保古の湖近く,樹林の中を歩く(恵那市),11:42-11:43
道の脇では色々な植物が成長しつつあった。
1,2枚目:
シシガシラ(Blechnum niponicum,シシガシラ科 ヒリュウシダ属)
かと思うが,葉が先細りな点がやや気になる。よくよく調べると,シシガシラでは,葉の一部がこのようになるのは
決して珍しくなかった。ただし,それがこのように全体に及ぶのは珍しいかも。
3枚目:
ウリハダカエデ(Acer rufinerve,カエデ科 カエデ属)
樹林の中を歩く(恵那市),11:43
次第に両側にササが増えてくる。
樹林の中を歩く(恵那市),11:45
1枚目:これは
??()
やはり
モミジイチゴ(Rubus palmatus var. coptophyllus,バラ科 キイチゴ属)
?
2,3枚目:
??()
保古の湖近く,樹林の中を歩く(恵那市),11:46
これは花が終わった
アセビ(Pieris japonicaツツジ科 アセビ属)
だ。花は下向きだが実は上向きにできるそうだ。
これからもっと大きくなるようだ。
この後,いたるところに実をつけたアセビがあった。
樹林の中を歩く(恵那市),11:47
これは
クマザサ(Sasa veitchii,イネ科 ササ属)
?
その先に「保古山分岐」がある(恵那市),11:48
左の石の脇が保古山へ上がるルートだ。ここはこのまま直進。
2015年05月の様子(2015.05.30,11:37撮影)。
「保古山分岐」を過ぎた後の様子(恵那市),11:49
最初は平坦な道だが,,。
足下の様子(恵那市),11:50
たくさんの草が芽吹いていた。
この辺は,あまり人が歩いていないということだ。
徐々に下り坂となる(中津川市),11:50-11:51
2枚目:この少し手前で市境(恵那市→中津川市)を越えた。
保古の湖の西側を北へ進む(中津川市),11:52-11:53
1枚目:傾斜がややきつくなると階段道となる。
2枚目:階段を降りはじめた時に撮影。
3枚目:階段が終わった時に撮影。
まだGPSのポインタが先端に移動してないが,赤い線はすでに現在地まで伸びている。
階段がどれくらい続いているかがわかる。
2,3箇所で沢にかかる橋を渡る(中津川市),11:54
2枚目:橋の手前の様子。
ここも芽吹きで覆われている。
3枚目:橋の下を撮影。わずかだが水が流れている。
まもなく保古の湖の西岸近くにある湿地Dだ(中津川市),11:55
3枚目:前回からすでにあったが,木々にはアルファベットと数字で書かれたラベルが張られていた。
2015年05月の様子(2015.05.30,11:43撮影)。
左にロープ柵のある場所がある,ここが湿地Dだ(中津川市),11:56
前回訪れた際は,奥にわずかに見える湿地を眺めるだけで通り過ぎるしかなかったが,,。
湿地D(中津川市),11:56, 11:56, 11:58
1枚目:ロープ柵沿いはほとんど笹薮だが,わずかにコケが迫り出している場所があった。
2枚目:隆起したコケの間にわずかだ窪んだ場所があり,そこに泥がたまっていた。
水の多い時期には水路になるように見える。
3枚目:よって原生生物はあまり期待できないが,とりあえず
採集(保古の湖西端,湿地D-01)。
黒い泥しかないので,導電率をはかるのは無理。
観察された生物:
ディフルギア(
Difflugia bacillariarum,
D. claviformis,
D. elegans),
Pontigulasia,
ユーグリファ(
Euglypha brachiata,
Euglypha sp.),
トリネマ(
Trinema lineare,
Trinema sp.),
小型繊毛虫数種,
珪藻各種,
クレブソルミディウム(Klebsormidium sp.),
ヒザオリ(Mougeotia),
センチュウ,
Part V: | 湿地D〜保古の湖北西端 2016.05.22, 11:59 - 12:11 |