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2013.06.24, Part XI

失敗〜大仁郷湿原駐車場へ戻る

国道342号沿いの小湿原へ(東成瀬村),12:45
1〜3枚目:パノラマ撮影。 さらに斜面を上がると,平坦な場所に出た。全体が湿地であちこちに白い果穂をつけた ワタスゲEriophorum vaginatum,カヤツリグサ科 ワタスゲ属 ) の姿があった。 斜面との境の地面はややしっかりしているが,先へ進もうとすると,ズブズブと靴が沈んだ。 歩けるのは周囲の潅木の側くらいしかなさそうだ。

国道342号沿いの小湿原へ(東成瀬村),12:45
湿地(湿原?)の手前の斜面にはウマスギゴケPolytrichum commune)が育っていた。 画像でわかるように,この辺は砂利の地面で足下はしっかりしている。 しかし,上記のように,少し湿地側へ足を踏み出すと草の中に靴が沈みこんでしまう。

国道342号沿いの小湿原へ(東成瀬村),12:46
湿地(湿原?)の縁に立って再度パノラマ撮影。

国道342号沿いの小湿原へ(東成瀬村),12:46
しゃがんで ワタスゲEriophorum vaginatum,カヤツリグサ科 ワタスゲ属 ) の群生の様子を低い位置から撮影。

国道342号沿いの小湿原へ(東成瀬村),12:46-12:47
湿地との境を左へ移動すると,輪郭がはっきりしない水辺があった。 これは池塘とは呼べそうにない。雪解け時に一時的に現れる水たまりのようだ。

国道342号沿いの小湿原へ(東成瀬村),12:47
近くには,ややまばらだた白い果穂をつけた ワタスゲEriophorum vaginatum,カヤツリグサ科 ワタスゲ属 ) の姿があった。

国道342号沿いの小湿原へ(東成瀬村),12:47
池塘らしくない水たまりで 採集(国道342号近くの傾斜湿原)。 原生生物はわずか。
観察された生物: 小型繊毛虫数種, 珪藻各種, ミクロスポラ(Microspora), クロオコッカス(Chroococcus sp.),

国道342号沿いの小湿原へ(東成瀬村),12:48
ここにもモウセンゴケDrosera rotundifolia)が。

iPad mini で現在地を確認?(東成瀬村),12:49
あいかわらず画面にカメラや自分の姿が写りこんでしまい,画面の撮影ができない。

湿地と潅木地帯の間を通って先へ進む(東成瀬村),12:50

右へカーブすると・・・(東成瀬村),12:50

その先は行き止まりだった(東成瀬村),12:51
1,2枚目:パノラマ撮影。 1枚目:潅木の下に,ぬかるんではいるが木の生えていない隙間がある。 どうやらあそこの先に,これまで何度か訪れた「国道342号沿いの小湿原,その1」があるようだ。 2枚目:右へカーブした先,潅木の下に小さな池があった。 日射しのない薄暗い場所なので,ここでの採集はパス。

この茂みの先,10m?ほど先に「国道342号沿いの小湿原,その1」があるはずなのだが(東成瀬村),12:52
薮の距離はさきほどの沢近くの湿原と同じか,それより若干長い程度,のはず。 しかし,足下はぬかるんでいる(雪解け水の流路になっているようだ,ここを通れば,また靴が泥まみれになるだろう)し, 薮漕ぎをするとまたあちこち怪我をしそうだ。 ということで,ここをこれ以上先に進むのは諦めた。 往路で通った駐車場へ上がって,舗装道を通って国道342号沿いの湿原へ向った方が, 時間は多少かかったとしても,その方が無難だ。

元へ戻って沢を渡り,その先の斜面を上がる(東成瀬村),12:53

沢を渡る(東成瀬村),12:54
ここにも沢の中央,ちょうどよい位置に足置場がある。

駐車場に戻ったところで周囲を撮影(東成瀬村),12:56
1枚目:東側。前方に栗駒山荘が見えるのだが,,。 日射しがなくなったので,逆光になり周囲が薄暗く写ってしまった。 2枚目:西側。こちらへ進んで車道(県道282号 仁郷大湯線)へ出る。

駐車場の西端近くでパノラマ撮影(東成瀬村),12:57
1枚目:左が県道282号 仁郷大湯線。これから車道へ出て左折する。 2枚目:駐車場の端に周辺案内図がある。その左脇が大仁郷湿原へ向う遊歩道になっている(下段3枚目)。 遊歩道とはいえ,すぐに左に車道が見えるので,山を歩いているという雰囲気ではない。 6年前(2007.06.24) に歩いたことがある。
3枚目:画面の右端に小さな湿原が写っている。 あそこがさきほど訪れた湿原?のようだ。


2007年06月の様子(2007.06.24,09:19-09:20撮影)。

その湿原を望遠撮影(東成瀬村),12:57
湿原の奥に白い花が見える。 あれがタムシバ? 他の潅木のサイズ,位置などを湿原で撮影した画像と見くらべるとほぼ同じだ。 あそこがさきほど訪れた湿原に間違いない。

Part XII: 国道342号沿いの小湿原
2013.06.24, 12:58 - 13:09