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2015.10.05, Part V

瓢箪沼〜国道103号〜谷地湿原

案内図の先に瓢箪沼があった(十和田市),09:51

瓢箪沼,この奥に湿地があるようだ(十和田市),09:51

遊歩道を少し進んだところで,細長い瓢箪沼を横から撮影(十和田市),09:52
沼岸とその周辺はひどくぬかるんでいるようだ。とても水際には近付けない。

沼と湿地の間に大きな倒木があった(十和田市),09:52
倒木の下もぬかるんでいた。ここから湿地へ迫るのは無理だ。

遊歩道に戻ると,そこに「ひょうたん沼」の案内があった(十和田市),09:53

瓢箪沼,その先にある湿地(十和田市),09:53
湿地とその脇を通る遊歩道の間には急な段差があるので,遊歩道際から湿地に近付くのは難しい。 また,ここから見るかぎり湿地は葦のような背の高い草で一面覆われている。 原生生物はあまりいそうにない。無理して近付いても仕方がない。諦めた。

元へ戻る(十和田市),09:54
2枚目:iPad mini で現在地を確認。 このように地図に描かれたルートと,現在のルートは違っている。

沼の北端にある小屋(十和田市),09:56
あの辺なら水際に近付けるかも知れない。

瓢箪沼,小屋の裏を回って・・・(十和田市),09:56-09:54
2枚目:小屋の手前で 採集(瓢箪沼)
ここは日影だし,落ち葉が目立ったが,そのわりには原生生物が結構いた(種数)。
観察された生物: コロトネベラ(Korotonebella), 小型アメーバ, フセツボカムリ( Centropyxis aculeata?), フレンゼリナ(Frenzelina), スピロストマム(Spirostomum intermedium?), スチロニキア(Stylonychia), ディセマトストマ(Disematostoma bütschlii), フロントニア(Frontonia leucas), カンパネルラ(Campanella?), 小型繊毛虫数種, シヌラ(Synura), ワムシ, ケンミジンコ, センチュウ,

ふたたびタクシーに乗車し,国道103号を北へ,谷地湿原へ戻る(十和田市),10:02-10:03
2枚目:ここでも道路工事が行われていた。片側交互通行。

谷地温泉入口わきのT字路でタクシーを降車(十和田市),10:14
青森駅前(07:50頃スタート)からここまでの料金は,およそ15000円。
移動した距離を考えるとこんなものだろう。
1枚目:こちらは国道103号の続き。この後,ここを歩いて猿倉温泉の入口まで歩いた。 右に十和田湖方面行きのバス停がある(小屋付き)が,その脇が谷地温泉へ向う道路だ。 谷地温泉の先に高田大岳(標高 1552m)の登山口があるらしい。
2枚目:こちらは国道394号。田代平湿原から降りてきた道だ。
目指す谷地湿原は温泉側からは眺めるだけで,湿原には近付けないという情報があったので, なるべくならこの辺で採集できればと考えていた。
タクシーであの辺通った際,国道103号の手前にそれらしい場所があるのに気づいたので,まずはそこへ向うことにした。
しかし,タクシーを降りると,パラパラと小雨が降り出していた。 今日の予報では,午後から晴れるはずなのだが,,,。実際は逆だった。 即,いつも使っている(コンビニで買った500円の)レインコートを着た。 やれやれ。

ということで,まずは国道394号へ(十和田市),10:16

あった(十和田市),10:16
道路標識の下に湿原へ近付けそうな踏跡というか,人が通れる道があった。

少し進むと道は左右に分かれていたが(十和田市),10:17
1〜3枚目:パノラマ撮影。
3枚目:右は行き止りだった。 ということで左(1枚目)へ進むと。。。

湿原の南端に出ることができた(十和田市),10:17
ただし,薮の先は沼地で近くに道路の下を通る沢があるらしく, 湿原から流れだしてきた水が右へ向かってザーザーと大きな音をたてて落ちていた。 手前はやや入り江のようになっているので,さほど水の流れはないが, 水量が多いためか,若干だが水が流れている。 これでは原生生物は期待しにくいが,,。

谷地湿原,南端(十和田市),10:17, 10:19
1枚目:水際の様子。
2枚目:ここで 採集(谷地湿原-01)
腐食質は多いが,だからといって原生生物が多いとはかぎらない。さて。
観察の結果は,原生生物はほとんどいなかった。 近くを水が流れていたので,これは納得できる。皆流されてしまうからだ。
観察された生物: 小型アメーバ, 小型繊毛虫数種, 珪藻少々,

国道103号との合流点まで戻る(十和田市),10:20

右を見ると国道103号の左右にバス停があった(十和田市),10:21
1枚目:この時は気付かなかったが,左にもバス停がある。あちらが酢ケ湯温泉等を経由して青森駅に戻るバスが停まる場所だ。 右には車が停まっているので,わかりにくいが車の脇にバス停がある。裏には待合所もある。 2人の男女がバス待ちをしていた。右が十和田湖方面行きのバス停だ。
2枚目:その十和田湖行きのバス停を撮影。

バス停の先にある谷地温泉へ向かう道路へ入る(十和田市),10:21

Part VI: 谷地湿原〜国道103号を西へ歩く
2015.10.05, 10:22 - 10:40