十和田市 八甲田 |
瓢箪沼
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観察された原生生物名一覧(現在 11 種) |
採集日:2015.10.05 | ウオッちず | で位置確認 |
タクシーを降りたところでパノラマ撮影(十和田市),09:43
1枚目:車道は前方の楕円形の沼の手前で左にカーブして国道103号へ戻っていく。
2枚目:タクシーはその手前にある駐車場へ向って行った。
3枚目:右が蔦沼への入口だった。
私がここの沼を訪れると話したので,運転手はきをきかせて入口の手前で私を降ろしたようだ。
しかし,私が目指すのは,蔦沼ではなく,前方の温泉街の近くにある瓢箪沼だった(注)。
注:ここには以下の案内図にあるように,大小6つの沼がある(もっとあるかも)。
しかし,ネットにある画像を見る限り,ほとんどの沼は岸辺が深く落ち込んでいて周囲を樹林で囲まれている。
こういう場所には原生生物はほとんどいない。
唯一,湿地があるのが南にある瓢箪沼だ。ここは距離的にも一番近いので,ここだけを訪れる予定だ。
沼めぐり入口,蔦沼入口(十和田市),09:43
スロープの両側にそのように書かれた標柱が立っている。
沼めぐりコースの案内図(十和田市),09:44
案内板のタイトルは,「国指定十和田鳥獣保護区案内図」。
1枚目:その右半分が「蔦野鳥の森案内図」。そこに沼めぐりのコースが示されている。
2枚目:iPad mini で現在地を確認。
この時は気づかなかったが,ここから瓢箪沼へ向うコースの入口の位置が,この地図と実際が違っていた。
道路に囲まれた噴水池(十和田市),09:44
1枚目:こちらは「おみやげ」屋。
2枚目:池の奥にあるのが蔦温泉。
瓢箪沼への入口を探したが・・・(十和田市),09:46
手元の地図だと,この辺に沼に向うルートがあるはずだが,,。
手前にはロープが張られていて,斜面を上がれる場所はどこにもなかった。
よく見ると,かつて通路だったような場所があったが,,。近付けない。
案内板へ戻って入口を確認(十和田市),09:49
iPad mini の地図と違っていた。
現在の入口は蔦温泉の建物の脇にあるようだ。
iPad mini の地図では,瓢箪沼と菅沼をつなぐルートが描かれていない。
しかし,現在の沼めぐりコースはすべての沼がつながっている。
沼めぐりコースを敷設する際にルートのあちこちを変更したのだろう。
ここがその入口だった(十和田市),09:50
建物の左だが,それらしい案内がない。やや焦ったが,一応,狭い砂利道があるので入ってみた。
途中に「ひょうたん沼」の標識があった(十和田市),09:50
坂をわずかに上がった先に案内図が見えた(十和田市),09:51
遊歩道を少し進んだところで,細長い瓢箪沼を横から撮影(十和田市),09:52
沼岸とその周辺はひどくぬかるんでいるようだ。とても水際には近付けない。
沼と湿地の間に大きな倒木があった(十和田市),09:52
倒木の下もぬかるんでいた。ここから湿地へ迫るのは無理だ。
遊歩道に戻ると,そこに「ひょうたん沼」の案内があった(十和田市),09:53
その先にある湿地(十和田市),09:53
湿地とその脇を通る遊歩道の間には急な段差があるので,遊歩道際から湿地に近付くのは難しい。
また,ここから見るかぎり湿地は葦のような背の高い草で一面覆われている。
原生生物はあまりいそうにない。無理して近付いても仕方がない。諦めた。
元へ戻る(十和田市),09:54
2枚目:iPad mini で現在地を確認。
このように地図に描かれたルートと,現在のルートは違っている。
沼の北端にある小屋(十和田市),09:56
あの辺なら水際に近付けるかも知れない。
小屋の裏を回って・・・(十和田市),09:56-09:54
2枚目:小屋の手前で
採集(瓢箪沼)。
ここは日影だし,落ち葉が目立ったが,そのわりには原生生物が結構いた(種数)。
観察された生物:
コロトネベラ(Korotonebella),
小型アメーバ,
フセツボカムリ(
Centropyxis aculeata?),
フレンゼリナ(Frenzelina),
スピロストマム(Spirostomum intermedium?),
スチロニキア(Stylonychia),
ディセマトストマ(Disematostoma bütschlii),
フロントニア(Frontonia leucas),
カンパネルラ(Campanella?),
小型繊毛虫数種,
シヌラ(Synura),
ワムシ,
ケンミジンコ,
センチュウ,
ふたたびタクシーに乗車し,国道103号を北へ,谷地湿原へ戻る(十和田市),10:02-10:03
2枚目:ここでも道路工事が行われていた。片側交互通行。