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2012.07.09, Part VIII

一ノ瀬園地・日本一平〜まいめの池

一の瀬園地,小梨の小道を北東へ(松本市),12:54
これから前方右手に見える一の瀬川(のバイパス?)に架かる橋を渡る。

橋が近付くと左の斜面から浸み出した?水が道路を横切っていた(松本市),12:54

橋の袂に立つ案内板(松本市),12:54

橋を渡ると広々とした芝生広場へ出る,この辺が「日本一平」(松本市),12:55

2011年07月の様子(2011.07.10,12:54撮影)。

2007年11月の様子(2007.11.4,12:49撮影)。

2006年06月の様子(2006.6.8,12:55-12:56撮影)。

一ノ瀬園地・日本一平からは乗鞍岳の眺めが良い,はずなのだが,,(松本市),12:56

一ノ瀬園地・日本一平から乗鞍岳を望遠撮影(松本市),12:56

一ノ瀬園地,芝生広場を横断し,ふたたび一の瀬川に架かる橋を渡る(松本市),12:56

一ノ瀬園地,橋の袂近くで咲く花々(松本市),12:57
これは何アザミ? ??

一ノ瀬園地,橋の袂近くで咲く花々(松本市),12:57-12:58
1,2枚目:これは花が終わったヤマオダマキAquilegia buergeriana), ないし,キバナノヤマオダマキAquilegia buergeriana f. flavescens)??, 3枚目:アヤメIris sanguinea)。

一ノ瀬園地,座望庵前の駐車場を横断,車道へ(松本市),12:58
駐車場脇の車道へ出て右折すると・・・。

駐車場の向いにある小湿原(松本市),13:00
「山菜・キノコ等の採取禁止」の看板(1枚目)があるだけで,とくに案内はないが, 奥へ続く踏跡がある(2枚目)。

駐車場の向いにある小湿原(松本市),13:00
踏跡を進むと・・・。

駐車場の向いにある小湿原(松本市),13:01
踏跡の先では水路に沿ってミズバショウが大きく葉を広げていた。 ここでは 2年前(2010.08.04)に採集したが, 原生生物はあまりいなかった。今回はどうだろう?

駐車場の向いにある小湿原(松本市),13:02
ミズバショウの周囲は水が流れている(2枚目)ので原生生物はあまり期待できない。 その手前にある水たまり(油のようなもの=鉄バクテリア?が浮いている)で 採集(駐車場の向いにある小湿原)
観察された生物: アニソネマ(Anisonema), ペラネマ(Peranema), フセツボカムリ( Centropyxis ecornis), ディフルギア( Difflugia sp.), Lesquereusia, アミカムリ( Nebela collaris), N. lageniformisに似た別種), ユーグリファ(Euglypha filifera), トラケロユーグリファ(Tracheleuglypha), サイフォデリア(Cyphoderia ampulla), ブレファリスマ(Blepharisma sp.), ウロトリカ(Urotricha), ハルテリア(Halteria), バラディナ(Balladyna), ウロレプタス(Uroleptus), ディセマトストマ(Disematostoma minor), ミドリゾウリムシ(Paramecium bursaria), 棘毛類繊毛虫, 珪藻各種, エレモスフェラ(Eremosphaera viridis), サヤミドロ(Oedogonium), アオミドロ(Spirogyra), ミカヅキモ( Closterium dianaeC. baillyanumC. intermedium), ツヅミモ( C. amoenumCosmarium sp.), アワセオオギ(Micrasterias truncata), ハタヒモ(Netrium digitus), ユレモ(Oscillatoria), Cylindrospermum, ソコミジンコ, カイミジンコ, センチュウ,

駐車場の向いにある小湿原(松本市),13:03-13:04
車道へ戻る途中,2010年の時と同様, エゾアカヤマアリFormica yessensis)の集団がいた。 3,4枚目:カメラを近付けると,警戒してお尻を上げギ酸を吹き掛けようとする姿勢をとった。


2010年08月の様子(2010.08.04,13:01撮影)。
この時は,石の上で(おそらく)ヒトに踏みつぶされた瀕死のアリの回りに仲間が集まっていた。

車道へ出て左折,少し歩くと左に「まいめの池」の案内がある(松本市),13:05
左の踏跡を辿って奥へ。

「まいめの池」の道標(松本市),13:05
今回の記録を編集する過程で,この先にある2つの池について名前の付け方が情報ソースによって 統一されていないことに気付いた(詳しくは後述)。
ここでは従来通り, ミズバショウが育つ手前のやや小さめの池を「まいめの池」, その奥の一段高い位置にあるより大きな池を「偲ぶの池」(今回は訪れなかった)と呼ぶことにする。
ちなみにネットを検索すると,この2つの池の名前が逆になっているか, あるいは,奥にある大きな池のみを「まいめの池」としているweb pageがたくさんある。 この道標には「まいめの池」の名前だけがあるのと, 奥の池の方が大きくて眺めが良いのでそちらだけに注目して手前にある池に気付かず(ないし無視して) 奥の池を「まいめの池」としている可能性が高い。

Part IX: まいめの池〜どじょう池へ
2012.07.09, 13:06 - 13:21