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2014.05.31, Part IX

苔沼〜大平沼〜

苔沼,東端からの眺め(山形市),13:00
前回(2009.05.10)堰堤の内側にあった草地(浮島?)がすっかり姿を消していた。 自然に消えたのだろうか?それとも除去した?


2009年05月の様子(2009.05.10,12:31-12:32撮影)。

林道隔間沼線をさらに南へ(山形市),13:01-13:02
苔沼から先は今回始めて通るルートだ(注)。さてどうなるやら。 左右にくねりながら南へ向う。

注:後述するように,正確には,3年前(2011.11.02), この先にある狐越街道から大平沼までをタクシーで往復している。 ただし,途中で写真撮影していないので,記録はない。

狐越街道へ出た(山形市),13:03
2枚目:T字路の手前に立つ「林道隔間沼線」の案内。

林道隔間沼線と狐越街道(注)の合流点(山形市),13:03
1枚目:T字路の左(東)側。 地図には,ここから250mほど先に小さな池(沼)が描いてある。 当初の計画ではそこに立寄ってから西へ向うつもりだったが, この時点で,予定した時間(16:00)までに荒砥駅にたどり着けるがやや不安だったので, その池まで往復するのを止めてしまった。 しかし,後述するように,荒砥駅には予定より1時間半ほど前に着くことができたので,池に立寄っても十分間に合ったはずだ。 次回。
なお,その池の近くには,南へ向って伸びる道がある(はず)。 そこを進むと白鷹山(標高 994m)の東にある高森山(標高 783.7m)の西を通って南へ下っていく山道が続いている。 その高森山の西で峠越えをするのだが,そこが後出する「大平椿峠」?かも知れない。 地図には名前がないのでわからないが,,,。

注:この付近は公式には「山形市道 三軒屋嶽原線」というらしい。 往路で通った大平入口(「ミズバショウとユキツバキの里 大平」と書かれた看板が立つ場所,山形市荻ノ窪)から, この先(西)にある林道 狐越線の終点(狐越,峠)までの区間だ。 そこから先は白鷹町中山までが林道 狐越線(後出)となるようだ。
下記のように, 3年前(2011.11.02), タクシーで山形駅に戻る際,大平入口から大平沼まで往復したことがあるが, 三軒屋嶽原線の途中は狭い道でかなり荒れていた。

右の角に立つ道標(山形市),13:03-13:04
1枚目:これから向う方向(西)には「大平・白鷹山」と書かれている。
2枚目:道路際で咲いている タニウツギWeigela hortensis,スイカズラ科 タニウツギ属)。

T字路の向いに沼地があった(山形市),13:05
iPad mini の地図にはこの付近には沼が描かれていなかったが, 道路の向い側からヨシキリや,モリアオガエルの鳴き声がさかんに聞こえてきた。 ということで,道路際の斜面を上がると,このような景色が現れた。

T字路の向いにある沼地(山形市),13:06
ピペットを差し込んでも水底に到達しない。かなり水深があるようだ。 水垢がまったく入らないので,結局,採集を諦めた。

狐越街道を西へ(三軒屋嶽原線,山形市),13:08
少し進んだところにも別の沼があった。
左の沼地は国土地理院の地図には描かれていなかったので,やや驚いた。 しかし,帰宅後,調べるとGoogle mapにはしっかり描いてあった。 道沿いに4つの方形の沼が描いてある。

T字路の向いにある沼地(山形市),13:08
再度,斜面を上がってみたが,様子はさきほどと変わらない。 採集中止。

狐越街道を西へ(三軒屋嶽原線,山形市),13:09

狐越街道を西へ(三軒屋嶽原線,山形市),13:10
前方左になにやら看板が現れた。

大平椿峠散策路入口?(三軒屋嶽原線,山形市),13:10
「雪椿まつり」と書かれた幟があちこちに立っていた。 この時は何なのかわからなかったので,そのまま通り過ぎてしまった。 戻ってから調べると,今年の5月14日(日)に 大平椿峠入口広場で「大平地区ユキツバキまつり」が開催されたらしい。 (左の広場のような場所が大平椿峠入口広場?,違うかも,注1)
しかし,この時は, 右の広場が何なのかわからないのと,その先になにやら建物があるので,もしかしたら私有地かも? と思えて,中に入る気力がわかなかった。 地図にはここから南東に伸びる道が途中まで描いてあり,その少し先(距離的には,さきほどのT字路により近い) 大小2つ(Google mapだと6つ,もしかするとそれ以上かも)の池がある。 どうやらその池の手前付近が「ユキツバキ・ミズバショウ群生地」らしい(注2)。 「大平地区ユキツバキまつり」を紹介したHPを見ると,その池の写真があった。 写真で見るかぎり採集ポイントとしてもよさそうだ。次回は是非,訪れたい。

注1:「大平椿峠」は南東にある高森山(標高 783.9m)の西にある峠のこと?
注2:Google mapだと池の近くに「大平椿峠散策路」という名前があり, その説明に「アウトドアアクティビティー」と記してある。

痛みの激しい看板(三軒屋嶽原線,山形市),13:10
「ミズバショウとユキツバキの里 大平」と書かれているようだ。 看板の下には「←ユキツバキ・ミズバショウ群生地」と書かれた案内もある。
後日,ネットで検索していると,現在は看板の下にある「←ユキツバキ・ミズバショウ群生地」と書かれたこの案内が 看板(案内図)の上に配置されている写真があった。 どうやら,その後,落下して下に移動してしまったようだ。

狐越街道を西へ(三軒屋嶽原線,山形市),13:12
少し進むと前方右に大平沼が見えてきた。

大平沼(山形市),13:12
この沼は,3年前(2011.11.02)に県民の森からタクシーで戻る際,県道17号を下って途中にある 「ミズバショウとユキツバキの里 大平」と書かれた看板のある分岐(大平入口)から,この 狐越街道を通ってここまで来たことがある。
2枚目:前方左に見えるのは(おそらく)片倉山(標高 733m)。 あの山の右隣に琵琶沼がある。
3枚目:沼の東側に斜面を上がっていく山道がある。 地図によれば,この先を進むと,北にある曲沼まで到達できるはずだ。 しかし, 5年前(2009.05.10) には,琵琶沼を訪れた後,苔沼へ向う遊歩道へ入って,途中でこの山道へ入って大平沼へ立寄ろうとしたが, そのルートへ入る分岐を見失って結局訪れることができなかった。


2011年11月の様子(2011.11.02,14:52撮影)。

狐越街道を西へ,大平沼の脇を通過(山辺町),13:13
右の小屋に「鯉」,「つり堀」の文字が見える。 ちなみに,ここは県民の森ではない。外側になる。 前方,大平沼の先からふたたび山辺町に入る。 ここから先も三軒屋嶽原線? 市道ではなくなるはずだが,,,。 よくわからない。

狐越街道を西へ(山辺町),13:14-13:15
1枚目:前方の山は白鷹山(標高 994m)の北尾根にある 標高 866mの小ピークのようだ。 あの右側にこれから通る狐越(峠)がある。 2枚目:前方右がさきほども撮影した片倉山(標高 733m)だ。 3枚目:右のキリの木で花が咲いていた。左にはフジの花も見える。

狐越街道を西へ(山辺町),13:15
キリPaulownia tomentosa,ゴマノハグサ科 キリ属) の花を望遠撮影。

Part X: 狐越街道を西へ
2014.05.31, 13:16 - 13:39