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2016.06.19, Part II

〜大更駅〜安比高原/遊々の森

好魔駅に停車(盛岡市),10:01
ここは乗換駅で,ホームが2つある。そのため,前方に2番線,3番線へ移動するための連絡通路へ上がる階段がある。 乗車している列車は大館行きなので,ここからJR花輪線に入る。

岩手山が真横に見えるようになった(八幡平市),10:03

まもなく大更駅(//),10:07, 10:08, 10:11

2014年07月の様子(2014.07.06,10:35-10:36撮影)。

2013年05月の様子(2013.05.18,10:19撮影)。

大更駅に到着(八幡平市),10:12
1枚目:降りてすぐ進行方向(北)を撮影。 2枚目:180度回転して後方を撮影。

大更駅,駅前の様子(八幡平市),10:13
これを撮影した後,後方にあるトイレに寄り,その後,即,前方に停車中のタクシー(2枚目)に乗車して安比高原を目指した。


2014年07月の様子(2014.07.06,10:38撮影)。

2013年05月の様子(2013.05.18,10:25撮影)。

「あっぴ高原,遊々の森」の看板の前で下車(八幡平市),10:49
大更駅から30分余で到着した。降車の際,復路の予約をし, 14:30に,途中にある「ブナの駅」まで迎えに来てもらうことにした。
1枚目:この先に安比温泉へ向かう登山道がある。2013年の時は,途中まで自転車で往復した。 2枚目:前方が「奥の牧場」だが,その前に後方にある池へ向かう予定。 3枚目:立ち去るタクシーを見送る。
よく見ると,前回,前々回はロープ柵の右奥にある「黒滝」と書かれた標柱の右に2本の角材が並んで立っていたが, それらが今回は姿を消している(2枚目)。 また,黒滝の文字が前回は薄く消えかかっていたが,今回は黒さを取り戻している。 上書きされたようだ。


2014年07月の様子(2014.07.06,11:16撮影)。

2013年05月の様子(2013.05.18,11:34撮影)。
この時は,残雪があったため,途中でタクシーを降り,自転車を押しながらここまで歩いた。よってタクシーの姿はない。

奥の牧場の向かいにある駐車場(八幡平市),10:49
1枚目:駐車場の先に狭い道がある。 地図によれば,その先に大きな池があるらしいのだが,進むにしたがって薮が深くなったので,前回は途中で引き返してしまった。 しかし,その時撮影した画像をよくよく見ると,地面にはハッキリした踏跡が続いている,ように見えた。 ので,今回は,前回よりも奥まで進んでみようと考えていた。
2枚目:2014年07月の様子(2014.07.06,11:23撮影)。

駐車場の奥へ(八幡平市),10:50
少し進むと大きな水たまりがあった。 タクシーの運転手によると,最近雨が降ったそうなので,一時的にできる水たまりのようだ。 2枚目:現在地を確認。

水たまりの様子(八幡平市),10:50
かなり長い間,水がたまっているようだ。 しかし,水底にあるのは枯れ葉ばかりで,藻塊などは見当たらない。 採集せずに,水たまりの縁を通って先へ進む。

この辺は普通の山道だが(八幡平市),10:50
2枚目:2014年07月の様子(2014.07.06,11:23撮影)。

途中から樹林の中へ入っていく(八幡平市),10:51

あっぴ高原,遊々の森,樹林の中へ入っていく(八幡平市),10:51
今回はこの薄紫色の花が目についた。 ノコンギクに若干似ているが,1本の茎の先端にやや大きな花が1つだけついている。 初めてみる花だ。これはおそらく アズマギクErigeron thunbergii,キク科 ムカシヨモギ属) 。
ミヤマアズマギクErigeron thunbergii subsp. glabratu,キク科 ムカシヨモギ属) かも知れないが,違いがハッキリしない(注)。 これまでのところ,前者の可能性が高い(と思う)。

注:そもそも,こういった平地(低地)タイプと高山タイプを亜種に分けることじたいが正しいか疑問だ。 もしかすると,遺伝的変異ではなく環境変異かも知れないからだ。 どちらかを知るには,両者を同じ環境で育ててみればよいが,同一環境では片方が育たなければ確かめようがない。 遺伝子を調べるとしても,亜種内の遺伝的変異の幅をそれぞれ調べてからでないと亜種といえるほどの変異であるかどうかはわからない。 大変な時間と労力がいる作業になる。ということでハッキリさせるのは極めて難しいといえる。
また,この辺は,標高900m前後で,高山でもなければ低地でもない。こういった場所だと亜種を区別するのは難しいかも知れない。

前回はこの少し先で引き返した(八幡平市),10:51
2枚目:2014年07月の様子(2014.07.06,11:24撮影)。
前回,これ以上先へ進むのを断念したのは,薮が深そうに見えたのと, 地図を見ると,この先に建物が描かれていたことも影響している。 もし,通れるとすると,その建物への入口かも知れない。とすれば,そこから先へ進むのは躊躇せざるを得ないと思ったからだ。

薮をかき分けて進むと,,(八幡平市),10:52
また,大きな水たまりがあった。 こうなると,この先に人家があるとはなかなか思えない。 とりあえず,進めるところまで進んでみることにした。 人気の無い場所で,樹林の中だと若干,熊の存在が気になったが, あと少しだけ我慢して進むことにした。

広々した場所が現れた(八幡平市),10:52-10:53
1〜3枚目:パノラマ撮影。 4枚目:現在地を確認。 地図通りなら,ここに建物があるはずだ。 しかし,何も見当たらない。広場はその建物を撤去した跡のようだ。
とすれば,この近くに池があるはずだ。 左前方(1枚目)へ入ってみると,,,。

すぐ先に池が見えた!(八幡平市),10:53

前回,前々回到達できなかった池にやっと到達できた(八幡平市),10:53
1枚目:南側から全景を撮影。 2枚目:現在地を確認。 前々回訪れた際は,道路側でこの池から白鳥らしき鳥の鳴き声や,その他の鳥の鳴き声が聞こえたのだが,,。 今の時期は鳥の姿はまったく無かった。
名前がないと後々,説明が面倒になるので, とりあえずこの池は「長池」(仮称)と呼ぶことにする。

Part III: 遊々の森/奥の牧場(1)
2016.06.19, 10:54 - 11:07