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2015.05.30, Part IX

根の上湖北岸沿いを東へ

ふたたび木製橋を渡る(中津川市),12:43

ベンチもあった(中津川市),12:44

また橋を渡る(中津川市),12:44-12:45
2枚目:iPad mini で現在地を確認。

橋の両側の様子(中津川市),12:45
わずかだが水の流れがある。

左の薮に湿地が広がっていた(中津川市),12:45-12:46
1枚目:上流側(左)を見ると,水路というよりは湿地状になって続いてた。 もしかすると,水たまりがどこかにあるのではと期待して,少し薮に入ってみたが,笹ばかりで水たまりは見つからなかった。

根の上湖の北岸沿い,木製橋を渡る(中津川市),12:47
ミズバショウLysichitum camtschatcense,サトイモ科 ミズバショウ属) が葉を大きく広げていた。

根の上湖の北岸沿いを進む(中津川市),12:48
1,2枚目:前〜右をパノラマ撮影。 2枚目:既述したように,現在,根の上湖は堰堤工事のため水が抜かれている。 そのため,右は,青ではなく薄茶色の景色が続く。
3枚目:iPad mini で現在地を確認。 湿地A(注)まであと少し。

注:案内図には「湿地園」と書かれている。

根の上湖,湖面を見晴らせる場所があった(中津川市),12:48
対岸には大きな堰堤が続いているのがわかる(注)。 また,湖底だった場所には,たくさんの木の切り株があるのがわかる。 おそらく堰堤を作って水位を上げる際に,樹林帯だった場所に生えていた木々を伐採した跡だろう。 溜池となる前にも池はあっただろうが,元のサイズは今よりもずっと小さかったと推察できる。
この根の上湖と,さきほどの保古の湖について,過去(溜池になる前)の歴史を調べようとしたが, 今のところまったく手がかりがない。 後述するように,湿地A(湿地園)には,たくさんの原生生物がいた。 その中には高地の湿原にある池塘でよく見られる大型の接合藻や,大型の有殻アメーバがたくさん混じっていた。 ここもそれなりに高地(さきほどの根の上湖案内図によれば,標高910m)だが, それだけの多様性が得られるには,10年や100年では無理なので, おそらくここは大昔から湿地があったはずだ(おそらく数千年,または数万年前から)。

注:見るからに新しい。堰堤の補修をしたのだろうか? この後,根の上湖の東側を通った際,東岸側からあの堰堤(の一部)が見えた(後出)。

四阿の前を通過(中津川市),12:49
1,2枚目:パノラマ撮影。 手前で赤い花が咲いていた。
3枚目:iPad mini で現在地を確認。

根の上湖の北岸沿いを東へ(中津川市),12:48
チチブドウダンEnkianthus cenuus var. matsudae) ? 花の形はそっくりだが,やや赤味が少ない。 また,葉の鋸歯の部分も丸みがある。

ふたたび木製橋を渡る(中津川市),12:51
2枚目:ぬかるんでいはいるが,水の流れはない。
3枚目:iPad mini で現在地を確認。

木橋があり,その先にわずかだが木道?があった(中津川市),12:52

デザインの異なる橋もあった(中津川市),12:52
2枚目:ここはしっかり水が流れいていた。

根の上湖沿い,まもなく湿地Aだ(中津川市),12:53
ふたたび シロモジ(アカヂシャ,Lindera triloba,クスノキ科 クロモジ属)

左への分岐(階段)があった(中津川市),12:53
1,2枚目:パノラマ撮影。
3枚目:iPad mini で現在地を確認。 左の階段を上がると,車道へ出るようだ。よってここは右へ。

ここで右に折れる(中津川市),12:54
1,2枚目:パノラマ撮影。 左(1枚目)に大きな看板がある。 最初はここも分岐かと思ったが,前方にあるのは四阿で,その先は行き止りのようだ。
3枚目:iPad mini で現在地を確認。

大きな看板(中津川市),12:54
タイトルは「根の上湖周辺に生息するトンボ」。 これもだいぶ古そうだ。トンボの絵が描かれているようだが,かなり色褪せている。 トンボがたくさんいるということは,それだけこの辺に湿地が多いということだ。

Part X: 根の上湖湿地(湿地A),その1
2015.05.30, 12:54 - 13:02