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2013.09.10, Part IX

草の湯へ向う遊歩道〜草の湯分れへ戻る〜田代沼方面へ

「草の湯」へ向う登山道を進む(八幡平市),10:53
道は前方で大きく右にカーブしている。 カーブの先は急傾斜地になっているようだ。 そこを避けて南へ斜めに下っていく。

八幡平北西尾根,第11湿原(八幡平市),10:54
道が南向きになったところで,右に傾斜湿原が現れた。第11湿原とする。 湿原の一番奥,灌木地帯の近くに池塘がいくつかあるようだ。近付いてみることにした。

八幡平北西尾根,第11湿原(八幡平市),10:55
小さな池塘がいくつかあった。

八幡平北西尾根,第11湿原(八幡平市),10:55
その中央付近の池塘では糸状藻が大量増殖した池塘があった。 採集しようかとも思ったが,すでにだいぶ採集したし,こういった場所では原生生物は意外に少ない(種数が)ので止めた。

この辺でUターンすることにした(八幡平市),10:56

草の湯分れに戻る(八幡平市),10:56-10:57

草の湯分れに戻る(八幡平市),10:58

第8湿原を通過中(八幡平市),10:59-11:00

草の湯分れが見えた,右は第7湿原(八幡平市),11:01

草の湯分れ,今度はここを直進,田代沼へ向って登山道を下る(八幡平市/鹿角市),11:02

八幡平北西尾根を南西へ(鹿角市),11:02-11:03

左に小湿原が現れた,第12湿原とする(鹿角市),11:04

八幡平北西尾根,第12湿原(鹿角市),11:04-11:05
1枚目:ここにも奥に池塘があった。 2枚目:水底の様子。水深はかなり浅い。 3枚目:ここで 採集(八幡平北西尾根,第12湿原)。 水底を見た時は気づかなかったが,岸辺近くの水垢を吸い取ると黄緑色の粒が入ってきた。 共生藻を持つラッパムシ, Stentor pyriformis だ。 4枚目:iPad mini で現在地を確認。 航空写真は撮影しなかったが,航空写真を見てもここに湿原があることには気付かなかった。
観察された生物: 渦鞭毛虫の一種, カリキモナス(Calycimonas physaloides), ディフルギア( Difflugia bacillifera), アミカムリ(Nebela carinata), 共生藻を持つラッパムシ(Stentor pyriformis)多数, Chlorobotrys, イカダモ(Scenedesmus), エレモスフェラ(Eremosphaera viridis), サヤミドロ(Oedogonium), ヒザオリ2種(Mougeotia), ミカヅキモ( Closterium abruptum), アルスロデスムス( Arthrodesmus incus), ツヅミモ( Cosmarium globosumC. quadrifarium), ホシガタモ( Staurastrum hystrix), イボマタモ( Euastrum cuneatum), ハタヒモ(Netrium digitus)大&小, クロオコッカス(Chroococcus turgidus), シネココッカス(Synechococcus), ワムシ, ミジンコ,

八幡平北西尾根を南西へ(鹿角市),11:06, 11:07, 11:08
1枚目:道はかなりぬかるんでいた。所々に水たまりもある。 3枚目:これは ムシカリ(オオカメノキ,Viburnum furcatum,スイカズラ科 ガマズミ属)。

今度は右にやや広い湿原が現れた(鹿角市),11:09
第13湿原とする。

八幡平北西尾根,第13湿原(鹿角市),11:10
わずかに水たまりがあったが,,,。採集中止。

八幡平北西尾根,第13湿原(鹿角市),11:12-11:13
1枚目:やや日射しが強まったのでザックが暖まりすぎないようミネラルウォーターをかけた。 2枚目:iPad mini で現在地を確認。 ここも航空写真を見ても湿原があることには気付かなかった。 この辺は地図のルートとGPSの軌跡はほぼ一致している。

Part X: 田代沼へ
2013.09.10, 11:15 - 11:35