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2012.12.24, Part V

柏ビレジ第一調整池ビオトープ〜柏ビレジ水辺公園

柏ビレジ第一調整池ビオトープ(柏市),14:13
2枚目:木道の右に昨年の台風で倒れたと思われる倒木がある。


2011年12月の様子(2011.12.11,12:55撮影)。
中心が関東地方を通った台風15号(9月22日前後)で倒れた可能性が高い。

2011年03月の様子(2011.03.27,12:57撮影)。
この時は倒れていなかった。

柏ビレジ第一調整池ビオトープ(柏市),14:13
前回に比べて時間が遅いので,すでに太陽が傾いて木道の周囲は日影に入ってしまった。 そのため,色彩が失われている。前回(下段)は日射しがあったので色鮮やか。 今回は前回より12日遅いので,その分,落葉が進んでいるのも影響している。 前回に比べると,木道の上にはたくさんの落ち葉がある。


2011年12月の様子(2011.12.11,12:56撮影)。

柏ビレジ第一調整池ビオトープ(柏市),14:14

1枚目:2011年12月の様子(2011.12.11,12:56撮影)。 2枚目:2011年03月の様子(2011.03.27,13:00撮影)。

柏ビレジ第一調整池ビオトープ(柏市),14:14-14:15
前回(2011.12.11)同様,水は澄んでいた。 ちなみに,前々回(2011.03.27)は水面に泡状の藻塊が浮かんでいた。 春が近付いている証拠だ。


2011年12月の様子(2011.12.11,12:56撮影)。

2011年03月の様子(2011.03.27,13:00撮影)。

2008年02月の様子(2008.02.11,15:03-15:04撮影)。

柏ビレジ第一調整池ビオトープ(柏市),14:16
ここはピペットの先が水底までは届かなかったので,水面に浮かぶ泥状のものと, 支柱に着いた水垢を 採集(柏ビレジ水辺公園-1)
観察された生物: 渦鞭毛虫の一種, クリプトモナス(Cryptomonas sp.), ミドリムシ(Euglena deses), レポキンクリス(Lepocinclis ovum), アスタシア(Astasia sp.), アニソネマ(Anisonema), 小型鞭毛虫数種, テカメーバ2種(Thecamoeba), マヨレラ(Mayorella), 小型アメーバ, ナベカムリ(Arcella sp.), ウロトリカ(Urotricha platystoma), コレプス(Coleps hirtus), メソディニウム(Mesodinium), ナスラ(Nassula), プルーロネマ( Pleuronema marinum多数, Pleuronema sp.), 棘毛類繊毛虫, シヌラ(Synura), ハネケイソウ(Pinnularia), 他の珪藻各種, クラミドモナス(Chlamydomonas sp.), フタヅノクンショウモ(Pediastrum duplex), イカダモ( Scenedesmus opoliensisS. quadricauda), ミクラクチニウム(Micractinium), ゴレンキニア(Golenkinia paucispina), 未同定の緑藻(ミクラクチニウムに似るが各細胞から太く長い棘?が1本だけコロニーの外に向って伸びる), クレブソルミディウム(Klebsormidium sp.), サヤミドロ(Oedogonium), アオミドロ(Spirogyra), ミクロキスティス(Microcystis), ユレモ(Oscillatoria sp.),

柏ビレジ第一調整池ビオトープ(柏市),14:16
間もなく出口。前方に水辺公園の池があるのだが,今回は逆光で見通せない。

前方の階段を上がって水辺公園へ向うのだが,その前に(柏市),14:17

柏ビレジ第一調整池ビオトープ(柏市),14:18
木道の右側で 採集(柏ビレジ水辺公園-2)。 ここはピペットの先が水底まで届いた。 落ち葉の上に溜った泥が混じった水垢を採集した。
前回はほぼ同時期だが,木道の周囲には青々した藻がたくさんいた。 しかし,今回は落ち葉の上は薄茶色をしていて,緑色はどこにもない。 この違いはどうして生じたのだろう?季節的には同じはずだが・・・。
観察された生物: ミドリムシ(Euglena sp.), ペラネマ(Peranema), 小型鞭毛虫数種, 小型太陽虫, コクリオポディウム(Cochliopodium sp.), キロドントプシス(Chilodontopsis hisionensis or C. vorax), ウロトリカ(Urotricha platystoma), コレプス(Coleps hirtus), ハルテリア(Halteria), アンフィシエラ(Amphisiella), プルーロネマ( Pleuronema marinum), 棘毛類繊毛虫, 小型繊毛虫数種, ハネケイソウ(Pinnularia), 他の珪藻各種, クラミドモナス(Chlamydomonas sp.), ミクロキスティス(Microcystis), ユレモ(Oscillatoria sp.),


