaete), サヤミドロ2種(Oedogonium), ウネリマクラ(Docidium undulatum), ミカヅキモ( Closterium abruptum), C. pronum, ツヅミモ( Cosmarium globosum, ホシガタモ( Staurastrum asteriasS. iotanumS. wandae), イボマタモ( Euastrum ampullaceumE. sinuosum), トゲツヅミモ(Xanthidium armatum), カワモズク(Batrachospermum), クロオコッカス( Chroococcus pallidusC. turgidus), メリスモペディア(Merismopedia), ワムシ, ミジンコ, クマムシ, センチュウ, 共生藻を持つ渦虫類,

田代平山荘前の池塘(仙北市田沢湖田沢),11:27-11:28
1〜4枚目:パノラマ撮影。

田代平山荘前の池塘(仙北市田沢湖田沢),11:28
1〜3枚目:上と同じ位置で,腰をかがめて撮影。 2枚目:乳頭山(烏帽子岳,標高 1478 m)の登山道がわずかに見える。 望遠で撮影すればよかった。

田代平山荘(仙北市田沢湖田沢),11:28

田代平山荘(仙北市田沢湖田沢),11:29
1〜3枚目:山荘前で左前右を撮影。 前回(2009.06.28)は 右へ進んで途中まで登山道を歩いたが,湿原はなかったので引き返した。 今回は即,左折して元へ戻ることにした。
2枚目:山荘の壁には「厚生年金・国民年金,積立金還元融資施設,十和田八幡平国立公園,田代平山荘,秋田県」 と書かれたプレートがある。右には「雪おろし表示板」と題したプレートもあるが,詳細不明。

田代平分岐へ戻る(仙北市田沢湖田沢),11:32-11:33
1,2枚目:木道脇で実をつけていたアカモノGaultheria adenothrix)。 3枚目:GPSで現在地を確認。地図上のポインタからは標高 1272 m 付近と読める。 4枚目:Barometer 968.6 mb, Elevation 1281 m

田代平分岐へ戻った(仙北市田沢湖田沢),11:36-11:38
2枚目:分岐の木道に腰掛けてアンパンを食べた。 食べ終わった頃,孫六登山コースから男性3人(いずれも70才代)が上がってきた。 慌てて大白森方向へ移動して,3人をやり過ごした。 三人は分岐の標柱を確認した後,乳頭山に向けて歩いていった。 今回,孫六登山口から田代平までを往復する間に遭遇した登山者はこの3人のみ。非常に少なかった。

田代平,木道を南西へ進む(仙北市田沢湖田沢),11:44
1,2枚目:パノラマ撮影。 1枚目:秋田駒ヶ岳がよく見える。 2枚目:木道の先には田沢湖の湖面が見える。

前回同様,下りは杖を使うことにした(仙北市田沢湖田沢),11:45

田沢湖を望遠撮影(仙北市田沢湖田沢),11:45

田代平を南西へ(仙北市田沢湖田沢),11:45
1,2枚目:パノラマ撮影。 2枚目:右(西)には森吉山(標高 1454.2 m)とヒバクラ岳(標高 1326 m)かも知れない2つのピークが見える。

森吉山とヒバクラ岳かも知れない山を望遠撮影(仙北市田沢湖田沢),11:46

孫六登山コースを下る(仙北市田沢湖田沢),11:48
今回は,下りに実質どれくらい時間がかかるかを知るために。写真撮影は控えることにした。 が,しかし・・・。後述するように,写真撮影を控えたにもかかわらず,予想外に下りに時間がかかった。 前回より20分長い。 前回は下り始めから足首が疲労してフラフラの状態で降りたにもかかわらず今回より速かった。 今回は,前回ほど足首の疲労感は無かったのだが・・・。 何度も書くが,雨の後で路面が湿って滑りやすかったので,多少は遅くなるとしても,20分は差が大きすぎる。 老化だろうか・・・。
なお,前回(2009.06.28) 孫六登山コースを下り始めたのは 11:27。21分早かった。 ただし,田代平に着いたのも14分早かった(前回 10:08,今回 10:22)ので, 田代平での滞在時間はさほど変わらない。

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