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2013.06.01, Part V

琵琶沼(北岸沿いを西へ〜西岸沿いを南へ)

琵琶沼,北岸沿いを西へ,元へ戻る(山辺町),11:26

琵琶沼,北岸沿いを西へ(山辺町),11:27
レンゲツツジRhododendron japonicum,ツツジ科 ツツジ属) の姿もあった(望遠撮影)。

琵琶沼,北岸沿いを西へ(山辺町),11:27
コナラQuercus serrata,ブナ科 コナラ属)

北西端まで戻った(山辺町),11:30
往路と同様,倒木をくぐる。

琵琶沼,西岸沿いを南へ(山辺町),11:30
往路では北西端近くにあるいつもの採集場所がヒメカイウの大群生があったのと, 水位が下がり,水際が遠のいていたことで採集できなかった。 そこで少し南側にある別の場所で採集を試みることにした。 ここも何度が採集しているはずだが,今回は往路ではパスしてしまった。

琵琶沼西岸(山辺町),11:31
それはこのように若干薮があったためだ。 秋になると葉が落ちて沼岸へ近付きやすくなるので,その頃はたしか採集したはず。 今回は,やや億劫だったのと,沼岸が見えなかったこともあって通り過ぎてしまった。 西岸ではまだ一ケ所も採集できていないので,薮に入って沼岸へ近付くことにした。

琵琶沼西岸(山辺町),11:31
1,2枚目:パノラマ撮影。沼岸へ近付くと水があった。

琵琶沼西岸(山辺町),11:32
さらに水際へ近付く。

琵琶沼西岸(山辺町),11:32
1枚目:枯枝の上に足を置いて, 2枚目:なんとか 採集(琵琶沼-04) できた。
観察された生物: 渦鞭毛虫の一種, クリプトモナス(Cryptomonas sp.), ミドリムシ( Euglena acusE. spirogyraEuglena sp.), ウチワヒゲムシ( Phacus landekiensisP. lismorensis), トラケロモナス( Trachelomonas granulosaT. volvocina), アスタシア(Astasia sp.), エントシフォン(Entosiphon), スポンゴモナス(Spongomonas intestinum), リピドデンドロン(Rhipidodendron), 小型鞭毛虫数種, ポンフォリクソフリス(Pompholyxophrys sp.), コロトネベラ(Korotnevella), フセツボカムリ( Centropyxis aculeata), フレンゼリナ(Frenzelina), コレプス( Coleps heteroacanthus), ウロトリカ( Urotricha platystoma), ディセマトストマ(Disematostoma bütschlii), レンバディオン(Lembadion bullinum), ミドリゾウリムシ(Paramecium bursaria), ヒスチオバランティウム(Histiobalantium natans), バキュオラリア(Vacuolaria virescens), ビトレオクラミス(Vitreochlamys), ユードリナ(Eudorina), ツルギミドロ(Draparnaldia plumosa), スチゲオクロニウム(Stigeoclonium sp.), コウガイチリモ( Pleurotaenium trabecula), ミカヅキモ( Closterium dianaeC. intermediumC. moniliferum), ホシガタモ( Staurastrum connatumS. forficulatum), アルスロデスムス( Arthrodesmus extensusA. triangularis var. latiusculum), オクトカンチウム( Arthrodesmus octocornis), イボマタモ( Euastrum denticulatum), ワムシ, イタチムシ, センチュウ,

琵琶沼西岸からの眺め(山辺町),11:32-11:33
立ち去る前にここでも屈んでパノラマ撮影。 この辺はヒメカイウと ミツガシワMenyanthes trifoliata,ミツガシワ科 ミツガシワ属) が混じって生えているようだ。 ・・・と最初は思ったが,よく見るとほとんどがミツガシワのようだ。 ヒメカイウの群生は屈曲点付近だけなのかも知れない。

琵琶沼,西岸沿いを南へ(山辺町),11:33, 11:33, 11:35, 11:36
アマドコロPolygonatum odoratum var. pluriflorum,ユリ科 アマドコロ属) ではなく ホウチャクソウDisporum sessile,イヌサフラン科 チゴユリ属) が群生していた。

琵琶沼,西岸沿いを南へ(山辺町),11:37
南端が近付くと チゴユリDisporum smilacinum,イヌサフラン科 チゴユリ属) も目につくようになった。 既述したが, 先週訪れた大峰山登山道&大峰沼周回路 ではこのチゴユリがたくさん咲いていた。


大峰山登山道にて(2013.05.25,12:32撮影)。

琵琶沼,西岸沿いを南へ(山辺町),11:39-11:40
これは開花中の ヒメアオキAucuba japonica var. borealis)? 以前にもこの辺で赤い実を付けたヒメアオキ?を撮影したことがある。それが下段だ。 5月に撮影しているのでやや不思議に思ったが, Wikipediaによると,ヒメアオキの花期は3〜5月で,果実は秋頃から赤く熟し「翌年の開花の頃までついている」そうだ。 なので,これが普通らしい。


2009年05月の様子(2009.05.10,11:47撮影)。

琵琶沼,西岸沿いを南へ(山辺町),11:41
これは??

Part VI: 琵琶沼周回路〜琵琶沼入口〜曲沼
2013.06.01, 11:42 - 11:57