2011年12月の様子(2011.12.11,13:02-13:03撮影)。

階段を上がって水辺公園へ(柏市),14:19

柏ビレジ水辺公園(柏市),14:20
ここに生えている樹木の多くは ラクウショウ (落羽松,Taxodium distichum ,Swamp Cypress,別名:ヌマスギ,スギ科ヌマスギ属)


2009年01月の様子(2009.01.17,15:03撮影)。

2008年05月の様子(2008.05.18,12:56撮影)。

柏ビレジ水辺公園(柏市),14:20
水際に近付いて池の西半分をパノラマ撮影。

柏ビレジ水辺公園(柏市),14:21
対岸にいるマガモAnas platyrhynchos)の群れをカメラを右に振りつつ望遠撮影。 ここには結構大きなカメもいるのだが(下段),さすがにこの時期は姿がない。


2010年05月の様子(2010.5.16,14:02撮影)。

柏ビレジ水辺公園(柏市),14:21
一ケ所にマガモ達が集まったので,再度,望遠撮影。

柏ビレジ水辺公園(柏市),14:23
いつもの採集ポイントへ。

柏ビレジ水辺公園(柏市),14:23
池際で地面から突き出ているのは ラクウショウ (落羽松,別名:ヌマスギ,Taxodium distichum ,スギ科ヌマスギ属)の呼吸根(直立膝根,しっこん)。

柏ビレジ水辺公園(柏市),14:24-14:25
ラクウショウの呼吸根近くで 採集(柏ビレジ水辺公園-3)
観察された生物: アニソネマ(Anisonema), ウルセオルス(Urceolus cyclostomus,痩せている?), ラフィディオフリス(Raphidiophrys sp.), 小型アメーバ, グロミア(Gromia), コクリオポディウム(Cochliopodium actinophorum), トラケリウス(Trachelius ovum), トコフリア(Tokophrya)?, アンフィレプタス(Amphileptus), コレプス(Coleps hirtus), プロロドン(Prorodon sp.), アスピディスカ(Aspidisca), フロントニア( Frontonia leucasFrontonia sp.), レンバディオン(Lembadion bullinum), ウロネマ(Uronema), プルーロネマ( Pleuronema marinum), キネトキルム(Cinetochilum margaritaceum), 棘毛類繊毛虫, フタヅノクンショウモ(Pediastrum duplex), イカダモ( Scenedesmus opoliensisS. protuberansS. quadricauda), ミクラクチニウム(Micractinium), セレナストルム(Selenastrum), ミクロキスティス(Microcystis), クロオコッカス(Chroococcus pallidus), ワムシ, ミジンコ, ケンミジンコ, ソコミジンコ, センチュウ,

柏ビレジ水辺公園,南北に細長い池の中央付近へ(柏市),14:26
池際にある青色のベンチが黄色いテープ柵で囲まれていた(2つだけは囲まれていない)。 最初はペンキ塗り立てかとも思ったが,そうではなさそうだ。 公園の近くには除染の案内があったが(撮影せず), そこから推測するとこのベンチは放射線量が規制値よりも高かったのだろう。 そのため座るのを禁止したと思われる。


2011年12月の様子(2011.03.27,13:21撮影)。
昨年はこのようにこのような措置はとられていなかった。

柏ビレジ水辺公園,南北に細長い池の中央付近へ(柏市),14:26
右端の3つのうち,真ん中の1つはテープ柵で囲まれていたが,両側には柵がなかった。

Part VI: 柏ビレジ水辺公園〜田中調節池
2012.12.24, 14:27 - 14:42