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2014.04.27, Part VI

飛水峡 甌穴群散策路(4)

飛水峡 甌穴群散策路,「2つ続く水たまり」の東側(奥)(七宗町),09:39
振り返って,再度,上麻生橋を撮影。

さらに奥(東)へ(七宗町),09:39
2枚目:前方に水たまりが続いているが,あそこから先は傾斜して川岸へ下がっている。 3枚目:右(南側)には赤い岩でできた岩盤の盛り上がりがある。
この付近は前回と同じ位置から撮影しているが, 前回はこの後,さらに右へ寄ってしまったようで,前方の水たまりでは採集しなかった。


2013年11月の様子(2013.11.01,09:26撮影)。

飛水峡 甌穴群散策路(七宗町),09:39
本来はもっと赤味があるのだが,今日は岩の表面が乾いているのと,空が霞んでいるせいか,色がおかしい。

水際に灌木が育つ水たまり(七宗町),09:40

水際に灌木が育つ水たまり(七宗町),09:40
上と同じ水たまりを南側からパノラマ撮影。
灌木近く(2,3枚目)は水際が深く落ち込んでいるので近付けない。 さきほど採集した「2つ続く水たまり」の東側に近い側(1枚目)は幅が狭いので, 両側の岩を足場にして採集できそうだ。

水際に灌木が育つ水たまり(七宗町),09:42
ということでここで 採集(甌穴群散策路-08)
観察された生物: 渦鞭毛虫の一種, エントシフォン(Entosiphon), スポンゴモナス(Spongomonas intestinum), 小型太陽虫, ヒアロディスカス(Hyalodiscus rubicundus), 小型アメーバ, フセツボカムリ( Centropyxis ecornis), ディフルギア( Difflugia sp.), トリネマ(Trinema sp.), メソディニウム(Mesodinium pulex), コレプス(Coleps sp.), ハルテリア(Halteria), スチロニキア(Stylonychia mytilus), キネトキルム(Cinetochilum margaritaceum), 珪藻各種, コエラストルム(Coelastrum microporum), エラカトスリックス(Elakatothrix gelatinosa), オーキスチス(Oocystis marsonii), ゲミネルラ(Geminella), ヒザオリ(Mougeotia), アオミドロ4種(Spirogyra)?, ホシミドロ(Zygnema), コウガイチリモ( Pleurotaenium trabecula), ミカヅキモ( Closterium ralfsii var. hybridum), ツヅミモ( Cosmarium connatumC. obsoletumCosmarium sp.), ハタヒモ( Netrium digitus v. lamellosum), ケズネモ(Gonatozygon brebissonii), Sphaerozosma, クロオコッカス(Chroococcus turgidus), ユレモ(Oscillatoria sp.), ミジンコ,

南側の赤い岩盤地帯を通って元へ戻る(七宗町),09:43
赤い岩に近付いて撮影。
前回(下段)は日影になっていたので,色合いが若干異なる。


2013年11月の様子(2013.11.01,09:28, 09:29撮影)。

岩石段丘の東端付近を撮影(七宗町),09:43
戻る前に段丘の東端をパノラマ撮影。 前回(下段)はここよりさらに先(東)へ進んだが,適当な採集ポイントはなかった。 よって,今回はここで引き返すことにした。


2013年11月の様子(2013.11.01,09:27撮影)。

赤い岩盤上を歩いて西へ(七宗町),09:44

灌木と赤岩の間にある水たまり(七宗町),09:44
前回,ここで採集したので,今回も採集することにした。


2013年11月の様子(2013.11.01,09:40撮影)。

灌木と赤岩の間にある水たまり(七宗町),09:45
ここで 採集(甌穴群散策路-09)。 この画像を見るかぎりオタマジャクシはいないように見えたが, 翌日の観察でオタマジャクシが一匹だけ入っていた。 調べたところ, ニホンアマガエルHyla japonica,アマガエル科 アマガエル属) のオタマジャクシだった。 ただし,リンク先にある画像は採集から5日後に撮影したもの。 採集直後はもっと小さかった(はず)。
前回はこの後,すぐに西へ向ったが,,,。
観察された生物: マルウズオビムシ(Peridinium), 渦鞭毛虫の一種, ミドリゾウリムシ(Paramecium bursaria), サヤツナギ(Dinobryon sertularia), コエラストルム( Coelastrum cambricum), Quadrigula, サヤミドロ(Oedogonium undulatum), ミクロスポラ(Microspora), アオミドロ2種(Spirogyra)?, ヒザオリ3種(Mougeotia), アルスロデスムス( Arthrodesmus extensus), ツヅミモ( Cosmarium globosumC. obsoletum v. obsoletum), ホシガタモ( Staurastrum aviculaS. connatum v. connatumS. oxyacanthum), ダルマオトシ(Hyalotheca dissiliens var. tatrica), ワムシ, ミジンコ,

飛水峡 甌穴群散策路(七宗町),09:46
1〜3枚目:左(東)を見ると,こちらにはややゴツゴツした岩場に水たまりがあった。 前回は採集していないので,近付いてみることにした。

飛水峡 甌穴群散策路(七宗町),09:46
手前にも小さな水たまりが2つあるが,ここはパス。

飛水峡 甌穴群散策路(七宗町),09:46-09:47
1枚目:なにげなく近くの岩盤を見ると小さなヘビがいた。 2枚目:やや望遠モードにして再度撮影。 これはヤマカガシRhabdophis tigrinus,ナミヘビ科 ヤマカガシ属)? まだ子供だ。 もっと近付いて撮影したかったが,すぐに姿を消してしまった。

ゴツゴツした岩場にある水たまり(七宗町),09:47

ゴツゴツした岩場にある水たまり(七宗町),09:48
藻塊は浮かんでいたが,水垢はあまりない。 ここで採集(甌穴群散策路-10)
観察された生物: トラケロモナス(Trachelomonas volvocina), アメーバ・プロテウス(Amoeba proteus), ラッパムシ(Stentor sp.), ツリガネムシ(Vorticella convallaria), ミドリゾウリムシ(Paramecium bursaria), 共生藻を持つチラキディウム(Thylakidium), シヌラ(Synura)多数, ヒザオリ2種(Mougeotia), ミカヅキモ( Closterium cynthia), ツヅミモ( Cosmarium globosum), ホシガタモ( S. connatum v. pseudoamericanumS. tohopekaligense, イボマタモ( Euastrum sinuosum), タテブエモ(Penium polymorphum), ケンミジンコ,

赤岩の上を通って先(西)へ進む(七宗町),09:49

2013年11月の様子(2013.11.01,09:41撮影)。

赤岩の上を通って先(西)へ(七宗町),09:50
左(1枚目)の盛り上がった場所の近くを通る。


2013年11月の様子(2013.11.01,09:42撮影)。

赤岩の上を通って先(西)へ(七宗町),09:51

Part VII: 飛水峡 甌穴群散策路(5)
2014.04.27, 09:52 - 10:07